図解経済
会社図鑑味の素(2802)図解決算データ
図解経済 › 会社図鑑 › 味の素(2802)

会社図鑑

味の素(2802)

味の素は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は1.6兆円。平均年収は1,061万円(単体・食料品116社の中で3位)。上場会社(証券コード 2802)。 英文社名は「Ajinomoto Co., Inc.」。

1枚カード(画像)を開く →X でポスト

売上収益1.6兆円前期比 +3.5%
営業利益1,812億円前期比 +13.7%
純利益1,347億円前期比 +91.6%
営業利益率11.4%前期 10.4%

2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-12 提出)の数字(EDINET)

証券コード
2802
業種(東証33業種)
食料品
決算日
3月31日
本社
東京都中央区京橋一丁目7番1号 東京都の上場企業一覧
従業員
連結 34,787人・単体 3,705人
平均年収
1,061万円(単体・平均年齢 43.5歳・平均勤続 18.9年)食料品の116社の中で3位・業種の中央値 645万円 食料品の年収ランキング自分の年収と比べる
主な事業
調味料・食品 59.7%・ヘルスケア等 21.9%・冷凍食品 18.4%
主な製品・ブランド
調味料・栄養・加工食品・ソリューション&イングリディエンツ・医薬用・食品用アミノ酸・バイオファーマサービス・ファンクショナルマテリアルズ・電子材料・冷凍食品
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
年度平均年収(単体)従業員(連結)
2022年3月期1,047万円34,198人
2023年3月期1,048万円34,615人
2024年3月期1,073万円34,862人
2025年3月期1,037万円34,860人
2026年3月期1,061万円34,787人

事業の分類

事業
調味料・栄養加工食品食品加工冷凍食品事業食品加工医薬用・食品用アミノ酸機能性化学バイオファーマサービス(CDMO)研究・開発受託ファンクショナルマテリアルズ(電子材料等)電子材料
東証業種
食料品

分類の根拠:味の素 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。

事業の中身

調味料と冷凍食品を日本とアジアと米州で売る食品の会社だ。うま味の研究で培ったアミノ酸の技術から、半導体の回路を絶縁する材料と、医薬品や栄養の原料の事業が生まれ、利益率が高い柱になっている。

海外の売上が多く、各国の味に合わせた調味料を現地で作る。

味の素(2802):事業の中身2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。2026年3月期・セグメント別の売上60%18%22%調味料・食品9,461億円(60%)冷凍食品2,910億円(18%)ヘルスケア等3,476億円(22%)味の素(2802):事業の中身2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。2026年3月期・セグメント別の売上60%18%22%調味料・食品9,461億円(60%)冷凍食品2,910億円(18%)ヘルスケア等3,476億円(22%)
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
調味料・食品60%家庭用と業務用の調味料(うま味調味料・だし・マヨネーズ)、飲料、海外では現地の味に合わせた調味料。

この事業は調味料や栄養・加工食品、ソリューション&イングリディエンツを扱う。

  • 調味料
  • 栄養・加工食品
  • ソリューション&イングリディエンツ

数字の推移

年度収益利益
2022年3月期6,703億円15億円
2023年3月期7,826億円24億円
2024年3月期8,544億円15億円
2025年3月期9,048億円24億円
2026年3月期9,461億円37億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2026年3月期の動き

  • 売上高は調味料・食品及びヘルスケア等の増収により前期比531億円(3.5%)増加し1兆5,837億円となった
  • 事業利益はヘルスケア等及び調味料・食品の増益により前期比218億円(13.7%)増加し1,811億円となり、7期連続の増益となった

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

冷凍食品18%餃子・炒飯などの家庭用と業務用の冷凍食品。日本と北米。

この事業は冷凍食品の製造・販売を手がける。味の素冷凍食品㈱を中心に、タイ味の素ベタグロ冷凍食品社、味の素フーズ・ノースアメリカ社、フランス味の素冷凍食品社等の海外子会社を通じて展開している。

  • 冷凍食品

主な会社

会社出資
味の素冷凍食品㈱ (特定子会社)100%
タイ味の素ベタグロ冷凍食品社50%
味の素フーズ・ノースアメリカ社100%
フランス味の素冷凍食品社100%

出資は味の素が持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益
2022年3月期2,218億円
2023年3月期2,674億円
2024年3月期2,820億円
2025年3月期2,901億円
2026年3月期2,910億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2025年3月期の動き

  • 売上高は調味料・食品、冷凍食品、ヘルスケア等の全セグメントが増収となり前期比913億円(6.3%)増加し1兆5,305億円となった

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

ヘルスケア等22%アミノ酸を使った医薬・栄養の原料、半導体の回路を絶縁するフィルム、化粧品の原料。利益率が高い。

この事業は医薬用・食品用アミノ酸、バイオファーマサービス(CDMO)、ファンクショナルマテリアルズ(電子材料等)を扱う。味の素ヘルシーサプライ㈱や味の素トレーディング㈱等の子会社を通じて展開している。

  • 医薬用・食品用アミノ酸
  • バイオファーマサービス
  • ファンクショナルマテリアルズ
  • 電子材料

主な会社

会社何をしている会社か出資
味の素ヘルシーサプライ㈱その他(ヘルスケア等)100%
味の素トレーディング㈱その他(ヘルスケア等)100%
味の素ダイレクト㈱その他(ヘルスケア等)100%
味の素(中国)社 (特定子会社)その他(ヘルスケア等)100%
味の素キャンブルック社その他(ヘルスケア等)100%
ニュアルトラ社その他(ヘルスケア等)100%

ほか1社。出資は味の素が持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益利益
2022年3月期2,565億円-1億円
2023年3月期3,034億円-1億円
2024年3月期2,983億円-1億円
2025年3月期3,345億円-3億円
2026年3月期3,476億円-3億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2026年3月期の動き

  • 売上高は調味料・食品及びヘルスケア等の増収により前期比531億円(3.5%)増加し1兆5,837億円となった
  • 事業利益はヘルスケア等及び調味料・食品の増益により前期比218億円(13.7%)増加し1,811億円となり、7期連続の増益となった
  • ヘルスケア等セグメントは味の素アルテア社売却の影響があったが電子材料の販売が増加し、売上高は前期比131億円(4.0%)増加し3,415億円、事業利益は前期比205億円(45.1%)増加し662億円となった

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

誰に売る

客は日本と海外の個人、半導体メーカー、製薬や食品の会社だ。絶縁材料はパソコンやサーバーのチップに使われる。

味の素(2802):誰に売る味の素(2802):誰に売る主な客日本の個人調味料・冷凍食品スーパーでアジア・米州の個人現地の味の調味料海外が大きい半導体メーカー絶縁材料パソコンとサーバーのチップ製薬・食品の会社アミノ酸の原料医薬・栄養味の素(2802):誰に売る味の素(2802):誰に売る主な客日本の個人調味料・冷凍食品スーパーでアジア・米州の個人現地の味の調味料海外が大きい半導体メーカー絶縁材料パソコンとサーバーのチップ製薬・食品の会社アミノ酸の原料医薬・栄養

業績5年

2026年3月期の売上収益は1.6兆円、事業利益は1,812億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は1,347億円。

2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は38%増えた。

味の素(2802):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は当期利益:親会社の所有者に帰属。売上収益2022/31.1兆円2023/31.4兆円2024/31.4兆円2025/31.5兆円2026/31.6兆円事業利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/3事業利益1,812億円純利益1,347億円味の素(2802):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は当期利益:親会社の所有者に帰属。売上収益2022/31.1兆円2023/31.4兆円2024/31.4兆円2025/31.5兆円2026/31.6兆円事業利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/3事業利益1,812億円純利益1,347億円
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は当期利益:親会社の所有者に帰属。

事業利益率の推移

売上収益に対する事業利益の割合は、2026年3月期が11.4%、2025年3月期が10.4%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

味の素(2802):事業利益率の推移味の素(2802):事業利益率の推移事業利益 ÷ 売上収益11.4%2025年3月期 10.4%+1.0%直近の推移10.5% → 11.4%2022年3月期から2026年3月期の推移味の素(2802):事業利益率の推移味の素(2802):事業利益率の推移事業利益 ÷ 売上収益11.4%2025年3月期 10.4%+1.0%直近の推移10.5% → 11.4%2022年3月期から2026年3月期の推移

他の会社と比べると

事業利益率11.4%は、図鑑にある「消費財(化粧品・日用品・食品)」の会社99社の中で上から18番目。中央値は5.8%で、高い方。

売上の伸び+38%は、上から28番目。中央値は+17%で、真ん中あたり。

従業員1人あたりの売上4,553万円は、上から50番目。中央値は4,553万円で、真ん中あたり。

売上の大きさは、99社の中で上から3番目。中央値は363億円。

利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。

比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。

味の素(2802):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「消費財(化粧品・日用品・食品)」の会社99社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社事業利益率2026年3月期中央値 5.8%低い高い11.4% 高い方売上の伸び2022年3月期から2026年3月期中央値 +17%低い高い+38% 真ん中あたり1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 4,553万円低い高い4,553万円 真ん中あたり売上の大きさ99社の中で中央値 363億円低い高い1.6兆円 高い方味の素(2802):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「消費財(化粧品・日用品・食品)」の会社99社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中…事業利益率2026年3月期中央値 5.8%低い高い11.4% 高い方売上の伸び2022年3月期から2026年3月期中央値 +17%低い高い+38% 真ん中あたり1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 4,553万円低い高い4,553万円 真ん中あたり売上の大きさ99社の中で中央値 363億円低い高い1.6兆円 高い方
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。

100円売ると、どこへ行く

2026年3月期の売上収益を100円とすると、費用に89円が出ていき、事業利益として11円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当期利益:親会社の所有者に帰属が9円。

味の素(2802):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先89円9円費用(材料・人件費・販売など)89円税金や利子など3円純利益9円味の素(2802):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先89円費用(材料・人件費・販売など)89円税金や利子など3円純利益9円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は34,787人。本社は中央区京橋一丁目7番1号。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり4,553万円になる。

味の素(2802):会社の大きさ味の素(2802):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)4,553万円1.6兆円 ÷ 34,787人味の素(2802):会社の大きさ味の素(2802):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)4,553万円1.6兆円 ÷ 34,787人

何に左右される

穀物や油や包装の原料の値段がコストに直結し、値上げが通るかで利益が決まる。海外の売上が多いので為替が効く。

半導体の絶縁材料はサーバーとAIの投資で需要が動く。アジアの所得の伸びが調味料と冷凍食品の需要を作る。

味の素(2802):何に左右される味の素(2802):何に左右される効くもの原料の値段穀物・油・包装コストに直結為替海外の売上が多い円安で円の売上が増える半導体の投資絶縁材料の需要サーバーとAI各国の消費アジアの所得冷凍食品の伸び値上げコストの転嫁客が離れるか味の素(2802):何に左右される味の素(2802):何に左右される効くもの原料の値段穀物・油・包装コストに直結為替海外の売上が多い円安で円の売上が増える半導体の投資絶縁材料の需要サーバーとAI各国の消費アジアの所得冷凍食品の伸び値上げコストの転嫁客が離れるか

この会社の技術

微生物でアミノ酸を作る発酵の技術と、そこから派生した半導体の層と層を絶縁するフィルム。

この会社を読む言葉

  • アミノ酸:たんぱく質のもと。うま味の成分でもあり、医薬や栄養の原料にもなる
  • 絶縁材料:回路の層の間で電気を通さないようにする材料
  • 現地化:売る国の味や習慣に合わせて製品を変えること

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:食料品。

数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針

この図を使う

この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。

1枚カードを保存(PNG)