図解経済
会社図鑑電通グループ(4324)図解決算データ
図解経済 › 会社図鑑 › 電通グループ(4324)

会社図鑑

電通グループ(4324)

電通は、何で稼いでいる? 2025年12月期の売上収益は1.4兆円。平均年収は1,596万円(単体・サービス業482社の中で3位)。上場会社(証券コード 4324)。 英文社名は「DENTSU GROUP INC.」。旧社名は電通(2019年の有価証券報告書まで)。

1枚カード(画像)を開く →X でポスト

売上収益1.4兆円前期比 +1.7%
営業利益−2,892億円前期は−1,250億円
純利益−3,276億円前期は−1,922億円
営業利益率-20.2%前期 -8.9%

2025年12月期・有価証券報告書(2026-03-26 提出)の数字(EDINET)

証券コード
4324
業種(東証33業種)
サービス業
決算日
12月31日
本社
東京都港区東新橋一丁目8番1号 東京都の上場企業一覧
従業員
連結 67,454人・単体 135人
平均年収
1,596万円(単体・平均年齢 45歳・平均勤続 14.3年)サービス業の482社の中で3位・業種の中央値 580万円 サービス業の年収ランキング自分の年収と比べる
主な事業
日本 42.6%・Americas 25.9%・EMEA 23.7%・APAC 7.9%
主な製品・ブランド
広告・マーケティング
年収と従業員の推移(2021年12月期〜2025年12月期)
年度平均年収(単体)従業員(連結)
2021年12月期—64,832人
2022年12月期1,520万円69,066人
2023年12月期1,589万円71,127人
2024年12月期1,508万円68,102人
2025年12月期1,596万円67,454人

事業の分類

事業
広告・コミュニケーションサービス広告配信・運用/広告企画・制作
東証業種
サービス業

分類の根拠:電通グループ 有価証券報告書 2025年12月期 事業の内容。確認日 2026-09-15。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。

事業の中身

広告主に代わって広告を作り、テレビやネットの枠を買って出稿する国内最大の広告会社だ。海外の買収で世界に広げたが、海外事業の統合と立て直しが続き、のれんの減損で損が出る年がある。

企業の業務の変革を支える事業を新しい柱にしている。

電通グループ(4324):事業の中身2025年12月期の区分別の売上。出典は頁末。2025年12月期・セグメント別の売上43%26%24%8%日本6,083億円(43%)Americas3,697億円(26%)EMEA3,384億円(24%)APAC1,122億円(8%)電通グループ(4324):事業の中身2025年12月期の区分別の売上。出典は頁末。2025年12月期・セグメント別の売上43%26%24%日本6,083億円(43%)Americas3,697億円(26%)EMEA3,384億円(24%)APAC1,122億円(8%)
2025年12月期の区分別の売上。出典は頁末。
日本43%国内の広告の取引と制作。

この事業は日本国内における広告・マーケティング事業を担う。㈱電通や㈱電通東日本、㈱電通デジタル、㈱電通総研などのグループ会社を通じて展開している。

  • 広告
  • マーケティング

主な会社

会社出資
㈱電通4,6100%
㈱電通東日本100%
㈱電通西日本100%
㈱電通九州100%
㈱電通ランウェイ100%
㈱電通名鉄コミュニケーションズ50%

ほか10社。出資は電通Gが持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益
2022年12月期5,327億円
2023年12月期5,488億円
2024年12月期5,746億円
2025年12月期6,083億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2025年12月期の動き

  • 日本事業は売上総利益で5年連続、調整後営業利益で2年連続の過去最高業績を維持し、売上総利益は前期比6.2%増の4,955億92百万円となった

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

Americas26%北米と中南米の広告とマーケティング。

この事業は南北アメリカ地域における広告・マーケティング事業を担う。Dentsu Creative, LLCやCarat USA, Inc.、Merkle Group, Inc.などの現地法人を通じて展開している。

  • 広告
  • マーケティング

主な会社

会社出資
Dentsu Creative Advertising, LLC4100%
Dentsu Creative, LLC4100%
Dentsu International Americas, LLC4100%
Carat USA, Inc.100%
iProspect.com, Inc.100%
Dentsu US, Inc.4100%

ほか6社。出資は電通Gが持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益
2022年12月期3,240億円
2023年12月期3,506億円
2024年12月期3,805億円
2025年12月期3,697億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2025年12月期の動き

  • Americasは為替の円高と一部子会社の売却により売上総利益が前期比5.6%減の3,157億46百万円となった

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

EMEA24%欧州と中東とアフリカの広告と マーケティング。

主な会社

会社出資
Tag Worldwide Holdings Limited100%
TAG EUROPE LIMITED5100%
Dentsu Aegis Network Central Europe GmbH100%
Dentsu Aegis Network Central Europe Holding GmbH5100%
Dentsu France4,5100%
Aegis Finance4100%

ほか4社。出資は電通Gが持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益
2022年12月期2,588億円
2023年12月期2,664億円
2024年12月期3,193億円
2025年12月期3,384億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2025年12月期の動き

  • 米州及びEMEA地域でののれん減損損失の計上等により利益剰余金が減少し会社法上の配当可能額が大幅なマイナスとなったため、当期の期末配当を無配とした

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

APAC8%アジアと太平洋の広告。

主な会社

会社出資
Dentsu (Shanghai) Investment Co., Ltd.4100%
北京電通廣告有限公司100%
Dentsu Asia Pte. Ltd.4100%
Dentsu Asia Pacific Pte. Ltd.5100%
Dentsu Asia Pacific Holdings Pte. Ltd.4100%
Dentsu Singapore Holdings Pte. Ltd.4100%

ほか4社。出資は電通Gが持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益
2022年12月期1,155億円
2023年12月期1,161億円
2024年12月期1,228億円
2025年12月期1,122億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2023年12月期の動き

  • APACで678億4百万円の減損損失を計上し、制度会計上の営業利益は前期比61.5%減の453億12百万円、親会社の所有者に帰属する当期損失は107億14百万円(前期は当期利益598億47百万円)となった
  • APACは人員削減費用の計上等により調整後営業利益が前期比64.3%減の79億57百万円となった

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

誰に売る

客は国内と海外の広告主、広告枠を売るテレビ局と媒体、変革を頼む企業だ。

電通グループ(4324):誰に売る電通グループ(4324):誰に売る主な客国内の広告主テレビ・ネット・イベント最大の柱海外の広告主買収した海外の会社立て直し中テレビ局・媒体広告枠の売買手数料企業業務の変革の支援新しい柱電通グループ(4324):誰に売る電通グループ(4324):誰に売る主な客国内の広告主テレビ・ネット・イベント最大の柱海外の広告主買収した海外の会社立て直し中テレビ局・媒体広告枠の売買手数料企業業務の変革の支援新しい柱

業績5年

2025年12月期の売上収益は1.4兆円、営業利益は−2,892億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は−3,276億円。

2021年12月期から2025年12月期までの5期で、売上収益は32%増えた。

電通グループ(4324):業績5年2021年12月期から2025年12月期。単位は億円。凡例の純利益は当期利益:親会社の所有者に帰属。売上収益2021/121.1兆円2022/121.2兆円2023/121.3兆円2024/121.4兆円2025/121.4兆円営業利益・純利益2021/122022/122023/122024/122025/12営業利益−2,892億円純利益−3,276億円電通グループ(4324):業績5年2021年12月期から2025年12月期。単位は億円。凡例の純利益は当期利益:親会社の所有者に帰属。売上収益2021/121.1兆円2022/121.2兆円2023/121.3兆円2024/121.4兆円2025/121.4兆円営業利益・純利益2021/122022/122023/122024/122025/12営業利益−2,892億円純利益−3,276億円
2021年12月期から2025年12月期。単位は億円。凡例の純利益は当期利益:親会社の所有者に帰属。

営業利益率の推移

売上収益に対する営業利益の割合は、2025年12月期が-20.2%、2024年12月期が-8.9%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

電通グループ(4324):営業利益率の推移電通グループ(4324):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上収益-20.2%2024年12月期 -8.9%−11.3%直近の推移22.3% → -20.2%2021年12月期から2025年12月期の推移電通グループ(4324):営業利益率の推移電通グループ(4324):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上収益-20.2%2024年12月期 -8.9%−11.3%直近の推移22.3% → -20.2%2021年12月期から2025年12月期の推移

他の会社と比べると

営業利益率-20.2%は、図鑑にある「広告」の会社144社の中で上から137番目。中央値は4.8%で、低い方。

売上の伸び+32%は、上から47番目。中央値は+14%で、真ん中あたり。

従業員1人あたりの売上2,128万円は、上から105番目。中央値は2,947万円で、真ん中あたり。

売上の大きさは、144社の中で上から1番目。中央値は71億円。

比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。

電通グループ(4324):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「広告」の会社144社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2025年12月期中央値 4.8%低い高い-20.2% 低い方売上の伸び2021年12月期から2025年12月期中央値 +14%低い高い+32% 真ん中あたり1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 2,947万円低い高い2,128万円 真ん中あたり売上の大きさ144社の中で中央値 71億円低い高い1.4兆円 高い方電通グループ(4324):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「広告」の会社144社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2025年12月期中央値 4.8%低い高い-20.2% 低い方売上の伸び2021年12月期から2025年12月期中央値 +14%低い高い+32% 真ん中あたり1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 2,947万円低い高い2,128万円 真ん中あたり売上の大きさ144社の中で中央値 71億円低い高い1.4兆円 高い方
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。

100円売ると、どこへ行く

2025年12月期は費用が売上収益を上回り、営業利益がマイナスだった。100円売って120円の費用が出た計算になる。理由は頁末の注記と決算資料にある。

電通グループ(4324):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2025年12月期・100円の行き先・行き先100円費用(材料・人件費・販売など)100円電通グループ(4324):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2025年12月期・100円の行き先・行き先100円費用(材料・人件費・販売など)100円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は67,454人。本社は港区東新橋一丁目8番1号。決算期は12月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり2,128万円になる。

電通グループ(4324):会社の大きさ電通グループ(4324):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)2,128万円1.4兆円 ÷ 67,454人電通グループ(4324):会社の大きさ電通グループ(4324):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)2,128万円1.4兆円 ÷ 67,454人

何に左右される

広告の景気が出稿を決め、海外の統合の費用とのれんの減損が利益を振らせる。テレビからネットへの移行で利益率が変わる。

五輪や万博などの大型イベントで年ごとに振れ、人件費が利益率に効く。

電通グループ(4324):何に左右される電通グループ(4324):何に左右される効くもの広告の景気広告主の出稿景気で動く海外の統合のれんの減損と整理一時的な損ネット広告への移行テレビからの移行利益率が変わる大型イベント五輪や万博年ごとの振れ人件費人の数で動く事業利益率電通グループ(4324):何に左右される電通グループ(4324):何に左右される効くもの広告の景気広告主の出稿景気で動く海外の統合のれんの減損と整理一時的な損ネット広告への移行テレビからの移行利益率が変わる大型イベント五輪や万博年ごとの振れ人件費人の数で動く事業利益率

この会社の技術

どの媒体にいくら出せば効くかを測り、広告主の予算を最適に配る運用の技術。

この会社を読む言葉

  • 広告代理店:広告主に代わって広告を作り媒体を買う会社
  • のれん:買収した会社の値段のうち資産を超えた分
  • 出稿:広告主が広告を出すこと

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の収益、2025年12月期の値。 東証33業種:サービス業。

数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針

この図を使う

この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。

1枚カードを保存(PNG)