会社図鑑
オリンパス(7733)
オリンパスは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は1.0兆円。
事業の中身
胃や大腸の中を見る内視鏡で世界シェアが最大級だ。内視鏡のシステムを病院に売り、検査や処置のたびに使う器具や消耗品でも稼ぐ。カメラの事業を売却し、医療機器に集中した。
内視鏡で見つけた病変をその場で処置する器具が増え、治療の分野に広がっている。
消化器内視鏡ソリューション事業69%
胃・大腸の内視鏡システムと、検査や処置に使う器具・消耗品。
サージカルインターベンション事業31%
手術用の内視鏡、切る・止血するエネルギーデバイス、治療用の処置具。
その他0%
顕微鏡など(一部売却)。
誰に売る
客は世界の病院とクリニック、そして医師だ。北米と欧州と中国が大きく、売上の多くは海外だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は1.0兆円、営業利益は971億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は682億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は16%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が9.6%、2025年3月期が16.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率9.6%は、東証33業種「精密機器」の、図鑑にある3社の中で上から2番目。中央値は9.6%で、真ん中あたり。
売上の5年の伸び+16%は、上から3番目。中央値は+26%で、低い方。
従業員1人あたりの売上3,592万円は、上から1番目。中央値は3,398万円で、高い方。
売上の大きさは、3社の中で上から1番目。中央値は9,958億円。
比べた相手は、HOYA・ニコン。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に90円が出ていき、営業利益として10円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益が7円。
会社の大きさ
連結の従業員数は28,138人。本社は東京都。設立は1919年。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり3,592万円になる。
何に左右される
病院の設備投資と、検査の件数で動く。高齢化で検査が増えると消耗品の売上が伸びる。海外の売上が多いので為替が効く。
医療機器は各国の承認と品質管理の規制が厳しく、対応の費用と時間が効く。新しい画像技術やAIの診断支援の競争もある。
この会社の技術
細い管の先の小さなカメラと光で体の中を映し、見つけた病変をその場で切除する器具。
この会社を読む言葉
- 内視鏡:体の中に入れて見るカメラ付きの管。胃カメラ・大腸カメラ
- 消耗品:検査や処置のたびに使い捨てる器具。繰り返し売れる
- 薬事承認:医療機器を売るために各国から受ける許可
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:2025年4月1日付で報告セグメントを「内視鏡事業」「治療機器事業」から「消化器内視鏡ソリューション事業」「サージカルインターベンション事業」に変更(比較可能性確保のため過去数値も組み替え表示)。2024年7月12日付で整形外科事業を譲渡し、2025年3月期以降は非継続事業として分離(本表の2022〜2024年3月期は整形外科事業を含む可能性が高く、2025〜2026年3月期の売上高・営業利益との単純比較は不可)。2024年3月期の当期利益242,566百万円は営業利益43,598百万円に対し突出しており、科学事業(顕微鏡等、Evident/Bain Capitalへ譲渡)関連の一時的な損益等が影響したとみられるが内訳は未確認(要確認)。2024年3月期の営業利益急減は品質関連費用・組織再編費用等の一時費用計上による。従業員数28,138名は2026年3月現在。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針