読みもの · 2026-10-29
平均年収がいちばん高い上場企業は、キーエンスじゃなくヒューリックだった
平均年収がいちばん高い上場企業は?
平均年収がいちばん高い会社は?
年収の高い会社と聞いて、キーエンスや総合商社を思い浮かべる人は多いかもしれません。
有価証券報告書の「従業員の状況」には、会社が自分の社員の平均年間給与を書いています。上場企業でこの数字を並べると、1位はヒューリックで2,295万円。2位はM&Aキャピタルパートナーズの2,266万円、キーエンスは3位で2,178万円でした。インテグラルは2,136万円、三菱商事は2,113万円です。
ヒューリックは、どんな会社?
沿革によると、「1957年3月、創業の地である東京・日本橋にちなみ、『日本橋興業株式会社』として資本金3千万円をもって設立されました。」
有報は、自分たちの事業をこう書いています。「当社グループにおいては連結営業収益の約9割が『不動産事業』です。」不動産では、「東京23区の駅近を中心に約250件(販売用不動産除く)の賃貸物件を保有・管理しており」とあります。2025年12月期の売上は7,274億円、営業利益は1,868億円でした。
社員は234人、平均39歳9か月
平均年収の2,295万円は、本社にあたるヒューリック1社の社員234人の平均です。平均年齢は39歳9か月、平均勤続年数は7年6か月。ホテルや保険の会社も入れたグループ全体では3,495人が働いていますが、平均年収の数字には入っていません。
ヒューリック1社の社員の数は、2021年12月期の189人から、202人・222人・233人・234人と動いています。
平均年収は、4期で1,904万円から2,295万円へ
ヒューリックの平均年収は、2022年12月期が1,904万円、2023年12月期が1,908万円、2024年12月期が2,036万円、2025年12月期が2,295万円でした。
ヒューリックは、何の会社?
東京の駅近のビルを持って貸す会社で、本社の社員は234人。その平均年収が、上場企業でいちばん高い2,295万円でした。
数字について:平均年収は各社の有価証券報告書の「提出会社の状況」にある平均年間給与で、子会社の社員は入っていません。並べたのは上場企業のうち提出会社の社員が30人以上の会社で、決算期は会社ごとに違います(ヒューリックは2025年12月期)。持株会社のように本社の人数が少ない会社は高く出やすい数字です。順位は数字の大きい順で、良し悪しを表すものではありません。
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