会社図鑑
オリンパス(7733)
オリンパスは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は1.0兆円。平均年収は1,006万円(単体・精密機器46社の中で3位)。上場会社(証券コード 7733)。 英文社名は「OLYMPUS CORPORATION」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-18 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 7733
- 業種(東証33業種)
- 精密機器
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都八王子市石川町2951番 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 28,138人・単体 2,469人
- 平均年収
- 1,006万円(単体・平均年齢 44.1歳・平均勤続 15.74年)精密機器の46社の中で3位・業種の中央値 685万円 精密機器の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 消化器内視鏡ソリューション 69%・サージカルインターベンション 31%
- 主な製品・ブランド
- 消化器内視鏡・消化器科処置具・医療サービス・泌尿器科製品・呼吸器科製品・外科内視鏡・エネルギー・デバイス・耳鼻咽喉科製品・婦人科製品
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 922万円 | 31,557人 |
| 2023年3月期 | 965万円 | 32,805人 |
| 2024年3月期 | 1,041万円 | 28,838人 |
| 2025年3月期 | 1,046万円 | 29,297人 |
| 2026年3月期 | 1,006万円 | 28,138人 |
事業の分類
分類の根拠:オリンパス 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
胃や大腸の中を見る内視鏡で世界シェアが最大級だ。内視鏡のシステムを病院に売り、検査や処置のたびに使う器具や消耗品でも稼ぐ。カメラの事業を売却し、医療機器に集中した。
内視鏡で見つけた病変をその場で処置する器具が増え、治療の分野に広がっている。
消化器内視鏡ソリューション69%胃・大腸の内視鏡システムと、検査や処置に使う器具・消耗品。
この事業は消化器内視鏡関連製品を手がける。当社及びオリンパスメディカルシステムズ㈱、オリンパスマーケティング㈱等の国内子会社と、Olympus America Inc.、Olympus Europa SE & Co. KG等の海外子会社が、消化器内視鏡や消化器科処置具、医療サービスを扱っている。
- 消化器内視鏡
- 消化器科処置具
- 医療サービス
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| 会津オリンパス㈱ | 消化器内視鏡ソリューション事業製品の製造 | 100% |
| 長野オリンパス㈱ | 消化器内視鏡ソリューション事業製品の製造 | 100% |
| ティーメディクス㈱ | 消化器内視鏡ソリューション事業製品の賃貸 | 100% |
| KeyMed(Medical & Industrial Equipment) Ltd. | 消化器内視鏡ソリューション事業製品の製造及び販売 | 100% |
| Arc Medical Design Limited | 消化器内視鏡ソリューション事業製品の製造 | 100% |
| Odin Medical Ltd. | 消化器内視鏡ソリューション事業製品の開発 | 100% |
ほか3社。出資はオリンパスが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 6,740億円 | — |
| 2026年3月期 | 6,974億円 | 1,364億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 消化器内視鏡ソリューション事業は増収、サージカルインターベンション事業は減収となり、売上高は前期比133億44百万円増の1兆106億76百万円となった
- 消化器内視鏡ソリューション事業は欧州・アジア・オセアニアの堅調な業績により売上高6,973億59百万円(前期比3.5%増)となったが、営業利益は1,363億59百万円(同20.5%減)となった
- 連結従業員数は28,138名となり、消化器内視鏡ソリューション17,938名、サージカルインターベンション6,856名、本社管理部門3,344名だった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
サージカルインターベンション31%手術用の内視鏡、切る・止血するエネルギーデバイス、治療用の処置具。
この事業は外科・泌尿器科等の治療機器を手がける。当社及びオリンパスメディカルシステムズ㈱、オリンパスマーケティング㈱等の国内子会社と、Olympus America Inc.、Gyrus ACMI, Inc.等の海外子会社が、泌尿器科製品や呼吸器科製品、外科内視鏡、エネルギー・デバイス等を扱っている。
- 泌尿器科製品
- 呼吸器科製品
- 外科内視鏡
- エネルギー・デバイス
- 耳鼻咽喉科製品
- 婦人科製品
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| Gyrus ACMI, Inc. | サージカルインターベンション事業製品の製造 | 100% |
| Medi-Tate Ltd. | サージカルインターベンション事業製品の開発 及び製造 | 100% |
| ソニー・オリンパス メディカルソリューションズ㈱ | サージカルインターベンション事業製品の開発 | 49% |
出資はオリンパスが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 3,228億円 | — |
| 2026年3月期 | 3,131億円 | -150億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 消化器内視鏡ソリューション事業は増収、サージカルインターベンション事業は減収となり、売上高は前期比133億44百万円増の1兆106億76百万円となった
- 連結従業員数は28,138名となり、消化器内視鏡ソリューション17,938名、サージカルインターベンション6,856名、本社管理部門3,344名だった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は世界の病院とクリニック、そして医師だ。北米と欧州と中国が大きく、売上の多くは海外だ。
業績5年
2026年3月期の売上収益は1.0兆円、営業利益は971億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は682億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は35%増えた。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が9.6%、2025年3月期が16.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率9.6%は、図鑑にある「医療機器」の会社48社の中で上から23番目。中央値は8.0%で、真ん中あたり。
売上の伸び+35%は、上から15番目。中央値は+21%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上3,592万円は、上から25番目。中央値は3,611万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、48社の中で上から3番目。中央値は418億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上収益を100円とすると、費用に90円が出ていき、営業利益として10円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当期利益:親会社の所有者に帰属が7円。
会社の大きさ
連結の従業員数は28,138人。本社は八王子市石川町2951番。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり3,592万円になる。
何に左右される
病院の設備投資と、検査の件数で動く。高齢化で検査が増えると消耗品の売上が伸びる。海外の売上が多いので為替が効く。
医療機器は各国の承認と品質管理の規制が厳しく、対応の費用と時間が効く。新しい画像技術やAIの診断支援の競争もある。
この会社の技術
細い管の先の小さなカメラと光で体の中を映し、見つけた病変をその場で切除する器具。
この会社を読む言葉
- 内視鏡:体の中に入れて見るカメラ付きの管。胃カメラ・大腸カメラ
- 消耗品:検査や処置のたびに使い捨てる器具。繰り返し売れる
- 薬事承認:医療機器を売るために各国から受ける許可
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:精密機器。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
この図を使う
この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。
