日東精工のセグメント · 試作 · 2025年12月期
ファスナー
ファスナー事業は、精密ねじ部品や特殊冷間圧造部品などの工業用ファスナーを扱う。東洋圧造株式会社や株式会社協栄製作所、ケーエム精工株式会社など国内外の関係会社を通じて、製造から加工、販売まで手がけている。
- 精密ねじ部品
- 特殊冷間圧造部品
- 工業用ファスナー
何をしている事業か
(1)ファスナー事業 当部門は、精密ねじ部品を基軸に、大幅な合理化を推進する特殊冷間圧造部品などの製造、販売を行っております。国内には、工業用ファスナーの製造・販売を行っている東洋圧造㈱、㈱協栄製作所およびケーエム精工㈱、工業用ファスナーに使用される工具類の製造・販売を行っている東陽精工㈱、工業用ファスナーの製造工程の一部を受託している㈱ニッセイおよび㈱ファイン、精密プレス製品および金型の製造・販売を行っている㈱伸和精工、工業用ファスナーなどの販売を行う関係会社3社(和光㈱、松浦屋㈱、㈱ピニング)があります。また、海外には、工業用ファスナーなどの製造・販売を行っている関係会社12社(PT.NITTO ALAM INDONESIA、旭和螺絲工業股份有限公司他10社)などがあります。
主な関係会社と、その会社が何をしているか。出資は日東精工が持つ議決権の割合。
| 会社 | 何をしている会社か | 所在地 | 出資 |
|---|---|---|---|
| 和光㈱ | 工業用ファスナー類の販売 | 群馬県 邑楽郡 大泉町 | 100% |
| 東洋圧造㈱ | 工業用ファスナーの製造・販売 | 群馬県 前橋市 | 100% |
| ㈱ニッセイ | 工業用ファスナーの熱処理加工 | 京都府 綾部市 | 100% |
| ㈱ファイン | 工業用ファスナーの検査・包装 | 京都府 綾部市 | 100% |
| ㈱協栄製作所 | 工業用ファスナーの製造・販売 | 奈良県 五條市 | 89.5% |
| 松浦屋㈱ | 工業用ファスナー類の販売 | 東京都 品川区 | 52% |
| ケーエム精工㈱ | 工業用ファスナーの製造・販売 | 大阪府 東大阪市 | 100% |
| ㈱ピニング | 工業用ファスナーの販売 | 大阪府 東大阪市 | 100% |
| NITTO SEIKO (THAILAND)CO.,LTD. ※1 | 工業用ファスナーの製造・販売 | タイ国 サムットプラカーン県 | 57.9% |
| PT.NITTO ALAM INDONESIA ※1 | 工業用ファスナーの製造・販売 | インドネシア共和国バンテン州 | 100% |
| 旭和螺絲工業 股有限公司 ,2 | 工業用ファスナーの製造・販売 | 台湾 高雄市 | 50% |
| 香港和光精工有限公司 | 工業用ファスナーの販売 | 香港 | 100% |
| 日東精工科技(浙江)有限公司 ,2 | 工業用ファスナーの製造・販売 | 中国 浙江省 | 50% |
| VIETNAM WACOH CO., LTD. | 工業用ファスナー等の販売 | ベトナム社会主義共和国ハイズオン省 | 100% |
| PT.INDONESIA NITTO SEIKO TRADING | 工業用ファスナー等の輸入販売 | インドネシア共和国バンテン州 | 100% |
| MALAYSIAN PRECISION MANUFACTURING SDN. BHD.※2 | 工業用ファスナーの製造・販売 | マレーシアセランゴール州 | 47.5% |
| 松浦屋香港有限公司 | 工業用ファスナーの販売 | 香港 | 52% |
印の無い会社は連結子会社。「関連会社」は持分法で利益を取り込む出資先。
数字の推移
2025年12月期の収益は371億円で、会社全体の73.9%。利益はセグメントの当期利益。セグメントの区分が変わった年は、前後を同じ物差しで比べられない。この区分で開示された年度だけを並べる。
| 年度 | 収益 | 利益 | 資産 | 従業員 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年12月期 | 279億円 | — | — | — |
| 2022年12月期 | 322億円 | 17億円 | 357億円 | 1,513人 |
| 2023年12月期 | 329億円 | 16億円 | 349億円 | 1,413人 |
| 2024年12月期 | 337億円 | 16億円 | 509億円 | 1,414人 |
| 2025年12月期 | 371億円 | 23億円 | 382億円 | 1,768人 |
その年の記述(有価証券報告書より)
経営成績の分析から
2025年12月期
- ファスナー事業では、インドのVULCANグループの子会社化を実施するとともに、精密ねじの量産対応に取り組みました。
- <ファスナー事業>当事業につきましては、主要取引先である自動車関連業界では引き続きCASE関連におけるADAS(先進運転支援システム)向けを中心とした製品の需要が増加しました。
- (売上高) 当連結会計年度における売上高は、ファスナー事業のゲーム機向け用精密ねじや国内自動車向けCASE関連製品が好調に推移するとともに、M&Aによる連結子会社の増加などもあり、502億3千8百万円(前期比6.7%増)と過去最高額を計上しました。
2024年12月期
- <ファスナー事業>当事業につきましては、主な需要先である自動車関連業界においては、型式認証問題に起因した生産停止による影響を受けつつもCASE関連製品の需要拡大により堅調に推移しました。
- 今後も、ファスナー事業では、自動車関連業界でのCASE関連製品の需要拡大に対応した新製品の開発に注力するとともに、成長著しいインド市場において事業を本格的に始動させ、事業拡大につなげてまいります。
2023年12月期
- <ファスナー事業>当事業につきましては、2022年4月に子会社化したケーエム精工株式会社および株式会社ピニングが業績に貢献しましたが、資源価格の高止まりや原材料価格の高騰により厳しい利益環境となりました。
- (売上高) 当連結会計年度における売上高は、自動車関連や住宅・建築業界向けのファスナー製品や化学・薬品業界向けの分析機器などの制御製品が好調に推移するとともに、2022年4月に実施したM&Aによる連結子会社増加の影響もあり、447億4千4百万円(前年同期比1.6%増)と過去最高額を計上しました。
2022年12月期
- <ファスナー事業>当事業につきましては、強固な異種金属接合を実現する「アクローズ」や「アクローズ ハイブリッド」、高精度で大量生産を可能にした「ギヤ部品」などの自動車のEV関連製品が増加する一方、世界的な半導体不足の長期化に伴う市場の減速により、精密ねじ、一般ねじともに、需要が減少しました。
つながる図鑑
出典と生成
- 有価証券報告書 2025年12月期(S100XVV3)
- 有価証券報告書 2024年12月期(S100VIG0)
- 有価証券報告書 2023年12月期(S100T5WK)
- 有価証券報告書 2022年12月期(S100QIFE)
関係会社と取扱商品は直近の有価証券報告書、数字は各年度の有価証券報告書のセグメント情報から機械で読んだ。要約は有価証券報告書の記述だけから書き、数字と評価を含めない。
