会社図鑑
日本郵船(9101)
日本郵船は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は2.4兆円。平均年収は1,555万円(単体・海運業10社の中で2位)。上場会社(証券コード 9101)。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-16 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 9101
- 業種(東証33業種)
- 海運業
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都千代田区丸の内二丁目3番 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 39,830人・単体 1,370人
- 平均年収
- 1,555万円(単体・平均年齢 37.8歳・平均勤続 13.9年)海運業の10社の中で2位・業種の中央値 1,076万円 海運業の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 物流事業 34.4%・ドライバルク事業 23.5%・自動車事業 22.5%・エネルギー事業 10.1%
- 主な製品・ブランド
- 倉庫業・貨物運送取扱業・沿海貨物海運業・海上貨物輸送・船舶貸渡業・自動車物流・コンテナターミナル業・港湾運送業・曳船業・航空貨物輸送
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,082万円 | 35,165人 |
| 2023年3月期 | 1,322万円 | 35,502人 |
| 2024年3月期 | 1,379万円 | 35,243人 |
| 2025年3月期 | 1,435万円 | 35,230人 |
| 2026年3月期 | 1,555万円 | 39,830人 |
事業の分類
分類の根拠:日本郵船 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
船で貨物を運ぶ運賃が本業だ。コンテナ、自動車、鉄鉱石や石炭のばら積み、天然ガスを運ぶLNG船など、船の種類ごとに事業がある。コンテナ船は日本の海運3社で統合した会社が運航し、その利益の取り分を受け取る。
グループには貨物の航空会社と、港の物流の会社もある。
定期船事業8%コンテナ船(統合会社の持分)と港のターミナル。
この事業は定期船による国際海上貨物輸送を担う。当社及び関係会社が、コンテナターミナル業、港湾運送業、曳船業も行っている。
- 海上貨物輸送
- コンテナターミナル業
- 港湾運送業
- 曳船業
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 旭運輸㈱ | 100% |
| エム・ワイ・ターミナルズ・ホールディングス㈱ | 51% |
| 大分臨海興業㈱ | 60% |
| 関東曳船㈱ | 64% |
| ㈱新日本海洋社 | 100% |
| 千葉海運産業㈱ | 100% |
ほか19社。出資は日本郵船が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 1,906億円 |
| 2023年3月期 | 2,007億円 |
| 2024年3月期 | 1,924億円 |
| 2025年3月期 | 1,804億円 |
| 2026年3月期 | 1,809億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 定期船事業はコンテナ船の運賃市況の下落により増収減益となり、経常利益は前期比2,245億円減少した
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
自動車事業22%完成車を運ぶ自動車専用船と港の物流。
この事業は自動車専用船による国際海上貨物輸送を担う。当社及び関係会社が、自動車物流事業なども行っている。
- 海上貨物輸送
- 自動車物流
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| HABOUR ONE (THAILAND) CO., LTD. | 100% |
| HABOUR TWO (THAILAND) CO., LTD. | 100% |
| HABOUR THREE (THAILAND) CO., LTD. | 100% |
| HABOUR FOUR (THAILAND) CO., LTD. | 100% |
| HABOUR FIVE (THAILAND) CO., LTD. | 100% |
| INTERNATIONAL CAR OPERATORS N.V. | 100% |
ほか34社。出資は日本郵船が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2024年3月期 | 4,909億円 |
| 2025年3月期 | 5,324億円 |
| 2026年3月期 | 5,269億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 設備投資は全体で3,053億円を実施し、自動車事業とエネルギー事業で船舶を中心とした投資が多かった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
ドライバルク事業24%鉄鉱石・石炭・穀物を運ぶばら積み船。
この事業はドライバルカーによる国際海上貨物輸送を担う。当社及び関係会社が、船舶貸渡業なども行っている。
- 海上貨物輸送
- 船舶貸渡業
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 旭海運㈱ | 100% |
| NYKバルク・プロジェクト㈱ | 100% |
| 太平洋沿海汽船㈱ | 100% |
| 太平洋汽船㈱ | 100% |
| 八馬汽船㈱ | 100% |
| 三菱鉱石輸送㈱ | 100% |
ほか8社。出資は日本郵船が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2024年3月期 | 5,733億円 |
| 2025年3月期 | 6,073億円 |
| 2026年3月期 | 5,511億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年3月期の動き
- 報告セグメントを見直し、従来の不定期専用船事業を自動車事業・ドライバルク事業・エネルギー事業に分割し、不動産業をその他事業に含める表示に変更した
- 設備投資は全体で2,078億円を実施し、ドライバルク事業とエネルギー事業で船舶を中心とした投資が多かった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
エネルギー事業10%LNG船・タンカー・洋上風力の支援船。
この事業はタンカーによる国際海上貨物輸送を担う。当社及び関係会社が、船舶貸渡業なども行っている。
- 海上貨物輸送
- 船舶貸渡業
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| NYK ENERGY OCEAN㈱ | 80% |
| NYKLNGシップマネージメント㈱ | 100% |
| ㈱グローバルオーシャンディベロップメント | 80% |
| ALGAHUNT SHIPPING INC. | 70% |
| ALGAWIN SHIPPING INC. | 100% |
| ALRUNA LNG LTD. | 100% |
ほか34社。出資は日本郵船が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2024年3月期 | 1,734億円 |
| 2025年3月期 | 1,786億円 |
| 2026年3月期 | 2,370億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- エネルギー事業は中東情勢の緊迫によるVLCC・VLGC市況の上昇により増収増益となった
- 設備投資は全体で3,053億円を実施し、自動車事業とエネルギー事業で船舶を中心とした投資が多かった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
航空運送事業2%
この事業は航空貨物輸送を担う。連結子会社の日本貨物航空が担っている。
- 航空貨物輸送
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 1,887億円 |
| 2023年3月期 | 2,181億円 |
| 2024年3月期 | 1,612億円 |
| 2025年3月期 | 1,857億円 |
| 2026年3月期 | 411億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年3月期の動き
- 航空運送事業はEコマース需要や半導体製造装置向け貨物の増加により増収増益となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
物流事業34%航空貨物、港の荷役、倉庫、国際輸送の手配。
この事業は倉庫業や貨物運送取扱業、沿海貨物海運業を担う。ユニエツクスNCT、新日本海洋社、旭運輸、郵船港運、日本コンテナ輸送、内海曳船、ホンマ、大分臨海興業、OCEAN NETWORK EXPRESSなどの関係会社が、海・陸・空の総合物流ネットワークを提供している。
- 倉庫業
- 貨物運送取扱業
- 沿海貨物海運業
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| カメリアライン㈱ | 51% |
| 近海郵船㈱ | 100% |
| 近郵船舶管理㈱ | 100% |
| ㈱トランスコンテナ | 72.8% |
| 郵船トラベル㈱ | 100% |
| 郵船ロジスティクス㈱ | 100% |
ほか34社。出資は日本郵船が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 8,475億円 |
| 2023年3月期 | 8,625億円 |
| 2024年3月期 | 7,023億円 |
| 2025年3月期 | 8,122億円 |
| 2026年3月期 | 8,048億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客はメーカーや商社などの荷主、自動車メーカー、電力とガスの会社だ。運賃はドルで受け取ることが多い。
業績5年
2026年3月期の売上高は2.4兆円、営業利益は1,386億円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,118億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は6%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が5.7%、2025年3月期が8.1%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率5.7%は、図鑑にある「航空・海運」の会社23社の中で上から15番目。中央値は7.0%で、真ん中あたり。
売上の伸び+6%は、上から19番目。中央値は+33%で、低い方。
従業員1人あたりの売上6,085万円は、上から11番目。中央値は6,065万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、23社の中で上から2番目。中央値は623億円。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に94円が出ていき、営業利益として6円が残る。この期は本業の外の利益(出資先の利益や為替差益など)が加わり、税金を払った後の親会社株主に帰属する当期純利益は9円と、営業利益を上回った。
会社の大きさ
連結の従業員数は39,830人。本社は千代田区丸の内二丁目3番。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり6,085万円になる。
何に左右される
運賃の相場が最も大きい。コンテナやばら積みの運賃は、荷物の量と船の数の需給で大きく振れる。新しい船が多く造られると運賃が下がる。
燃料代は原油で動き、世界の貿易量は景気と関税で動く。運賃はドルなので為替も効く。
この会社の技術
数千台の車を積む専用船や、天然ガスを冷やしたまま運ぶLNG船の設計と運航。
この会社を読む言葉
- コンテナ船:規格の箱に入れた荷物を運ぶ船。世界の貿易の主役
- ばら積み船:鉄鉱石・石炭・穀物を、袋に入れずそのまま積む船
- 用船料:船を借りる時の料金。運賃の相場と連動する
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この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:海運業。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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