PHCホールディングスのセグメント · 試作 · 2026年3月期
診断・ライフサイエンス
この事業は、病理事業・バイオメディカ事業・診断薬事業で構成される。子会社のEpredia Holdings Ltd.やNew Erie Scientific LLCなどを通じて事業を行う。
- 病理検査
- バイオメディカ製品
- 診断薬
何をしている事業か
(3)診断・ライフサイエンスドメイン 診断・ライフサイエンスドメインは、病理事業、バイオメディカ事業及び診断薬事業の3つの事業で構成されております。
主な関係会社と、その会社が何をしているか。出資はPHCホールディングスが持つ議決権の割合。
| 会社 | 何をしている会社か | 所在地 | 出資 |
|---|---|---|---|
| Epredia Holdings Ltd. | 診断・ライフサイエンス | ケイマン諸島 グランドケイマン | 100% |
| New Erie Scientific LLC | 診断・ライフサイエンス | アメリカ デラウェア | 100% |
印の無い会社は連結子会社。「関連会社」は持分法で利益を取り込む出資先。
数字の推移
2026年3月期の収益は1,283億円で、会社全体の35.8%。利益はセグメントの当期利益。セグメントの区分が変わった年は、前後を同じ物差しで比べられない。この区分で開示された年度だけを並べる。
| 年度 | 収益 | 利益 | 資産 | 従業員 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年3月期 | 799億円 | — | — | — |
| 2022年3月期 | 922億円 | -141億円 | — | 1,958人 |
| 2023年3月期 | 1,088億円 | -11億円 | — | 2,388人 |
| 2024年3月期 | 1,091億円 | 60億円 | — | 2,274人 |
| 2025年3月期 | 1,309億円 | 73億円 | — | 3,555人 |
| 2026年3月期 | 1,283億円 | 39億円 | — | 3,374人 |
その年の記述(有価証券報告書より)
経営成績の分析から
2026年3月期
- 診断・ライフサイエンスは主に米国を中心とした市況停滞等の影響を受け減収となりました。
- ヘルスケアソリューションは、LSIM事業が増収及びコスト削減により増益となったものの、ヘルスケアITソリューション事業における利益率の高い電子処方箋管理ソフトウェア需要の減少やCRO事業の減収影響により、また、診断・ライフサイエンスは減収、米国関税及び後述の本社機能見直しの影響等によりそれぞれ減益となりました。
- EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + 減損損失(有価証券等を除く)調整後EBITDA = EBITDA + 一時的な収益・費用 (診断・ライフサイエンス) 当期の診断・ライフサイエンスの売上収益は、128,323百万円(前年同期比2.0%減)となりました。
- 当期の診断・ライフサイエンスの営業利益は、3,893百万円(前年同期比46.3%減)となりました。
2025年3月期
- また、診断・ライフサイエンスは市況停滞の影響を受けつつも、為替の好影響もあり前年同期と同等の売上となりました。
- また、診断・ライフサイエンスは病理事業の増収影響及びコスト削減効果に加え、診断薬事業での前第3四半期連結会計期間の1,246百万円の減損損失影響がなくなったこと及び一時費用の減少等により増益となりました。
- (EBITDA及び調整後EBITDAの算出表) (単位:百万円) 2024年3月期2025年3月期増減営業利益16,00713,888△13.2%+ 減価償却費6,8126,027△11.5%+ 減損損失(有価証券等を除く)183△60-EBITDA23,00419,855△13.7%(調整額) + 一時的なM&A関連収益・費用---+ 一時的な事業構造改革関連収益・費用4,712597△87.3%+ 一時的な資産の処分等収益・費用△9--+ 一時的なその他の収益・費用△1,763△8-調整後EBITDA25,94420,444△21.2% (注)1,従来糖尿病マネジメントに含まれていた診断薬事業を、2025年3月期より診断・ライフサイエンスに移管しました。
- (EBITDA及び調整後EBITDAの算出表) (単位:百万円) 2024年3月期2025年3月期増減営業利益(△は損失)△9,4469,272-+ 減価償却費9,9659,904△0.6%+ 減損損失(有価証券等を除く)13,056--EBITDA13,57519,17641.3%(調整額) + 一時的なM&A関連収益・費用29674△75.0%+ 一時的な事業構造改革関連収益・費用695--+ 一時的な資産の処分等収益・費用---+ 一時的なその他の収益・費用---調整後EBITDA14,56619,25132.2% (注)1.従来ヘルスケアソリューションのLSIM事業に含まれていた診断薬事業を、2025年3月期より診断・ライフサイエンスに移管しました。
2024年3月期
- この主な要因は、現金及び現金同等物が13,889百万円減少したこと、ヘルスケアソリューションセグメントのLSIM事業及び診断・ライフサイエンスセグメントの病理事業においてのれんの減損を認識した一方、富士フイルムヘルスケアシステムズ株式会社の電子カルテ・レセプト関連事業の取得や円安の影響を受けたこと等によりのれんが9,011百万円増加したこと、為替の影響を受けたこと等により営業債権が4,521百万円増加したことによるものであります。
- 病理事業において減損損失が前年同期比で減少したこと等により診断・ライフサイエンスは増益となりましたが、BGM事業の減収影響や組織体制の見直しに伴う事業構造改革関連費用の計上、持続血糖測定器(CGM)事業の販売体制拡大に伴う販売経費の増加により糖尿病マネジメントが減益となりました。
- EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + 減損損失(有価証券等を除く)調整後EBITDA = EBITDA + 一時的な収益・費用 (診断・ライフサイエンス) 当期の診断・ライフサイエンスの売上収益は、109,048百万円(前年同期比0.3%増)となりました。
- 当期の診断・ライフサイエンスの営業利益は、6,024百万円(前年同期は1,065百万円の損失)となりました。
2023年3月期
- この主な要因は、現金及び現金同等物が34,298百万円減少したこと、過去の買収により発生した無形資産の償却が進み無形資産が8,015百万円減少したこと、Senseonics社の転換権付貸付金の評価損等によりその他の金融資産が6,221百万円減少したこと、欧州における政治不安等に備えた在庫確保と、日本国内の原材料不足に備えた先行購入手配等により棚卸資産が7,223百万円増加したこと、主に診断・ライフサイエンスセグメントにおける増収に伴い営業債権が5,553百万円増加したこと、診断・ライフサイエンスセグメントの病理事業においてのれんの減損を認識した一方、円安の影響を受けたことやM-M France SASU、Laurypath SASU2社の買収等によりのれんが1,952百万円増加したことによるものであります。
- 診断・ライフサイエンスでは、病理事業で製品価格の改定、デジタルパソロジーや消耗品の好調な売上により増収となり、バイオメディカ事業で研究・医療支援機器分野での一般需要の好調に加え、mRNAワクチン製造拠点における超低温フリーザーの需要も継続し、前年同期比で増収となりました。
- 診断・ライフサイエンスでは、病理事業において、売上収益は増加傾向にあり、様々な施策により利益率も改善傾向にあるものの、金利の上昇等による加重平均資本コストの上昇を補うには至らず、8,717百万円の減損損失を計上しました。
- これは主に非資金項目である純損益を通じて公正価値で測定する金融資産の評価損が9,088百万円となったこと、診断・ライフサイエンスセグメントの病理事業におけるのれんの減損損失を主とした減損損失を9,568百万円認識したこと、約定金利の変更を反映した会計処理により支払利息が前年同期比3,924百万円増加し6,814百万円となったためであります。
2022年3月期
- PCR検査需要の好影響や厚生労働省が普及促進するオンライン資格確認の追い風を受けたヘルスケアソリューション、並びにワクチンの保存・流通網整備のための超低温フリーザーの特需が継続した診断・ライフサイエンスで、外出制限等により大きな悪影響を受けた前年同期と比較して、大幅な増収がありました。
- EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + 減損損失(有価証券等を除く)調整後EBITDA = EBITDA + 一時的な収益・費用 (診断・ライフサイエンス) 当期の診断・ライフサイエンスの売上収益は、92,224百万円(前期比15.5%増)となりました。
つながる図鑑
出典と生成
- 有価証券報告書 2026年3月期(S100YHPK)
- 有価証券報告書 2025年3月期(S100W5A5)
- 有価証券報告書 2024年3月期(S100TU2J)
- 有価証券報告書 2023年3月期(S100R2R0)
- 有価証券報告書 2022年3月期(S100OLA5)
関係会社と取扱商品は直近の有価証券報告書、数字は各年度の有価証券報告書のセグメント情報から機械で読んだ。要約は有価証券報告書の記述だけから書き、数字と評価を含めない。
