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人の確保と採用・育成の費用

人が集まらないと、なぜ売上が止まるの?

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人の数が、売上の天井になる

点検や工事、看護や介護、保育、運送のように、人が現場で手を動かす仕事では、一人がこなせる量に限りがある。だから、どれだけ注文があっても、担う人の数を超えて仕事を引き受けることはできない。働く人の数が、そのまま売上の天井になる。

人を増やすには、求人の広告や紹介の会社への支払いといった採用の費用がかかる。未経験の人なら、仕事を覚えて一人で現場に立てるまでの育成の期間も要る。この間の給料と研修の費用は、売上が立つ前に出ていく。例えば一人を採るのに50万円かかり、戦力になるまで半年かかるなら、その費用は半年後からの売上で取り戻すことになる。

せっかく育てた人が辞めると、かけた費用は取り戻せず、また一から採り直すことになる。だから採ることと同じくらい、辞めずに働き続けてもらうこと(定着)が利益に効く。

どんな会社で効くか

日本エコシステムは、道路や橋やトンネルの点検と補修を引き受ける。点検や工事を担う人をどれだけ確保できるかが、こなせる仕事の量を決める。社員が複数の作業をこなせるようにして、点検から補修までを続けて引き受けられるようにしている。

ミアヘルサホールディングスは、薬局と保育所と介護の事業を持つ。どの事業も、薬剤師、保育士、介護の職員を確保できるかが拠点の運営と人件費を左右する。

Recovery Internationalの訪問看護では、訪問できる看護師の数と、一日に回れる訪問の件数で売上が決まる。入社する看護師の多くは訪問看護の経験がないため、育成の仕組みが人の確保を支える。

決算で出てくる言い方

決算の説明では「採用費」「採用関連費用」「人件費」「離職率」「定着率」「稼働人員」といった言葉で出てくる。採用費が増えた期は利益が減って見えても、採った人が戦力になる次の期以降の売上につながる、という形で読む。

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出典と生成

出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)

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