図解経済
仕組み図鑑ナフサと樹脂・化学品の値段
図解経済 › 仕組み図鑑 › ナフサと樹脂・化学品の値段

仕組み図鑑

ナフサと樹脂・化学品の値段

プラスチックの値段は、何で決まる?

1枚カード(画像)を開く →

原油から樹脂まで

原油を精製すると、ガソリンや灯油と並んでナフサという液体が取れる。石油化学の工場は、ナフサを高い温度で分解してエチレンやプロピレンを作り、そこからポリエチレンやポリプロピレンといった樹脂や、さまざまな化学品を作る。

だから原油が上がるとナフサが上がり、樹脂や化学品の値段も上がりやすい。樹脂を作る会社は、ナフサの値段の動きに合わせて樹脂の値段を改定することが多く、原料の動きが少し遅れて売値に届く。

どんな会社で効くか

樹脂を材料にして部品や容器を作る会社では、原価に効く。旭化学工業は客がどれだけ作るかで成形する数が決まり、原料の樹脂の値段が原価に効く。中本パックスは食品を包む材料を作る会社で、原料がプラスチックなので樹脂の値段が原価に効く。

樹脂や化学品を仕入れて売る会社では、売上の額に効く。稲畑産業は仕入れて売る樹脂や化学品の相場が、商いの金額をそのまま動かす。同じ値上がりでも、作る側には費用として、売り買いする側には売上の大きさとして表れる。

決算で出てくる言葉

「国産ナフサ価格」「原燃料価格」「樹脂価格の改定」「市況」といった言い方で出てくる。成形の会社は、材料の値上がりを客への納入価格に移せたかどうかを説明することが多い。移すまでに時間がかかると、その間は利益が薄くなり、材料が下がる時はその逆になる。

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

出典と生成

出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)

この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-24。編集方針