会社図鑑
ANAホールディングス(9202)
ANAは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は2.5兆円。平均年収は771万円(単体)。上場会社(証券コード 9202)。 英文社名は「ANA HOLDINGSINC.」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-25 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 9202
- 業種(東証33業種)
- 空運業
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都港区東新橋一丁目5番2号 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 47,826人・単体 286人
- 平均年収
- 771万円(単体・平均年齢 46.2歳・平均勤続 2.9年)自分の年収と比べる
- 主な事業
- 航空事業 79.9%・航空関連事業 12.5%・商社事業 5.3%・旅行事業 2.3%
- 主な製品・ブランド
- 空港サービス・予約案内・航空機整備・航空関連資材・店舗販売・通信販売・パッケージ旅行商品・航空券
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 496万円 | 42,196人 |
| 2023年3月期 | 691万円 | 40,507人 |
| 2024年3月期 | 714万円 | 41,225人 |
| 2025年3月期 | 730万円 | 44,019人 |
| 2026年3月期 | 771万円 | 47,826人 |
事業の分類
分類の根拠:ANAホールディングス 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
飛行機に旅客と貨物を乗せて運ぶ運賃が本業だ。国際線と国内線、そしてグループの格安航空会社がある。燃料代、人件費、機材の費用が重く、座席がどれだけ埋まるかで利益が決まる。
航空貨物は半導体や生鮮品など、速さが要る荷物を運ぶ。
航空事業80%国際線・国内線の旅客と貨物、格安航空会社。
この区分は航空運送を担う。全日本空輸、ANAウイングス、エアージャパン、Peach Aviation、日本貨物航空が航空事業を行う。
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 全日本空輸㈱ | 100% |
| ANAウイングス㈱ | 100% |
| ㈱エアージャパン | 100% |
| 日本貨物航空㈱ | 100% |
| Peach Aviation㈱ | 100% |
| ANAエアポートサービス㈱ | 100% |
ほか31社。出資はANAが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 8,851億円 | -1,629億円 |
| 2023年3月期 | 15,394億円 | 1,242億円 |
| 2024年3月期 | 18,696億円 | 2,080億円 |
| 2025年3月期 | 20,588億円 | 1,991億円 |
| 2026年3月期 | 23,132億円 | 2,219億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 航空事業の売上高は訪日需要とレジャー需要及び2025年7月に連結子会社化したNCAの収入加算等により前期比12.4%増の2兆3,132億円、営業利益は同11.5%増の2,219億円となった。
- 当連結会計年度の設備投資額は2,623億円で、航空事業における航空機を中心に投じた。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
航空関連事業12%空港の地上業務・整備・貨物の取り扱い。
この区分は空港や航空機整備に関わるサービスを担う。ANA大阪空港、ANAエアポートサービス、ANAテレマート、ANAベースメンテナンステクニクスなどが、空港での各種サービス提供、電話による予約案内、航空機の整備作業の役務提供を行う。
- 空港サービス
- 予約案内
- 航空機整備
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 2,068億円 | -7億円 |
| 2023年3月期 | 2,471億円 | 23億円 |
| 2024年3月期 | 2,988億円 | 68億円 |
| 2025年3月期 | 3,373億円 | 40億円 |
| 2026年3月期 | 3,616億円 | 15億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 航空関連事業の売上高は機内食関連業務の受託増加等で前期比7.2%増の3,616億円となる一方、人件費等の増加で営業利益は同63.9%減の14億円となった。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
旅行事業2%パッケージ旅行の企画と販売。
この区分は旅行商品の企画・販売を担う。ANA Xが、全日本空輸の航空券等を組み込んだ「ANAトラベラーズ」ブランドのパッケージ旅行商品の企画及び販売を行う。
- パッケージ旅行商品
- 航空券
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| ANA X㈱ | 100% |
| ANAあきんど㈱ | 100% |
| ANA Sales Americas | 100% |
| 全日本空輸服務有限公司 | 100% |
| ANAビジネスジェット㈱ | 51% |
| 楽天ANAトラベルオンライン㈱ | 50% |
出資はANAが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 463億円 | -21億円 |
| 2023年3月期 | 738億円 | -3億円 |
| 2024年3月期 | 785億円 | 14億円 |
| 2025年3月期 | 736億円 | 2億円 |
| 2026年3月期 | 653億円 | -2億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2024年3月期の動き
- 旅行事業の売上高は前期比6.4%増の785億円、営業利益は前期の2億円の損失から13億円の利益に転じた。
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商社事業5%空港の売店・免税店・機内販売・輸入品の卸。
この区分は航空関連資材等の取引を担う。全日空商事を中心とする子会社が、航空関連資材等の輸出入及び店舗・通信販売を行う。
- 航空関連資材
- 店舗販売
- 通信販売
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 全日空商事㈱ | 100% |
| ANAフーズ㈱ | 100% |
| ANA FESTA㈱ | 100% |
| 全日空商事デューティーフリー㈱ | 100% |
| ANA TRADING CORP.,U.S.A. | 100% |
| インターナショナル・カーゴ・サービス㈱ | 100% |
ほか3社。出資はANAが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 817億円 | 6億円 |
| 2023年3月期 | 1,033億円 | 35億円 |
| 2024年3月期 | 1,179億円 | 46億円 |
| 2025年3月期 | 1,300億円 | 46億円 |
| 2026年3月期 | 1,543億円 | 76億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は国際線と国内線の旅客と、貨物を送る会社だ。訪日客と出張の需要、観光の需要がそれぞれ動く。
業績5年
2026年3月期の売上高は2.5兆円、営業利益は2,174億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,691億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は149%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が8.6%、2025年3月期が8.7%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率8.6%は、図鑑にある「航空・海運」の会社23社の中で上から8番目。中央値は7.0%で、真ん中あたり。
売上の伸び+149%は、上から4番目。中央値は+33%で、高い方。
従業員1人あたりの売上5,309万円は、上から16番目。中央値は6,065万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、23社の中で上から1番目。中央値は623億円。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に91円が出ていき、営業利益として9円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が7円。
会社の大きさ
連結の従業員数は47,826人。本社は港区東新橋一丁目5番2号。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり5,309万円になる。
何に左右される
原油と燃料代が最も大きい費用の1つで、燃料サーチャージで一部を運賃に転嫁する。燃料と機材はドルで払うので、円安はコストを増やす。
訪日客は国際線の需要を作り、為替と各国の政策で増減する。飛行機の購入は大きな投資で、減価償却として長く費用に残る。
この会社の技術
需要の予測に合わせて座席の値段を刻々と変える仕組みと、機材の整備と運航の管理。
この会社を読む言葉
- 搭乗率:座席のうち、実際に埋まった割合
- 燃料サーチャージ:燃料代の変動分を運賃に上乗せする料金
- イールド:旅客1人を1km運んで得る収入。単価の目安
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 業界図鑑航空と海運は、何で稼いでいる?航空・海運
- 仕組み図鑑燃料サーチャージって、何?燃料サーチャージ
- 指標図鑑原油の値段は、今いくら?原油価格
- 指標図鑑訪日客は、今どれくらい?訪日客数
- 仕組み図鑑円安は、輸入する会社にどう効く?円安
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:空運業。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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