会社図鑑
商船三井(9104)
商船三井は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は1.8兆円。平均年収は1,660万円(単体・海運業10社の中で1位)。上場会社(証券コード 9104)。 英文社名は「Mitsui O.S.K. Lines, Ltd.」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-23 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 9104
- 有価証券報告書を出している子会社
- ダイビル
- 業種(東証33業種)
- 海運業
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都港区虎ノ門二丁目1番1号 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 11,567人・単体 1,433人
- 平均年収
- 1,660万円(単体・平均年齢 38.4歳・平均勤続 12.9年)海運業の10社の中で1位・業種の中央値 1,076万円 海運業の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- エネルギー事業 42.6%・ドライバルク事業 36.1%・関連事業 7%・フェリー・内航RORO船・クルーズ事業 5.8%
- 主な製品・ブランド
- 油送船・LNG船・海洋事業・ドライバルク船・海上貨物輸送・バルク輸送・曳船業・商社事業・舶用資材・フェリー
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,073万円 | 8,547人 |
| 2023年3月期 | 1,517万円 | 8,748人 |
| 2024年3月期 | 1,675万円 | 9,795人 |
| 2025年3月期 | 1,437万円 | 10,500人 |
| 2026年3月期 | 1,660万円 | 11,567人 |
事業の分類
分類の根拠:商船三井 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
鉄鉱石と石炭を運ぶばら積み船、LNG船、タンカー、自動車船で稼ぐ海運会社だ。コンテナ船は日本郵船と川崎汽船との合弁に出し、その持分の利益を受け取る。LNG船の長期契約が安定した柱になる。
運賃はドル建てで、為替が効く。
ドライバルク事業36%鉄鉱石と石炭と穀物のばら積み船。
当社と関係会社を通じて、ドライバルク船を保有・運航し、世界的な規模で海上貨物輸送を手がける事業。商船三井ドライバルクやGEARBULK HOLDINGなどのグループ会社を通じて運航する。
- ドライバルク船
- 海上貨物輸送
- バルク輸送
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 商船三井 ドライバルク㈱ | 100% |
| ㈱商船三井内航 | 100% |
| GBSO NORWAY AS | 100% |
| GEARBULK HOLDING AG | 72% |
| GEARBULK SHIPOWNING LIMITED | 100% |
| MOL BRIDGE FINANCE S.A. | 100% |
ほか2社。出資は商船三井が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 3,609億円 |
| 2023年3月期 | 4,308億円 |
| 2024年3月期 | 3,966億円 |
| 2025年3月期 | 4,003億円 |
| 2026年3月期 | 4,560億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- ドライバルク事業のセグメント損益は108億円(前期比29.7%減)となった。連結子会社Gearbulk Holding AGの連結子会社化に伴う減価償却費の増加や木材チップ船の市況低迷が影響した
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
エネルギー事業43%LNG船とタンカーと洋上の設備。最大の柱。
当社と関係会社を通じて、油送船やLNG船を保有・運航し、世界的な規模で海上貨物輸送を行うほか、海洋事業を手がける事業。
- 油送船
- LNG船
- 海洋事業
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| アジア風力発電㈱ | 100% |
| MOL LNG輸送㈱ | 100% |
| MOLケミカルタンカー㈱ | 100% |
| ㈱北拓 | 58.3% |
| ㈱北拓エネルギーメンテナンス研究所 | 100% |
| ARCTIC DIAMOND NO.1 LNG SHIPPING PTE. LTD. | 100% |
ほか34社。出資は商船三井が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 3,032億円 |
| 2023年3月期 | 4,019億円 |
| 2024年3月期 | 4,513億円 |
| 2025年3月期 | 5,855億円 |
| 2026年3月期 | 5,370億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 売上高は前期比2.8%増の1兆8,250億円となった。エネルギー事業や自動車輸送事業の貢献により増収となった
- エネルギー事業の売上高は5,257億円(前期比2.9%増)となったが、タンカー事業やLNG事業の減益によりセグメント損益は555億円(同45.6%減)となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
コンテナ船事業4%コンテナ船の合弁の持分。
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 2,774億円 |
| 2023年3月期 | 534億円 |
| 2024年3月期 | 567億円 |
| 2025年3月期 | 596億円 |
| 2026年3月期 | 540億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 営業損益は1,270億円(前期比15.8%減)、経常損益はコンテナ船事業の運賃市況下落等により1,758億円(同58.1%減)、親会社株主に帰属する当期純損益は2,132億円(同49.9%減)となった
- 製品輸送事業のうちコンテナ船事業のセグメント損益は266億円(前期比87.7%減)となった。新造船竣工による船腹供給の拡大を背景に運賃市況に下落圧力がかかった
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不動産事業4%ビルの賃料。
関係会社を通じて、土地建物賃貸事業及びビル管理事業を中心とした不動産事業を手がける。ダイビルや商船三井興産などのグループ会社を通じて展開する。
- 土地建物賃貸
- ビル管理
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 420億円 |
| 2023年3月期 | 427億円 |
| 2024年3月期 | 444億円 |
| 2025年3月期 | 470億円 |
| 2026年3月期 | 529億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
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関連事業7%商社と保険など。
関係会社を通じて、曳船業や燃料・舶用資材・機械販売などの商社事業を営む事業。
- 曳船業
- 商社事業
- 舶用資材
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 生田アンドマリン㈱ | 100% |
| 宇部ポートサービス㈱ | 100% |
| 北日本曳船㈱ | 90% |
| グリーン海事㈱ | 100% |
| グリーンシッピング㈱ | 100% |
| 神戸曳船㈱ | 100% |
ほか8社。出資は商船三井が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 1,081億円 |
| 2023年3月期 | 833億円 |
| 2024年3月期 | 845億円 |
| 2025年3月期 | 865億円 |
| 2026年3月期 | 878億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
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フェリー・内航RORO船・クルーズ事業6%国内のフェリーとクルーズ船。
主として太平洋沿海及び瀬戸内海での旅客及び貨物輸送、クルーズ事業を手がける。商船三井さんふらわあや名門大洋フェリー、商船三井クルーズなどのグループ会社を通じて運航する。
- フェリー
- 内航RORO船
- クルーズ
- 旅客輸送
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2023年3月期 | 602億円 |
| 2024年3月期 | 642億円 |
| 2025年3月期 | 717億円 |
| 2026年3月期 | 738億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は製鉄と電力の会社、ガスと電力の会社、自動車メーカー、コンテナ船の合弁だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は1.8兆円、営業利益は1,270億円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,133億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は44%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が7%、2025年3月期が8.5%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率7.0%は、図鑑にある「航空・海運」の会社23社の中で上から12番目。中央値は7.0%で、真ん中あたり。
売上の伸び+44%は、上から9番目。中央値は+33%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上15,779万円は、上から7番目。中央値は6,065万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、23社の中で上から4番目。中央値は623億円。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に93円が出ていき、営業利益として7円が残る。この期は本業の外の利益(出資先の利益や為替差益など)が加わり、税金を払った後の親会社株主に帰属する当期純利益は12円と、営業利益を上回った。
会社の大きさ
連結の従業員数は11,567人。本社は港区虎ノ門二丁目1番1号。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり15,779万円になる。
何に左右される
世界の需給がばら積みとタンカーの運賃を決め、十年単位のLNGの長期契約が安定を作る。新造船の数と古い船の解体が船の需給に効く。
運賃がドル建てで円安が円の利益を増やし、船の燃料がコストに乗る。
この会社の技術
天然ガスを冷やして液体のまま運ぶLNG船と、車を何千台も積む自動車船の運航。
この会社を読む言葉
- ばら積み船:鉄鉱石や石炭や穀物をそのまま積む船
- LNG船:液化天然ガスを運ぶ専用の船
- 用船料:船を借りる料金。市況で動く
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この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:海運業。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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