会社図鑑
東日本旅客鉄道(9020)
JR東日本は、何で稼いでいる? 2026年3月期の営業収益は3.1兆円。平均年収は819万円(単体・陸運業60社の中で10位)。上場会社(証券コード 9020)。 英文社名は「East Japan Railway Company」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-17 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 9020
- 業種(東証33業種)
- 陸運業
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都渋谷区代々木二丁目2番2 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 70,623人・単体 39,598人
- 平均年収
- 819万円(単体・平均年齢 39.8歳・平均勤続 17.1年)陸運業の60社の中で10位・業種の中央値 646万円 陸運業の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 運輸事業 68.8%・不動産・ホテル事業 17.3%・流通・サービス事業 14%
- 主な製品・ブランド
- 鉄道旅客運送・旅行業・鉄道車両製造・鉄道車両メンテナンス・ショッピングセンター運営・オフィスビル賃貸・ホテル業・不動産開発・販売・小売・飲食業・卸売業
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 639万円 | 71,240人 |
| 2023年3月期 | 677万円 | 69,235人 |
| 2024年3月期 | 725万円 | 68,769人 |
| 2025年3月期 | 767万円 | 69,559人 |
| 2026年3月期 | 819万円 | 70,623人 |
事業の分類
分類の根拠:東日本旅客鉄道 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
首都圏の在来線と、東北・上越・北陸の新幹線の運賃が収入の土台だ。駅ビルや駅ナカの店、駅周辺の不動産、Suicaの決済など、駅を中心にした事業の割合が増えている。
線路と車両と安全設備に先に大きな投資をして、長い年月で回収する構造をとる。
運輸事業69%新幹線と在来線の運賃・定期券、貨物。
この事業は鉄道を中心とした旅客運送を担う。旅行業や清掃整備業、駅業務運営業、建設・設備工事業、鉄道車両の製造・メンテナンスなどを、ジェイアールバス関東や東京モノレール、総合車両製作所などのグループ会社を通じて展開している。
- 鉄道旅客運送
- 旅行業
- 鉄道車両製造
- 鉄道車両メンテナンス
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 12,770億円 | -2,854億円 |
| 2023年3月期 | 16,186億円 | -241億円 |
| 2024年3月期 | 18,536億円 | 1,707億円 |
| 2025年3月期 | 19,458億円 | 1,761億円 |
| 2026年3月期 | 20,458億円 | 1,944億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
流通・サービス事業14%駅ナカの店・コンビニ・広告・交通系ICの決済。
この事業は小売・飲食業や卸売業、貨物自動車運送事業、広告代理業などの生活サービスを担う。JR東日本クロスステーションやJR東日本商事などのグループ会社を通じて展開している。
- 小売・飲食業
- 卸売業
- 貨物自動車運送
- 広告代理業
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 2,782億円 | 141億円 |
| 2023年3月期 | 3,279億円 | 353億円 |
| 2024年3月期 | 3,796億円 | 540億円 |
| 2025年3月期 | 3,938億円 | 605億円 |
| 2026年3月期 | 4,161億円 | 681億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年3月期の動き
- 流通・サービス事業で新規店舗の展開や既存店舗の改良などに295億円、その他の事業でシステム開発などに367億円を投資した
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
不動産・ホテル事業17%駅ビル・オフィス・住宅の開発と賃貸、ホテル。
この事業はショッピングセンターの運営やオフィスビルなどの貸付業、ホテル業を担う。これらを展開する不動産の開発・販売も行う生活サービス事業である。
- ショッピングセンター運営
- オフィスビル賃貸
- ホテル業
- 不動産開発・販売
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 3,527億円 | 1,078億円 |
| 2023年3月期 | 3,822億円 | 1,116億円 |
| 2024年3月期 | 4,058億円 | 1,002億円 |
| 2025年3月期 | 4,454億円 | 1,204億円 |
| 2026年3月期 | 5,132億円 | 1,283億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 不動産・ホテル事業の売上高は前期比15.2%増の5,132億円、営業利益は前期比6.6%増の1,282億円となり、不動産販売の増加やオフィス賃貸収入、ショッピングセンター・ホテルの売上増加が寄与した
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は通勤や通学で毎日乗る人、新幹線で旅行や出張をする人、そして駅で買い物をする人だ。訪日客の新幹線利用も増えている。
業績5年
2026年3月期の営業収益は3.1兆円、営業利益は4,143億円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,478億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、営業収益は56%増えた。
営業利益率の推移
営業収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が13.4%、2025年3月期が13%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率13.4%は、図鑑にある「鉄道」の会社62社の中で上から12番目。中央値は7.4%で、高い方。
売上の伸び+56%は、上から10番目。中央値は+38%で、高い方。
従業員1人あたりの売上4,368万円は、上から12番目。中央値は2,472万円で、高い方。
売上の大きさは、62社の中で上から1番目。中央値は380億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の営業収益を100円とすると、費用に87円が出ていき、営業利益として13円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が8円。
会社の大きさ
連結の従業員数は70,623人。本社は渋谷区代々木二丁目2番2。決算期は3月。営業収益を従業員数で割ると、1人あたり4,368万円になる。
何に左右される
乗る人の数が最も大きい。働き方の変化で通勤が減り、観光と訪日客が増えた。訪日客は為替で増減する。
線路と車両の投資は減価償却として長く費用に残り、電車を動かす電気代は燃料費で動く。運賃の値上げは認可が要るので、コストが上がってもすぐには転嫁できない。
最近の出来事
- 2026-10-16 JR東日本、赤羽駅などで駅舎清掃DXの実証実験を実施
この会社の技術
列車の位置を把握して間隔を保つ運行制御と、タッチで改札を通るSuicaの仕組み。
この会社を読む言葉
- 運輸収入:運賃と定期券の売上
- 定期券:決まった区間を何度でも乗れる券。通勤・通学の収入
- エキナカ:駅の改札の内側にある店
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 業界図鑑鉄道は、何で稼いでいる?鉄道
- 技術図鑑電車は、どうやってぶつからずに走る?鉄道の運行制御
- 技術図鑑Suicaのタッチは、なぜ一瞬で終わる?Suica・FeliCa
- 仕組み図鑑線路や車両は、どう費用になる?減価償却
- 指標図鑑訪日客は、今どれくらい?訪日客数
- ニュース図鑑JR東日本、赤羽駅などで駅舎清掃DXの実証実験を実施JR東日本、赤羽駅などで駅舎清掃DXの実証実験を実施
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の外部顧客への売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:陸運業。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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