ニチコンのセグメント · 試作 · 2026年3月期
コンデンサ
この事業はアルミ電解コンデンサや小形リチウムイオン二次電池、フィルムコンデンサ、変圧器などを扱う。生成AIサーバーやデータセンター向け、車載機器の先進運転支援システムや電動化ユニット向けなど幅広い分野に供給している。
- アルミ電解コンデンサ
- 小形リチウムイオン二次電池
- パワーエレクトロニクス用フィルムコンデンサ
- xEV用フィルムコンデンサ
- 変圧器
何をしている事業か
アルミ電解コンデンサ 小形リチウムイオン二次電池 パワーエレクトロニクス用フィルムコンデンサ xEV用フィルムコンデンサ 変圧器
会社が有価証券報告書「事業の内容」に書いた、このセグメントの取扱商品・サービス。
主な関係会社と、その会社が何をしているか。出資はニチコンが持つ議決権の割合。
| 会社 | 何をしている会社か | 所在地 | 出資 |
|---|---|---|---|
| ニチコン製箔株式会社 | (コンデンサ事業) コンデンサ用電極箔の製造 | 長野県 大町市 | 100% |
| ニチコン大野株式会社 | (コンデンサ事業) アルミ電解コンデンサおよび小形リチウムイオン二次電池の製造 | 福井県 大野市 | 100% |
| ニチコン岩手株式会社 | (コンデンサ事業) アルミ電解コンデンサの製造 | 岩手県 岩手郡 | 100% |
| 株式会社酉島電機製作所 | (コンデンサ事業) 変圧器の製造販売 | 滋賀県 草津市 | 100% |
| ニチコン エレクトロニクス トレーディング(深)カンパニー リミテッド | 各種コンデンサおよびスイッチング電源の販売に関連するサービス業務 | 中国 深市 | 100% |
| ニチコン エレクトロニクス(宿遷)カンパニー リミテッド | (コンデンサ事業) アルミ電解コンデンサおよびxEV用フィルムコンデンサの製造 | 中国 宿遷市 | 100% |
| 無錫ニチコン エレクトロニクス R&Dセンター カンパニー リミテッド | 各種電源およびアルミ電解コンデンサの設計・開発 | 中国 無錫市 | 100% |
| 三和電機株式会社 | (コンデンサ事業) アルミ電解コンデンサ等の製造販売 | 韓国 清州市 | 22.8% |
| タイコン コーポレーション | (コンデンサ事業) アルミ電解コンデンサの製造販売 | 台湾 台北市 | 35.2% |
印の無い会社は連結子会社。「関連会社」は持分法で利益を取り込む出資先。
数字の推移
2026年3月期の収益は1,036億円で、会社全体の60.7%。利益はセグメントの当期利益。セグメントの区分が変わった年は、前後を同じ物差しで比べられない。この区分で開示された年度だけを並べる。
| 年度 | 収益 | 利益 | 資産 | 従業員 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3月期 | 1,199億円 | — | — | — |
| 2024年3月期 | 1,073億円 | 73億円 | 1,492億円 | 3,911人 |
| 2025年3月期 | 997億円 | 16億円 | 1,362億円 | 3,725人 |
| 2026年3月期 | 1,036億円 | 46億円 | 1,411億円 | 3,437人 |
その年の記述(有価証券報告書より)
経営成績の分析から
2026年3月期
- (コンデンサ事業)コンデンサ事業における売上高は102,748百万円(前期比3.6%増)、セグメント営業利益は4,598百万円(前期比196.3%増)と増収増益となりました。
- 情報通信分野では、生成AIサーバーおよびデータセンター向け設備投資は一段と活発化しており、これを背景に当社においても導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサならびにAIサーバー電源用大形アルミ電解コンデンサの需要は拡大傾向となっています。
- 同様に、重点市場分野である車載関連機器向けにつきましては、ADAS(先進運転支援システム)および電動化ユニット向けに搭載される導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサの需要が拡大基調を維持しています。
- xEV向けフィルムコンデンサについては、上半期までの調整局面を脱し、新規取り組み案件の量産開始を含め、当下半期より回復へ転じました。
2025年3月期
- (コンデンサ事業)コンデンサ事業における売上高は99,168百万円(前期比6.8%減)、セグメント営業利益は1,551百万円(前期比78.8%減)と減収減益となりました。
- 車載関連機器向けアルミ電解コンデンサでは、欧州を中心とした一部の顧客で在庫調整や減産の局面が続きましたが、ADAS(先進運転支援システム)や電動化ユニット向けに搭載されている導電性高分子アルミ固体電解コンデンサや導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサについては需要が拡大しており、引き続き増産体制を整えていきます。
- 情報通信機器向けでは、生成AIサーバーなどデータセンター用途の導電性高分子アルミ固体電解コンデンサや導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサが好調に推移し、今後もさらに拡大が見込まれます。
- また、白物家電・産業用インバータ機器向けは、産機インバータやパワーコンディショナーおよびエアコン用途の大形アルミ電解コンデンサが一部の顧客で在庫消化が進み、ようやく需要の下げ止まりとなり今後の回復が見込まれます。
2024年3月期
- なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を「コンデンサおよびその関連製品」の単一セグメントから、「コンデンサ事業」と「NECST(Nichicon Energy Control System Technology)事業」の2区分に変更しています。
- (コンデンサ事業)コンデンサ事業における売上高は106,429百万円(前期比10.8%減)、セグメント営業利益は7,318百万円(前期比32.0%減)と減収減益となりました。
- 自動車・車載関連機器向けはEVの成長期待に幾分鈍化の傾向が見られるものの、グローバルに電動化の動きは着実に進展しており、国内においては、ハイブリッド車をはじめとした駆動用インバータ用途のxEV用フィルムコンデンサが堅調に推移しました。
- 車載関連機器向けアルミ電解コンデンサでは、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサの需要が拡大しており、昨年度からの設備投資効果により大きく伸長しました。
2023年3月期
- 当期の取り組みについて、コンデンサ事業においては、欧米市場等で自動車の電動化、電装化を背景に車載向けが伸長しました。
- 電力・機器用及び応用機器は、主としてxEV向け機器用フィルムコンデンサの売上が大幅に増加したことなどにより23,387百万円と前期比20.3%の大幅増収となりました。
- 設備投資につきましては、新規事業の成長を見据えた技術・開発投資や当社のコア事業であるアルミ電解コンデンサの生産能力増強、xEV向けフィルムコンデンサの増強を中心に11,200百万円の設備投資を実施しました。
- a.日 本 国内においては、アルミ電解コンデンサの車載関連機器向けやインバータ関連機器向けの売上が増加したことに加え、家庭用蓄電システムやV2HシステムおよびEV・PHV用急速充電器、スイッチング電源などの売上が増加したことなどにより、売上高は80,886百万円と前期比27.4%の増収となりました。
2022年3月期
- 今期の取り組みとしてはコンデンサ事業では、拡大する自動車市場や5Gなどの情報通信機器および再生可能エネルギー市場に向けて、各種アルミ電解コンデンサの新製品を開発、市場導入しました。
- xEV向けフィルムコンデンサは世界各国のEV化が急速に進むなか、旺盛な需要に対応しています。
- 製品区分別売上高につきましては、電子機器用は、車載関連機器向けに加え、産業機器や白物家電などのインバータ関連機器向けなどのアルミ電解コンデンサの売上が増加したことなどにより81,966百万円と前期比30.8%の大幅増収となりました。
- 電力・機器用及び応用機器は、主としてxEV向け機器用フィルムコンデンサの売上が大幅に増加したことなどにより19,435百万円と前期比21.7%の増収となりました。
つながる図鑑
出典と生成
- 有価証券報告書 2026年3月期(S100YLMG)
- 有価証券報告書 2025年3月期(S100W8DW)
- 有価証券報告書 2024年3月期(S100TW3S)
- 有価証券報告書 2023年3月期(S100R96I)
- 有価証券報告書 2022年3月期(S100OK1N)
関係会社と取扱商品は直近の有価証券報告書、数字は各年度の有価証券報告書のセグメント情報から機械で読んだ。要約は有価証券報告書の記述だけから書き、数字と評価を含めない。
