会社図鑑
楽天グループ(4755)
楽天は、何で稼いでいる? 2025年12月期の売上収益は2.5兆円。平均年収は851万円(単体・サービス業482社の中で40位)。上場会社(証券コード 4755)。 英文社名は「Rakuten Group,Inc.」。旧社名は楽天(2021年の有価証券報告書まで)。
2025年12月期・有価証券報告書(2026-03-26 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 4755
- 有価証券報告書を出している子会社
- 楽天カード
- 業種(東証33業種)
- サービス業
- 決算日
- 12月31日
- 本社
- 東京都世田谷区玉川一丁目14番 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 29,419人・単体 9,989人
- 平均年収
- 851万円(単体・平均年齢 36歳・平均勤続 6.3年)サービス業の482社の中で40位・業種の中央値 580万円 サービス業の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- インターネットサービス 48.4%・フィンテック 34.5%・モバイル 17.1%
- 主な製品・ブランド
- ECサイト・オンライン・キャッシュバック・サイト・旅行予約サイト・ポータルサイト・デジタルコンテンツサイト・メッセージングサービス・クレジットカード関連サービス・銀行サービス・証券サービス・暗号資産の媒介
年収と従業員の推移(2021年12月期〜2025年12月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | — | 28,261人 |
| 2022年12月期 | 797万円 | 32,079人 |
| 2023年12月期 | 795万円 | 30,830人 |
| 2024年12月期 | 821万円 | 29,334人 |
| 2025年12月期 | 851万円 | 29,419人 |
事業の分類
分類の根拠:楽天グループ 有価証券報告書 2025年12月期 事業の内容。確認日 。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
ネット通販の市場と旅行予約を中心とするインターネットサービス、クレジットカード・銀行・証券の金融、そして携帯電話の3つが柱だ。通販と金融が利益を出し、携帯電話は基地局への大きな投資で長く赤字が続いた。
各サービスをポイントでつなぎ、1つの経済圏として利用者を回す形をとっている。
インターネットサービス48%通販の市場(出店料と手数料)、旅行予約、広告、スポーツやコンテンツ。
この区分はインターネットサービス事業を担う。楽天市場をはじめとする各種ECサイト、オンライン・キャッシュバック・サイト、旅行予約サイト、ポータルサイト、デジタルコンテンツサイトの運営を行う。メッセージングサービスの提供や、サイト上の広告販売、プロスポーツの運営も手がける。
- ECサイト
- オンライン・キャッシュバック・サイト
- 旅行予約サイト
- ポータルサイト
- デジタルコンテンツサイト
- メッセージングサービス
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| Ebates Inc. | 100% |
| Rakuten Kobo Inc. | 100% |
| Viber Media S.a.r.l. | 100% |
出資は楽天が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 9,992億円 | — |
| 2022年12月期 | 10,859億円 | 782億円 |
| 2023年12月期 | 12,123億円 | 768億円 |
| 2024年12月期 | 12,821億円 | — |
| 2025年12月期 | 13,697億円 | — |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- インターネットサービスセグメントの売上収益は前連結会計年度比6.8%増の1兆3,697億円、セグメント利益は同4.5%増の889億円となった。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
フィンテック35%クレジットカード・銀行・証券・電子マネー・保険。利益の柱。
この区分はフィンテック事業を担う。クレジットカード関連サービス、インターネットを介した銀行及び証券サービス、暗号資産の媒介、生命保険サービス、損害保険サービス、ペイメントサービスの提供を行う。
- クレジットカード関連サービス
- 銀行サービス
- 証券サービス
- 暗号資産の媒介
- 保険サービス
- ペイメントサービス
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 楽天カード(株) | 85.01% |
| 楽天銀行(株) | 49.26% |
| 楽天証券(株) | 51% |
| 楽天ペイメント(株) | 100% |
| 楽天損害保険(株) | 100% |
| 楽天生命保険(株) | 100% |
ほか1社。出資は楽天が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 6,191億円 | — |
| 2022年12月期 | 6,634億円 | 987億円 |
| 2023年12月期 | 7,252億円 | 1,229億円 |
| 2024年12月期 | 8,204億円 | — |
| 2025年12月期 | 9,759億円 | — |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- フィンテックセグメントの売上収益は前連結会計年度比19.0%増の9,759億円、セグメント利益は同30.3%増の1,999億円となった。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
モバイル17%自前の回線を持つ携帯電話と、法人向けの通信。大きな投資で赤字が続いた。
この区分はモバイル事業を担う。通信サービス及び通信技術の提供、電力供給サービスの運営、モバイル事業に関連する投資を行う。
- 通信サービス
- 通信技術
- 電力供給サービス
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 楽天モバイル(株) | 100% |
| Rakuten Symphony SingaporePte. Ltd. | 100% |
出資は楽天が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 2,275億円 | — |
| 2022年12月期 | 3,687億円 | -4,928億円 |
| 2023年12月期 | 3,646億円 | -3,375億円 |
| 2024年12月期 | 4,407億円 | — |
| 2025年12月期 | 4,828億円 | — |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- モバイルセグメントの売上収益は前連結会計年度比9.6%増の4,828億円、セグメント損失は1,618億円となった(前連結会計年度は2,089億円の損失)。
- 当連結会計年度の設備投資総額は2,873億円で、主に楽天モバイルの4G・5G基地局・ネットワーク設備の新設に投じた。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は日本の個人と、通販の市場に出店する店だ。個人は買い物・旅行・カード・銀行・証券・携帯を1つの会員としてまたいで使う。
業績5年
2025年12月期の売上収益は2.5兆円、営業利益は144億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は−1,779億円。
2021年12月期から2025年12月期までの5期で、売上収益は48%増えた。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2025年12月期が0.6%、2024年12月期が2.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率0.6%は、図鑑にある「人材・ネットサービス」の会社201社の中で上から160番目。中央値は7.5%で、低い方。
売上の伸び+48%は、上から91番目。中央値は+48%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上8,486万円は、上から15番目。中央値は2,813万円で、高い方。
売上の大きさは、201社の中で上から2番目。中央値は76億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2025年12月期の売上収益を100円とすると、費用に99円が出ていき、営業利益として1円が残る。当期利益:親会社の所有者に帰属はこの期はマイナスで、理由は頁末の注記にある。
会社の大きさ
連結の従業員数は29,419人。本社は世田谷区玉川一丁目14番。決算期は12月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり8,486万円になる。
何に左右される
携帯事業の赤字がどこまで縮むかが最も大きい。契約者数と基地局の投資の回収で決まる。通販は買い物の量で動き、金融はカードの分割払いや銀行の融資の貸倒れと金利で動く。
大きな投資を社債で賄ってきたので、金利が上がると利払いが重くなる。ポイントを配る費用は、経済圏を回すコストであり、配り方で利益が変わる。
この会社の技術
通販・金融・携帯の会員を1つのIDとポイントで束ねる仕組みと、自前の携帯網。
この会社を読む言葉
- 経済圏:1つの会社の複数のサービスを、ポイントや会員IDでつないだ集まり
- 取扱高:通販の市場で売買された商品の合計金額。会社の売上とは別
- 基地局:携帯電話の電波を出す設備。数と場所で通信の質が決まる
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 業界図鑑ネットのサービスは、何で稼いでいる?人材・ネットサービス
- 業界図鑑通信業界は、何で稼いでいる?通信
- 業界図鑑銀行は、何で稼いでいる?銀行
- 仕組み図鑑先に投資した設備は、どう費用になる?減価償却
- 仕組み図鑑営業利益と純利益は、なぜ違う?営業利益と純利益の差
ここへつながる図鑑
- 会社図鑑LINEヤフー(4689)LINEヤフーは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑メルカリ(4385)メルカリは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑ZOZO(3092)ZOZOは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑ASJ(2351)ASJは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑富士山マガジンサービス(3138)富士山マガジンサービスは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑ジェネレーションパス(3195)ジェネレーションパスは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑パピレス(3641)パピレスは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑楽天銀行(5838)楽天銀行は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑千趣会(8165)千趣会は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑楽天カード(非上場)楽天カードは、何で稼いでいる?
- 業界図鑑ネットのサービスは、何で稼いでいる?人材・ネットサービス
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 営業利益の開示が無い期は税引前利益の値。 セグメントは事業別の外部顧客への売上収益、2025年12月期の値。 東証33業種:サービス業。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
この図を使う
この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。
