会社図鑑
東日本旅客鉄道(JR東日本)(9020)
JR東日本は、何で稼いでいる? 2026年3月期の営業収益は3.1兆円。
事業の中身
首都圏の在来線と、東北・上越・北陸の新幹線の運賃が収入の土台だ。駅ビルや駅ナカの店、駅周辺の不動産、Suicaの決済など、駅を中心にした事業の割合が増えている。
線路と車両と安全設備に先に大きな投資をして、長い年月で回収する構造をとる。
運輸事業66%
新幹線と在来線の運賃・定期券、貨物。
不動産・ホテル事業17%
駅ビル・オフィス・住宅の開発と賃貸、ホテル。
流通・サービス事業13%
駅ナカの店・コンビニ・広告・交通系ICの決済。
その他4%
IT・クレジットカードなど。
誰に売る
客は通勤や通学で毎日乗る人、新幹線で旅行や出張をする人、そして駅で買い物をする人だ。訪日客の新幹線利用も増えている。
業績5年
2026年3月期の営業収益は3.1兆円、営業利益は4,143億円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,478億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、営業収益は56%増えた。
営業利益率の推移
営業収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が13.4%、2025年3月期が13%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
この図鑑には、まだ同じ業界の会社が無い。会社が増えると、業界の中での位置がここに出る。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の営業収益を100円とすると、費用に87円が出ていき、営業利益として13円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が8円。
会社の大きさ
連結の従業員数は45,040人。本社は東京都。設立は1987年。決算期は3月。営業収益を従業員数で割ると、1人あたり6,849万円になる。
何に左右される
乗る人の数が最も大きい。働き方の変化で通勤が減り、観光と訪日客が増えた。訪日客は為替で増減する。
線路と車両の投資は減価償却として長く費用に残り、電車を動かす電気代は燃料費で動く。運賃の値上げは認可が要るので、コストが上がってもすぐには転嫁できない。
この会社の技術
列車の位置を把握して間隔を保つ運行制御と、タッチで改札を通るSuicaの仕組み。
この会社を読む言葉
- 運輸収入:運賃と定期券の売上
- 定期券:決まった区間を何度でも乗れる券。通勤・通学の収入
- エキナカ:駅の改札の内側にある店
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 業界図鑑鉄道は、何で稼いでいる?鉄道
- 技術図鑑電車は、どうやってぶつからずに走る?鉄道の運行制御
- 技術図鑑Suicaのタッチは、なぜ一瞬で終わる?Suica・FeliCa
- 仕組み図鑑線路や車両は、どう費用になる?減価償却
- 指標図鑑訪日客は、今どれくらい?訪日客数
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:2022年3月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響で営業損益・当期純損益とも赤字。1987年は国鉄分割民営化による設立年。従業員数45,040名は2026年7月1日時点の公表値(決算期末である2026年3月末時点の数値ではない可能性がある点に留意)。セグメントは2026年3月期の外部顧客への売上高ベース(決算短信セグメント注記より正確値取得)。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針