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会社図鑑

日本郵船(9101)

日本郵船は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は2.4兆円。

事業の中身

船で貨物を運ぶ運賃が本業だ。コンテナ、自動車、鉄鉱石や石炭のばら積み、天然ガスを運ぶLNG船など、船の種類ごとに事業がある。コンテナ船は日本の海運3社で統合した会社が運航し、その利益の取り分を受け取る。

グループには貨物の航空会社と、港の物流の会社もある。

日本郵船(9101):事業の中身2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。2026年3月期・セグメント別の売上33%22%22%10%7%6%物流事業8,018億円(33%)ドライバルク事業5,432億円(22%)自動車事業5,261億円(22%)エネルギー事業2,364億円(10%)定期船事業1,746億円(7%)その他1,416億円(6%)
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
物流事業33%

航空貨物、港の荷役、倉庫、国際輸送の手配。

ドライバルク事業22%

鉄鉱石・石炭・穀物を運ぶばら積み船。

自動車事業22%

完成車を運ぶ自動車専用船と港の物流。

エネルギー事業10%

LNG船・タンカー・洋上風力の支援船。

定期船事業7%

コンテナ船(統合会社の持分)と港のターミナル。

その他6%

不動産など。

誰に売る

客はメーカーや商社などの荷主、自動車メーカー、電力とガスの会社だ。運賃はドルで受け取ることが多い。

日本郵船(9101):誰に売る日本郵船(9101):誰に売る主な客荷主(メーカー・商社)コンテナ・自動車・資源世界の貿易自動車メーカー自動車専用船台数で動く電力・ガス会社LNG船・石炭船長期契約航空貨物の荷主グループの貨物航空速さが要る荷物

業績5年

2026年3月期の売上高は2.4兆円、経常利益は2,111億円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,118億円。

2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は6%増えた。

日本郵船(9101):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。売上高2022/32.3兆円2023/32.6兆円2024/32.4兆円2025/32.6兆円2026/32.4兆円経常利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/3経常利益2,111億円純利益2,118億円
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。

経常利益率の推移

売上高に対する経常利益の割合は、2026年3月期が8.7%、2025年3月期が19%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

日本郵船(9101):経常利益率の推移日本郵船(9101):経常利益率の推移経常利益 ÷ 売上高8.7%2025年3月期 19.0%−10.3%直近の推移44.0% → 8.7%2022年3月期から2026年3月期の推移

他の会社と比べると

図鑑にある「航空・海運」の会社は、この図鑑ではまだANA HDだけ。

経常利益率は、この会社が8.7%、ANA HDが8.6%。売上の5年の伸びは+6%と+149%。従業員1人あたりの売上は6,085万円と5,309万円。売上の大きさは2.4兆円と2.5兆円。

利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。

同じ業界の会社が図鑑に増えると、業界の中での位置がここに出る。

日本郵船(9101):他の会社と比べるとそれぞれの直近期の経常利益率。日本郵船8.7%2026年3月期ANA HD8.6%2026年3月期
それぞれの直近期の経常利益率。

100円売ると、どこへ行く

2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に91円が出ていき、経常利益として9円が残る。この期は本業の外の利益(出資先の利益や為替差益など)が加わり、税金を払った後の親会社株主に帰属する当期純利益は9円と、経常利益を上回った。

日本郵船(9101):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先91円9円費用(利払い・人件費など)91円純利益9円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は39,830人。本社は東京都。設立は1885年。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり6,085万円になる。

日本郵船(9101):会社の大きさ日本郵船(9101):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)6,085万円2.4兆円 ÷ 39,830人

何に左右される

運賃の相場が最も大きい。コンテナやばら積みの運賃は、荷物の量と船の数の需給で大きく振れる。新しい船が多く造られると運賃が下がる。

燃料代は原油で動き、世界の貿易量は景気と関税で動く。運賃はドルなので為替も効く。

日本郵船(9101):何に左右される日本郵船(9101):何に左右される効くもの運賃の相場コンテナ・ばら積み需給で大きく振れる燃料代重油・LNG原油で動く世界の貿易量景気と関税船の需要船の供給新造船の数多いと運賃が下がる為替運賃はドル円安で円の利益が増える

この会社の技術

数千台の車を積む専用船や、天然ガスを冷やしたまま運ぶLNG船の設計と運航。

この会社を読む言葉

  • コンテナ船:規格の箱に入れた荷物を運ぶ船。世界の貿易の主役
  • ばら積み船:鉄鉱石・石炭・穀物を、袋に入れずそのまま積む船
  • 用船料:船を借りる時の料金。運賃の相場と連動する

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:日本郵船は営業利益より持分法適用会社ONE(Ocean Network Express、コンテナ船事業)からの持分法投資損益を含む経常利益の方が実態の収益力を反映するため、opには経常利益を採用(決算短信内で報告セグメントの利益も経常利益ベース)。参考までに営業利益は2026年3月期1,386億円・2025年3月期2,108億円・2024年3月期1,747億円・2023年3月期2,964億円・2022年3月期2,689億円。セグメントは決算短信添付資料の報告セグメント情報(外部顧客に対する売上高)を直接確認。7区分(定期船・航空運送・物流・自動車・ドライバルク・エネルギー・その他)のうち下位2区分(その他事業1,020億円・航空運送事業396億円)を「その他」に統合。2026年3月期純利益は2,117億5,000万円(四捨五入により2,118億円と記載)。従業員数39,830名(2026年3月期、連結)は二次情報(the-shashi.com)による。

数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針