図解経済
会社図鑑セコム(9735)図解決算データ
図解経済 › 会社図鑑 › セコム(9735)

会社図鑑

セコム(9735)

セコムは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は1.3兆円。平均年収は673万円(単体・サービス業482社の中で129位)。上場会社(証券コード 9735)。 英文社名は「SECOM CO., LTD.」。

1枚カード(画像)を開く →X でポスト

売上高1.3兆円前期比 +4.8%
営業利益1,603億円前期比 +11.1%
純利益1,127億円前期比 +4.3%
営業利益率12.8%前期 12.0%

2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-24 提出)の数字(EDINET)

証券コード
9735
業種(東証33業種)
サービス業
決算日
3月31日
本社
東京都渋谷区神宮前一丁目5番1 東京都の上場企業一覧
従業員
連結 65,094人・単体 15,991人
平均年収
673万円(単体・平均年齢 44.5歳・平均勤続 18年)サービス業の482社の中で129位・業種の中央値 580万円 サービス業の年収ランキング自分の年収と比べる
主な事業
セキュリティサービス 55%・防災 15.5%・BPO-ICT 11.4%・メディカルサービス 7.5%
主な製品・ブランド
オンライン・セキュリティシステム・セキュリティサービス・自動火災報知設備・消火設備・防災システム設計・製造・取付工事・保守業務・情報セキュリティサービス・大規模災害対策サービス・クラウドサービス
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
年度平均年収(単体)従業員(連結)
2022年3月期595万円59,745人
2023年3月期601万円65,087人
2024年3月期621万円64,744人
2025年3月期655万円64,655人
2026年3月期673万円65,094人

事業の分類

事業
セキュリティサービス事業警備在宅医療サービス訪問介護シニアレジデンス運営介護施設医薬品・医療機器卸売医薬品卸損害保険事業損害保険地理空間情報サービス事業設計・測量情報セキュリティ・クラウドサービスセキュリティデータセンター事業データセンターBPO・コールセンター事業業務受託/コールセンター
東証業種
サービス業

分類の根拠:セコム 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。

事業の中身

家や会社に警備の機械を置いて月額で見守り、異常があれば隊員が駆けつける。月額の契約が積み上がり、解約が少ないので安定して稼げる。防災の設備、医療、保険、情報のサービスも持つ。

国内の機械警備で最大手だ。

セコム(9735):事業の中身2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。2026年3月期・セグメント別の売上16%55%8%6%11%防災1,899億円(16%)地理空間情報サービス609億円(5%)セキュリティサービス6,738億円(55%)メディカルサービス922億円(8%)保険686億円(6%)BPO-ICT1,396億円(11%)セコム(9735):事業の中身2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。2026年3月期・セグメント別の売上16%55%防災1,899億円(16%)地理空間情報サービス609億円(5%)セキュリティサービス6,738億円(55%)メディカルサービス922億円(8%)保険686億円(6%)BPO-ICT1,396億円(11%)
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
防災16%火災の報知と消火の設備。

この事業は自動火災報知設備や消火設備など各種防災システムの研究開発・設計・製造・販売・取付工事・保守を担う。子会社の能美防災株式会社とニッタン株式会社が手がけている。

  • 自動火災報知設備
  • 消火設備
  • 防災システム設計・製造
  • 取付工事
  • 保守業務

主な会社

会社出資
能美防災㈱ (,3,5,6)51.9%

出資はセコムが持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益利益
2022年3月期1,521億円148億円
2023年3月期1,488億円115億円
2024年3月期1,639億円154億円
2025年3月期1,808億円201億円
2026年3月期1,899億円248億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2026年3月期の動き

  • 防災事業は売上高1,868億円(前期比5.5%増)、営業利益は原価率の改善により247億円(同23.1%増)となった

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

地理空間情報サービス5%地図と測量のデータ。

この事業は航空機や車両、人工衛星などを利用した測量・計測による地理情報の集積と、加工・処理・解析した空間情報サービスの提供を担う。子会社の株式会社パスコが国内外の公共機関や民間企業向けに手がけている。

  • 測量
  • 地理情報集積
  • 空間情報解析
  • 空間情報サービス

主な会社

会社出資
㈱パスコ ()75%

出資はセコムが持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益利益
2022年3月期566億円41億円
2023年3月期623億円68億円
2024年3月期607億円53億円
2025年3月期586億円35億円
2026年3月期609億円54億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

セキュリティサービス55%機械と人の警備と現金の輸送。最大の柱。

この事業はオンライン・セキュリティシステム(セントラライズドシステム)を中心とした各種セキュリティサービスを担う。国内ではセコム上信越株式会社やセコム北陸株式会社、株式会社アサヒセキュリティなどの子会社が、関連会社の東洋テック株式会社なども展開している。

  • オンライン・セキュリティシステム
  • セキュリティサービス

主な会社

会社出資
セコム上信越㈱100%
セコムPLC ()100%
東洋テック㈱ ()27.2%

出資はセコムが持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益利益
2022年3月期5,698億円1,161億円
2023年3月期5,953億円1,115億円
2024年3月期6,268億円1,127億円
2025年3月期6,467億円1,150億円
2026年3月期6,738億円1,238億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2026年3月期の動き

  • セキュリティサービス事業はセントラライズドシステムの販売や価格改定、常駐警備サービスの増収により売上高6,606億円(前期比4.3%増)、営業利益1,238億円(同7.7%増)となった
  • 設備投資は総額972億7百万円を実施し、セキュリティサービス事業のシステム設備投資384億34百万円やBPO・ICT事業のデータセンター事業投資132億22百万円を含んだ

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

メディカルサービス8%在宅の医療と病院の支援。

この事業は在宅医療サービスや電子カルテ、遠隔画像診断支援サービスを担う。子会社のセコム医療システム株式会社が医療機関向けの不動産賃貸事業も手がけている。

  • 在宅医療サービス
  • 電子カルテ
  • 遠隔画像診断支援
  • 医療機関向け不動産賃貸

主な会社

会社出資
セコム医療システム㈱()100%

出資はセコムが持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益利益
2022年3月期748億円57億円
2023年3月期779億円59億円
2024年3月期804億円52億円
2025年3月期863億円54億円
2026年3月期922億円62億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2025年3月期の動き

  • 連結売上高はセキュリティサービス事業、防災事業及びメディカルサービス事業などの増収により前期比3.9%増加し1兆1,999億円となり、営業利益は1,442億円(同2.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,081億円(同6.0%増)となった

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

保険6%損害保険。

この事業は損害保険業と保険代理店業務を担う。子会社のセコム損害保険株式会社とセコム保険サービス株式会社が手がけている。

  • 損害保険
  • 保険代理店業務

主な会社

会社出資
セコム保険サービス㈱()100%

出資はセコムが持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益利益
2022年3月期558億円10億円
2023年3月期586億円10億円
2024年3月期608億円26億円
2025年3月期624億円42億円
2026年3月期686億円60億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

BPO-ICT11%事務の受託とITのサービス。

この事業は情報セキュリティサービスや大規模災害対策サービス、クラウドサービス、データセンター事業を担う。子会社のセコムトラストシステムズ株式会社が国内グループ各社のコンピュータシステムの運営管理やソフトウエアの開発・販売も手がけている。

  • 情報セキュリティサービス
  • 大規模災害対策サービス
  • クラウドサービス
  • データセンター事業
  • ソフトウエア開発・販売

数字の推移

年度収益利益
2022年3月期1,248億円132億円
2023年3月期1,389億円116億円
2024年3月期1,403億円119億円
2025年3月期1,392億円92億円
2026年3月期1,396億円90億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

誰に売る

客は会社と店舗、家庭、自治体と企業、病院と個人だ。国内が中心。

セコム(9735):誰に売るセコム(9735):誰に売る主な客会社・店舗機械警備の月額最大の柱家庭家の見守りと駆けつけ高齢化で伸びる自治体・企業防災の設備国内病院・個人医療と保険小さな柱セコム(9735):誰に売るセコム(9735):誰に売る主な客会社・店舗機械警備の月額最大の柱家庭家の見守りと駆けつけ高齢化で伸びる自治体・企業防災の設備国内病院・個人医療と保険小さな柱

業績5年

2026年3月期の売上高は1.3兆円、営業利益は1,603億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,127億円。

2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は20%増えた。

セコム(9735):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。売上高2022/31.0兆円2023/31.1兆円2024/31.2兆円2025/31.2兆円2026/31.3兆円営業利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/3営業利益1,603億円純利益1,127億円セコム(9735):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。売上高2022/31.0兆円2023/31.1兆円2024/31.2兆円2025/31.2兆円2026/31.3兆円営業利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/3営業利益1,603億円純利益1,127億円
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。

営業利益率の推移

売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が12.8%、2025年3月期が12%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

セコム(9735):営業利益率の推移セコム(9735):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上高12.8%2025年3月期 12.0%+0.8%直近の推移13.7% → 12.8%2022年3月期から2026年3月期の推移セコム(9735):営業利益率の推移セコム(9735):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上高12.8%2025年3月期 12.0%+0.8%直近の推移13.7% → 12.8%2022年3月期から2026年3月期の推移

他の会社と比べると

営業利益率12.8%は、図鑑にある「生活サービス」の会社237社の中で上から51番目。中央値は6.7%で、高い方。

売上の伸び+20%は、上から168番目。中央値は+45%で、真ん中あたり。

従業員1人あたりの売上1,931万円は、上から157番目。中央値は2,765万円で、真ん中あたり。

売上の大きさは、237社の中で上から1番目。中央値は149億円。

利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。

比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。

セコム(9735):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「生活サービス」の会社237社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2026年3月期中央値 6.7%低い高い12.8% 高い方売上の伸び2022年3月期から2026年3月期中央値 +45%低い高い+20% 真ん中あたり1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 2,765万円低い高い1,931万円 真ん中あたり売上の大きさ237社の中で中央値 149億円低い高い1.3兆円 高い方セコム(9735):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「生活サービス」の会社237社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2026年3月期中央値 6.7%低い高い12.8% 高い方売上の伸び2022年3月期から2026年3月期中央値 +45%低い高い+20% 真ん中あたり1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 2,765万円低い高い1,931万円 真ん中あたり売上の大きさ237社の中で中央値 149億円低い高い1.3兆円 高い方
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。

100円売ると、どこへ行く

2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に87円が出ていき、営業利益として13円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が9円。

セコム(9735):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先87円9円費用(材料・人件費・販売など)87円税金や利子など4円純利益9円セコム(9735):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先87円費用(材料・人件費・販売など)87円税金や利子など4円純利益9円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は65,094人。本社は渋谷区神宮前一丁目5番1。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり1,931万円になる。

セコム(9735):会社の大きさセコム(9735):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)1,931万円1.3兆円 ÷ 65,094人セコム(9735):会社の大きさセコム(9735):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)1,931万円1.3兆円 ÷ 65,094人

何に左右される

契約数の積み上がりが売上を決め、解約が少ないので安定する。駆けつけの隊員の人件費が利益率に効く。

高齢化が家庭の見守りの需要を押し、機器の更新が減価償却に乗る。防災の需要は自治体の予算で動く。

セコム(9735):何に左右されるセコム(9735):何に左右される効くもの契約数月額の積み上がり解約が少ない人件費駆けつけの隊員採用と賃金高齢化家庭の見守り需要追い風設備の更新機器の投資減価償却防災の需要災害への備え自治体の予算セコム(9735):何に左右されるセコム(9735):何に左右される効くもの契約数月額の積み上がり解約が少ない人件費駆けつけの隊員採用と賃金高齢化家庭の見守り需要追い風設備の更新機器の投資減価償却防災の需要災害への備え自治体の予算

最近の出来事

  • 2026-10-08 セコム、国際美術展でAIとロボットを使う警備を実証

この会社の技術

センサーの信号を監視センターに集め、異常を見分けて最も近い隊員を向かわせる仕組み。

この会社を読む言葉

  • 機械警備:センサーで異常を検知し人が駆けつける警備
  • 月額:毎月決まった額を払う契約。積み上がる
  • 解約率:契約が途中でやめられる割合。低いほど安定

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:サービス業。

数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針

この図を使う

この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。

1枚カードを保存(PNG)