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会社図鑑

味の素(2802)

味の素は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は1.6兆円。

事業の中身

調味料と冷凍食品を日本とアジアと米州で売る食品の会社だ。うま味の研究で培ったアミノ酸の技術から、半導体の回路を絶縁する材料と、医薬品や栄養の原料の事業が生まれ、利益率が高い柱になっている。

海外の売上が多く、各国の味に合わせた調味料を現地で作る。

味の素(2802):事業の中身2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。2026年3月期・セグメント別の売上60%22%18%調味料・食品9,460億円(60%)ヘルスケア等3,476億円(22%)冷凍食品2,910億円(18%)
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
調味料・食品60%

家庭用と業務用の調味料(うま味調味料・だし・マヨネーズ)、飲料、海外では現地の味に合わせた調味料。

ヘルスケア等22%

アミノ酸を使った医薬・栄養の原料、半導体の回路を絶縁するフィルム、化粧品の原料。利益率が高い。

冷凍食品18%

餃子・炒飯などの家庭用と業務用の冷凍食品。日本と北米。

誰に売る

客は日本と海外の個人、半導体メーカー、製薬や食品の会社だ。絶縁材料はパソコンやサーバーのチップに使われる。

味の素(2802):誰に売る味の素(2802):誰に売る主な客日本の個人調味料・冷凍食品スーパーでアジア・米州の個人現地の味の調味料海外が大きい半導体メーカー絶縁材料パソコンとサーバーのチップ製薬・食品の会社アミノ酸の原料医薬・栄養

業績5年

2026年3月期の売上収益は1.6兆円、営業利益は1,994億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,347億円。

2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は38%増えた。

味の素(2802):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。売上収益2022/31.1兆円2023/31.4兆円2024/31.4兆円2025/31.5兆円2026/31.6兆円営業利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/3営業利益1,994億円純利益1,347億円
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。

営業利益率の推移

売上収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が12.6%、2025年3月期が7.4%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

味の素(2802):営業利益率の推移味の素(2802):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上収益12.6%2025年3月期 7.4%+5.2%直近の推移10.8% → 12.6%2022年3月期から2026年3月期の推移

他の会社と比べると

営業利益率12.6%は、図鑑にある「消費財(化粧品・日用品・食品)」の会社4社の中で上から2番目。中央値は11.2%で、真ん中あたり。

売上の5年の伸び+38%は、上から2番目。中央値は+28%で、真ん中あたり。

従業員1人あたりの売上4,543万円は、上から3番目。中央値は4,951万円で、真ん中あたり。

売上の大きさは、4社の中で上から3番目。中央値は1.6兆円。

比べた相手は、JT・花王・資生堂。

比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。

味の素(2802):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「消費財(化粧品・日用品・食品)」の会社4社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会営業利益率2026年3月期中央値 11.2%低い高い12.6% 真ん中あたり売上の5年の伸び2022年3月期から2026年3月期中央値 +28%低い高い+38% 真ん中あたり1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 4,951万円低い高い4,543万円 真ん中あたり売上の大きさ4社の中で中央値 1.6兆円低い高い1.6兆円 真ん中あたり
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。

100円売ると、どこへ行く

2026年3月期の売上収益を100円とすると、費用に87円が出ていき、営業利益として13円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益が9円。

味の素(2802):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先87円9円費用(材料・人件費・販売など)87円税金や利子など4円純利益9円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は34,860人。本社は東京都。設立は1925年。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり4,543万円になる。

味の素(2802):会社の大きさ味の素(2802):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)4,543万円1.6兆円 ÷ 34,860人

何に左右される

穀物や油や包装の原料の値段がコストに直結し、値上げが通るかで利益が決まる。海外の売上が多いので為替が効く。

半導体の絶縁材料はサーバーとAIの投資で需要が動く。アジアの所得の伸びが調味料と冷凍食品の需要を作る。

味の素(2802):何に左右される味の素(2802):何に左右される効くもの原料の値段穀物・油・包装コストに直結為替海外の売上が多い円安で円の売上が増える半導体の投資絶縁材料の需要サーバーとAI各国の消費アジアの所得冷凍食品の伸び値上げコストの転嫁客が離れるか

この会社の技術

微生物でアミノ酸を作る発酵の技術と、そこから派生した半導体の層と層を絶縁するフィルム。

この会社を読む言葉

  • アミノ酸:たんぱく質のもと。うま味の成分でもあり、医薬や栄養の原料にもなる
  • 絶縁材料:回路の層の間で電気を通さないようにする材料
  • 現地化:売る国の味や習慣に合わせて製品を変えること

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:IFRS適用は2019年3月期から(それ以前はJGAAP、本ファイルの5年間はすべてIFRS期間)。「op」欄は指示に従い営業利益(IFRS上のOperating profit)を記録したが、味の素はKPIとして事業利益(Business profit、のれん減損等の一時的項目を除いた経常的収益力の指標)を主要指標としており、2026年3月期の事業利益は1,811億円、2025年3月期は1,593億円(参考値)。2026年3月期の営業利益1,994億円が事業利益より大幅に高いのは本社ビル売却益の計上による一時的要因。金額は百万円ベースのirbankデータを億円に換算(四捨五入)しており、決算概要スライド(会社独自の億円表示・四捨五入)とは±1億円程度の差異が生じ得る。セグメントは売上収益ベース(調味料・食品/ヘルスケア等/冷凍食品の3区分)で、3segment合計は連結売上収益と概ね一致(消去等で若干の差異あり)。従業員数34,860名(連結)はWeb集計値でas-of時点を一次資料で確認できておらず、Wikipedia記載の2021年3月末時点33,461名より増加傾向にある点のみ確認。決算短信原本(PDF)・有価証券報告書原本は参照せず、HTML二次情報源のみで確認。

数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針