会社図鑑
日本製鉄(5401)
日本製鉄は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は10兆円。
事業の中身
鉄鉱石と石炭から鉄を作り、車の薄い鋼板、建物の鉄骨、船の厚板、パイプなどに加工して売る。日本で最大の鉄鋼メーカーで、米国の鉄鋼会社を買収して海外の割合が増えた。
鉄を作る高炉は大量の二酸化炭素を出すため、電気で作る電炉への転換に大きな投資をしている。
製鉄事業90%
高炉で作る鋼板・鉄骨・パイプ・レール。売上のほとんど。米国の子会社を含む。
エンジニアリング事業4%
製鉄プラント、橋、建築、環境設備の設計と建設。
システムソリューション事業4%
製鉄で培ったITシステムの外販。
ケミカル&マテリアル事業3%
石炭化学品、炭素材料、電子材料。
誰に売る
客は自動車メーカー、建設と建材の会社、造船と機械とエネルギーの会社だ。米国では買収した会社を通じて現地の客に売る。
業績5年
2026年3月期の売上収益は10兆円、営業利益は2,429億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は172億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は48%増えた。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が2.4%、2025年3月期が6.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
この図鑑には、まだ同じ業界の会社が無い。会社が増えると、業界の中での位置がここに出る。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上収益を100円とすると、費用に98円が出ていき、営業利益として2円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益が0円。
会社の大きさ
連結の従業員数は138,453人。本社は東京都。設立は2012年。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり7,268万円になる。
何に左右される
鉄鉱石と石炭の値段が原料の大部分を占め、資源価格で動く。鉄の需要は車と建設と造船の景気で動く。中国で余った鉄が安く輸出されると、世界の鉄の値段が下がる。
原料はドルで買い、製品の一部は輸出するので為替が両側に効く。脱炭素のための電炉への投資は大きく、長く続く。
この会社の技術
鉄鉱石を高炉で溶かして鉄にする製鉄と、薄くて強く軽い鋼板を圧延で作る技術。
この会社を読む言葉
- 高炉:鉄鉱石と石炭(コークス)を入れて鉄を作る巨大な炉
- 電炉:鉄くずを電気で溶かして鉄を作る炉。二酸化炭素が少ない
- 鋼板:鉄を薄く延ばした板。車のボディに使う
つながる図鑑
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出典と生成
データの注記:2025年6月18日にUSスチール買収完了(約141億ドル・約2兆円、完全子会社化、黄金株を米政府に付与)。2026年3月期はUSスチール連結化により売上収益が前期比+15.7%増加した一方、コスト増・鋼材市況低迷(中国の需給ギャップ拡大・安価な鋼材輸出増)により、事業利益(IFRSの主要業績指標)は前期比▲24.8%の5,141億円、報告ベースの営業利益(本データのopとして採用)は▲55.7%の2,429億円、親会社帰属当期利益は▲95.1%の172億円に急落。従業員数は連結138,453名(前期113,845名から+24,608名、USスチール連結化が主因)。セグメントは製鉄事業・エンジニアリング事業・システムソリューション事業・ケミカル&マテリアル事業の4区分(基準:売上収益、セグメント間取引込みのため合計102,568億円が連結売上収益100,632億円をやや上回る)。設立2012年は新日鐵住金(新日本製鐵と住友金属工業の合併)発足時点、2019年に日本製鉄へ商号変更。前身の新日本製鐵は1970年設立(八幡製鐵・富士製鐵合併)、さらに遡ると官営八幡製鐵所は1901年操業開始。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針