サンゲツのセグメント · 試作 · 2026年3月期
海外
米国など海外での壁装材の製造販売を中心とした海外インテリア事業と、設計・施工を手がける海外空間総合事業を担う。米国のKoroseal Interior Products Holdingsやシンガポールを拠点とするGoodrich Global、D'Perceptionなどの子会社を通じて手がけている。
- 壁装材
- 壁紙
- 壁面保護材料
何をしている事業か
<海外セグメント>海外セグメントに属する事業は、海外インテリア事業と海外空間総合事業です。
主な関係会社と、その会社が何をしているか。出資はサンゲツが持つ議決権の割合。
| 会社 | 何をしている会社か | 所在地 | 出資 |
|---|---|---|---|
| KOROSEAL INTERIOR PRODUCTS HOLDINGS, INC. | 海外 | 米国オハイオ州 | 100% |
| Goodrich Global Holdings Pte. Ltd. | 海外 | シンガポール | 100% |
| GOODRICH GLOBAL LIMITED | 海外 | 香港 | 100% |
| D'Perception Pte Ltd | 海外 | シンガポール | 70% |
印の無い会社は連結子会社。「関連会社」は持分法で利益を取り込む出資先。
数字の推移
2026年3月期の収益は350億円で、会社全体の17%。利益はセグメントの当期利益。セグメントの区分が変わった年は、前後を同じ物差しで比べられない。この区分で開示された年度だけを並べる。
| 年度 | 収益 | 利益 | 資産 | 従業員 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年3月期 | 150億円 | — | — | — |
| 2022年3月期 | 159億円 | -18億円 | 135億円 | 745人 |
| 2023年3月期 | 217億円 | -11億円 | 163億円 | 706人 |
| 2024年3月期 | 243億円 | -3億円 | 168億円 | 739人 |
| 2025年3月期 | 298億円 | -8億円 | 226億円 | 976人 |
| 2026年3月期 | 350億円 | -1億円 | 198億円 | 931人 |
その年の記述(有価証券報告書より)
経営成績の分析から
2026年3月期
- (海外セグメント)海外セグメントでは、海外関係会社の2025年1月から12月までの実績を、当連結会計年度の業績に算入しております。
- 海外セグメントに属する事業は、海外インテリア事業と海外空間総合事業です。
- 海外インテリア事業では、北米(米国・カナダ)においては、経営基盤や事業インフラの強化など内部改善が進展するとともに、営業戦略が奏功し、前年同期比で増収増益となりました。
- 海外空間総合事業では、2024年7月にグループ会社化した、設計・施工を事業領域とするD’Perception Pte Ltdにおいては、同地域全体の売上増加には寄与したものの、大型案件の工期遅延に伴う収益性の低下や一過性の追加コストの発生等により、営業損失となりました。
2025年3月期
- このような経営環境において、当社グループは2023年5月に見直した長期ビジョン[DESIGN 2030]および同時発表した中期経営計画[BX 2025](BX:ビジネストランスフォーメーション)に基づき、中核事業であるインテリア、エクステリア、海外、空間総合事業の強化・拡大を進め、スペースクリエーション企業への転換を図るとともに、次世代事業の創出を目指しています。
- さらに、海外セグメントにおける北米事業の牽引もあり、連結売上高は前年同期比で増加しました。
- (海外セグメント)海外セグメントでは、海外関係会社の2024年1月から12月までの実績を、当連結会計年度の業績に算入しております。
- これらの結果、海外セグメントにおける売上高は29,794百万円(前年同期比22.6%増)となり、北米では引き続き増収増益で推移している一方、アジアでの業績悪化、また第1四半期に計上したD'Perception Pte Ltdの株式取得に関する一時的費用や、同社を新たに連結したことに伴う体制整備費用等の販売費及び一般管理費の増加等により、営業損失は785百万円(前年同期は営業損失311百万円)となりました。
2024年3月期
- 海外経済においては、米国では良好な雇用情勢などを背景として個人消費の堅調さが継続した一方、中国では景況感の悪化に一服感はあるものの、広く関連産業を抱える不動産市場の低迷により経済全般は力強さを欠いた動向となりました。
- また、同時発表した中期経営計画[BX 2025](BX=Business Transformation)では、2023年度から2025年度までを「次の飛躍に備える3年間」と位置づけ、人的資本やデジタル資本の強化による基盤拡充を進め、商品・物流・施工・空間デザイン機能を活用したソリューション提案力を強化し、従来の主要商品・市場での拡張のみならず、今後成長が見込まれる商品群の拡充と販売戦略の強化、エクステリア分野の事業領域・地理的拡大、海外事業の強化・収益力向上を目指しています。
- 2023年7月には、これらの施策を着実に進めるために、従来の「商品軸」から「地域軸」へと組織の改編を実行し、「事業部門」「海外事業部門」を立ち上げ、国内・海外において事業を展開する地域単位での組織体制に改めて再編しました。
- 海外セグメントにおいては、中国・香港事業は不動産市場の低迷による回復遅れ、東南アジア事業はシンガポールを中心に機能強化策によるコスト先行の状況となっているのに対して、当セグメント内において事業規模の大きい北米事業の黒字化により、セグメント損失は前年同期比で改善いたしました。
2023年3月期
- 商品開発においては、持続可能な社会の実現に貢献する低環境負荷商品や、建材価格が上昇する中で低価格帯の戦略商品を拡充したほか、国内外のグループ会社の連携による海外向け商品の開発を進めるなど、各市場やニーズに合わせた商品戦略を実行しました。
- (海外セグメント)海外セグメントでは、海外関係会社の2022年1月から12月までの実績を、当連結会計年度の業績に算入しております。
- こうした環境下で、デザイン開発を強化している自社製造壁紙が市場の評価を得て好調に推移したほか、一部商品からの撤退を行った壁面保護材料事業の収益の改善が見られ、海外の大型医療物件への納品も売上に貢献しました。
- これらの結果、海外セグメントにおける売上高は21,670百万円(前年同期比36.0%増)、営業損失は1,065百万円(前年同期は営業損失1,821百万円)となりました。
2022年3月期
- 固定資産は60,417百万円と前連結会計年度末に比べ8,778百万円減少しましたが、これは主に海外セグメントにおける商標権の減損及び株式の売却による投資有価証券の減少によるものです。
- (海外セグメントにおける主要な無形資産の状況)当社は2016年11月に米国における壁装材製造販売会社であるKoroseal Interior Products Holdings,Inc.の全株式を取得し、連結子会社としました。
- このような状況下で、当社グループは、マーケットインを重視した商品・見本帳開発に取り組み、脱炭素社会の実現に貢献する環境対応型商品や、デフレ指向を強める市場に対応する商品を開発・発売したほか、海外事業においては、中国・東南アジア市場の組織体制を再編しました。
- (海外セグメント)海外セグメントでは、海外関係会社の2021年1月から12月までの実績を、当連結会計年度の業績に算入しております。
つながる図鑑
出典と生成
- 有価証券報告書 2026年3月期(S100YA8B)
- 有価証券報告書 2025年3月期(S100VY7B)
- 有価証券報告書 2024年3月期(S100TME8)
- 有価証券報告書 2023年3月期(S100QZ22)
- 有価証券報告書 2022年3月期(S100O6N1)
関係会社と取扱商品は直近の有価証券報告書、数字は各年度の有価証券報告書のセグメント情報から機械で読んだ。要約は有価証券報告書の記述だけから書き、数字と評価を含めない。
