会社図鑑
川崎汽船(9107)
川崎汽船は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は1.0兆円。平均年収は1,450万円(単体・海運業10社の中で3位)。上場会社(証券コード 9107)。 英文社名は「Kawasaki Kisen Kaisha, Ltd.」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-18 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 9107
- 業種(東証33業種)
- 海運業
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 兵庫県神戸市中央区海岸通8番 兵庫県の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 5,262人・単体 962人
- 平均年収
- 1,450万円(単体・平均年齢 38歳・平均勤続 13.4年)海運業の10社の中で3位・業種の中央値 1,076万円 海運業の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 製品物流 61.1%・ドライバルク 28.8%・エネルギー資源 10.1%
- 主な製品・ブランド
- 自動車船・完成車輸送・鉄鉱石輸送・ボーキサイト輸送・ばら積み貨物輸送・大型船・LNG船・LPG船・電力炭船・大型原油船
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 990万円 | 5,158人 |
| 2023年3月期 | 1,329万円 | 4,918人 |
| 2024年3月期 | 1,394万円 | 5,012人 |
| 2025年3月期 | 1,223万円 | 5,176人 |
| 2026年3月期 | 1,450万円 | 5,262人 |
事業の分類
分類の根拠:川崎汽船 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
ばら積み船、自動車船、LNG船、タンカーで稼ぐ海運会社だ。コンテナ船は日本郵船と商船三井との合弁に出し、その持分の利益が業績を大きく振らせる。
運賃はドル建てで、為替が効く。
ドライバルク29%鉄鉱石と石炭のばら積み船。
大型船による鉄鉱石やボーキサイトなどのばら積み貨物輸送を手がけるドライバルク事業。市況エクスポージャーの管理や運航コストの削減、配船効率の向上に取り組む。
- 鉄鉱石輸送
- ボーキサイト輸送
- ばら積み貨物輸送
- 大型船
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 2,765億円 |
| 2023年3月期 | 3,123億円 |
| 2024年3月期 | 2,952億円 |
| 2025年3月期 | 3,224億円 |
| 2026年3月期 | 2,929億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 連結売上高は前年度比2.8%減の1兆183億円となり、ドライバルクセグメントが9.2%減収の2,927億円となった
- ドライバルクセグメントは積地での労働争議やコスト増等により前期比で減益となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
エネルギー資源10%LNG船とタンカー。
LNG船やLPG船、電力炭船、大型原油船、ドリルシップ、FPSOなどを保有し、液化天然ガス輸送や液化ガス事業、電力事業、原油・製品輸送、海洋事業を手がける事業。中長期の傭船契約のもとで運航する。
- LNG船
- LPG船
- 電力炭船
- 大型原油船
- ドリルシップ
- FPSO
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 897億円 |
| 2023年3月期 | 1,003億円 |
| 2024年3月期 | 1,070億円 |
| 2025年3月期 | 1,023億円 |
| 2026年3月期 | 1,028億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- エネルギー資源セグメントは持分法適用会社で前期に含まれていた減損損失の剥落と税効果見直しにより前期比で増益となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
製品物流61%コンテナ船の合弁の持分と自動車船と物流。最大の柱。
自動車船による完成車輸送を手がける製品物流事業。世界の自動車メーカー向けに自動車船を運航し、各国への自動車輸送を担う。
- 自動車船
- 完成車輸送
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 3,937億円 |
| 2023年3月期 | 5,253億円 |
| 2024年3月期 | 5,545億円 |
| 2025年3月期 | 6,182億円 |
| 2026年3月期 | 6,224億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 連結従業員数は5,262名となり、製品物流3,702名、全社(共通)504名、その他644名だった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は製鉄と電力の会社、自動車メーカー、ガスと石油の会社、コンテナ船の合弁だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は1.0兆円、営業利益は842億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,330億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は35%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が8.3%、2025年3月期が9.8%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率8.3%は、図鑑にある「航空・海運」の会社23社の中で上から9番目。中央値は7.0%で、真ん中あたり。
売上の伸び+35%は、上から10番目。中央値は+33%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上19,354万円は、上から4番目。中央値は6,065万円で、高い方。
売上の大きさは、23社の中で上から5番目。中央値は623億円。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に92円が出ていき、営業利益として8円が残る。この期は本業の外の利益(出資先の利益や為替差益など)が加わり、税金を払った後の親会社株主に帰属する当期純利益は13円と、営業利益を上回った。
会社の大きさ
連結の従業員数は5,262人。本社は神戸市中央区海岸通8番。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり19,354万円になる。
何に左右される
世界の需給がばら積みとタンカーの運賃を決め、コンテナの市況が合弁の利益を大きく振らせる。新造船の数と古い船の解体が船の需給に効く。
運賃がドル建てで円安が円の利益を増やし、船の燃料がコストに乗る。
この会社の技術
車を何千台も積んで世界へ運ぶ自動車船と、鉄鉱石を積むばら積み船の運航。
この会社を読む言葉
- ばら積み船:鉄鉱石や石炭や穀物をそのまま積む船
- 自動車船:完成した車を積む専用の船
- 持分法:合弁の利益を出資の割合で取り込む会計
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:海運業。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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