仕組み図鑑
営業利益と純利益の差
営業利益と純利益は、なぜ違う?
本業の外の損益
営業利益は、売上から材料費や人件費や販売の費用を引いた、本業の稼ぎだ。会社にはそれ以外の損益がある。持っている株からの配当、出資先の会社の利益の取り分(持分法)、為替の変動による差益や差損、借入の利息。これらを足し引きしたものが税引前の利益になる。
だから、出資先が大きな利益を出した年や、円安で為替差益が出た年は、純利益が営業利益を上回ることがある。逆に、事業の売却や分社化で一時的に大きな損を計上した年は、本業が黒字でも純利益がマイナスになる。
税金と株主の取り分
税引前の利益から法人税などを払った残りが当期純利益だ。子会社に他の株主がいる場合、その取り分を除いたものが「親会社の所有者に帰属する当期利益」で、決算の見出しに使われるのはこの数字だ。
どちらを見るか
本業の調子を見るなら営業利益、株主に最終的に残った額を見るなら純利益。両方の差が大きい年は、本業の外で何があったかを注記で確かめる。この図鑑の会社の頁では、100円の行き先の図でこの差を示している。
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 会社図鑑トヨタ自動車(7203)純利益が営業利益を上回ったトヨタは?
- 会社図鑑ソニーグループ(6758)分社化で純利益がマイナスになったソニーは?
- 仕組み図鑑利益と会社の価値は、どうつながる?株価と会社の価値
ここへつながる図鑑
出典と生成
出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)
この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針