会社図鑑
ファーストリテイリング(9983)
ファーストリテイリングは、何で稼いでいる? 2025年8月期の売上収益は3.4兆円。平均年収は1,251万円(単体・小売業270社の中で2位)。上場会社(証券コード 9983)。 英文社名は「FAST RETAILING CO., LTD.」。
2025年8月期・有価証券報告書(2025-11-28 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 9983
- 業種(東証33業種)
- 小売業
- 決算日
- 8月31日
- 本社
- 山口県山口市佐山717番地1 山口県の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 59,522人・単体 1,572人
- 平均年収
- 1,251万円(単体・平均年齢 38歳・平均勤続 5年)小売業の270社の中で2位・業種の中央値 543万円 小売業の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 海外ユニクロ事業 56.2%・国内ユニクロ事業 30.2%・ジーユー事業 9.7%・グローバルブランド事業 3.9%
- 主な製品・ブランド
- カジュアル衣料品・衣料品
年収と従業員の推移(2021年8月期〜2025年8月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2021年8月期 | — | 55,589人 |
| 2022年8月期 | 959万円 | 57,576人 |
| 2023年8月期 | 1,148万円 | 59,871人 |
| 2024年8月期 | 1,179万円 | 60,454人 |
| 2025年8月期 | 1,251万円 | 59,522人 |
事業の分類
分類の根拠:ファーストリテイリング 有価証券報告書 2025年8月期 事業の内容。確認日 。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
ユニクロを中心に、ジーユーなどの服のブランドを持つ。服を自社で企画し、海外の委託工場で大量に作り、自社の店とネットで売る製造小売の形だ。間に問屋が入らないので原価を抑えられる。
稼ぎは店の数と1店あたりの売上で決まり、売れ残りを値下げで売り切る分が少ないほど利益が残る。
国内ユニクロ事業30%日本のユニクロ。
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 株式会社ユニクロ | 100% |
出資はファーストリテイリングが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年8月期 | 8,426億円 | — |
| 2022年8月期 | 8,103億円 | 1,240億円 |
| 2023年8月期 | 8,904億円 | 1,179億円 |
| 2024年8月期 | 9,322億円 | 1,558億円 |
| 2025年8月期 | 10,261億円 | 1,845億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年8月期の動き
- 国内ユニクロ事業の売上収益は初めて1兆円を突破し前期比10.1%増の1兆260億円、事業利益は同17.5%増の1,813億円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
海外ユニクロ事業56%中国・アジア・北米・欧州のユニクロ。国内を上回る。
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 迅銷(中国)商貿有限公司 | 100% |
| 優衣庫商貿有限公司 | 100% |
| 迅銷(上海)商業有限公司 | 100% |
| FRL Korea Co., Ltd. | 51% |
| UNIQLO (THAILAND) COMPANY LIMITED | 75% |
| PT. FAST RETAILING INDONESIA | 75% |
ほか4社。出資はファーストリテイリングが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年8月期 | 9,302億円 | — |
| 2022年8月期 | 11,188億円 | 1,584億円 |
| 2023年8月期 | 14,372億円 | 2,270億円 |
| 2024年8月期 | 17,118億円 | 2,834億円 |
| 2025年8月期 | 19,103億円 | 3,093億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年8月期の動き
- 海外ユニクロ事業の売上収益は前期比11.6%増の1兆9,102億円、事業利益は同10.6%増の3,053億円となったが、グレーターチャイナは中国大陸の消費意欲低下等により減収、事業利益は12.5%減となった
- 設備投資は前期比597億円増の1,719億円となり、内訳は海外ユニクロ事業が1,200億円などとなった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
ジーユー事業10%低価格帯のブランド。
この事業は「ジーユー」ブランドによるカジュアル衣料品の販売を担う。国内・海外で展開している。
- カジュアル衣料品
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 株式会社ジーユー | 100% |
| 極優(上海)商貿有限公司 | 100% |
出資はファーストリテイリングが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年8月期 | 2,494億円 | — |
| 2022年8月期 | 2,461億円 | 167億円 |
| 2023年8月期 | 2,952億円 | 261億円 |
| 2024年8月期 | 3,192億円 | 337億円 |
| 2025年8月期 | 3,307億円 | 305億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年8月期の動き
- ジーユー事業の売上収益は前期比3.6%増の3,307億円となったが、報酬引き上げに伴う人件費増加等により事業利益は同12.6%減の283億円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
グローバルブランド事業4%セオリー・プラステなど。
この事業は衣料品の企画、製造及び販売を国内・海外で行う。
- 衣料品
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| FAST RETAILING FRANCE S.A.S. | 100% |
| Theory LLC | 100% |
| ㈱プラステ | 100% |
出資はファーストリテイリングが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年8月期 | 1,082億円 | — |
| 2022年8月期 | 1,232億円 | -8億円 |
| 2023年8月期 | 1,417億円 | -30億円 |
| 2024年8月期 | 1,388億円 | 7億円 |
| 2025年8月期 | 1,315億円 | -10億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年8月期の動き
- グローバルブランド事業のコントワー・デ・コトニエ事業で事業構造改革に伴う減損損失39億円を計上した
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は世界中の個人で、海外のユニクロの売上が日本のユニクロを上回っている。中国とアジアが大きく、北米と欧州で店を増やしている。
業績5年
2025年8月期の売上収益は3.4兆円、営業利益は5,643億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は4,330億円。
2021年8月期から2025年8月期までの5期で、売上収益は59%増えた。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2025年8月期が16.6%、2024年8月期が16.1%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率16.6%は、図鑑にある「アパレル(製造小売)」の会社81社の中で上から8番目。中央値は3.3%で、高い方。
売上の伸び+59%は、上から13番目。中央値は+23%で、高い方。
従業員1人あたりの売上5,713万円は、上から28番目。中央値は4,389万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、81社の中で上から1番目。中央値は175億円。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2025年8月期の売上収益を100円とすると、費用に83円が出ていき、営業利益として17円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当期利益:親会社の所有者に帰属が13円。
会社の大きさ
連結の従業員数は59,522人。本社は山口市佐山717番地1。決算期は8月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり5,713万円になる。
何に左右される
海外の工場への支払いはドルなので、円安だと仕入れが高くなる。一方で海外の店の売上を円に替えると増える。為替が両側に効く。
綿や化学繊維の値段、海外の人件費、天候。暖冬だと冬物が売れ残り、猛暑だと夏物が早く売れる。
この会社の技術
素材メーカーと共同で開発した機能素材と、何が何店でどれだけ売れたかを毎日集めて生産と配送に反映する仕組み。
この会社を読む言葉
- 製造小売(SPA):企画から製造、販売までを自社で持つ形
- 粗利:売上から仕入れの原価を引いたもの。ここから店の費用や人件費を払う
- 在庫:作ったがまだ売れていない服。多すぎると値下げが要る
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上収益、2025年8月期の値。 東証33業種:小売業。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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