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三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

三菱UFJは、何で稼いでいる? 2026年3月期の経常収益は15兆円。

事業の中身

銀行、信託、証券を持つ金融グループだ。預金として集めたお金を、会社や住宅ローンとして貸し、その金利の差で稼ぐ。ほかに送金や決済の手数料、投資信託や保険の販売手数料、国債や株の運用益がある。

海外では米国やアジアの銀行に出資し、現地で貸し出しをしている。海外の利益が全体の中で大きな割合を占める。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):事業の中身2026年3月期の事業本部別 粗利益=業務粗利益相当。銀行のため売上高の代替指標。出典は頁末。2026年3月期・事業本部別 粗利益=業務粗利益相当。銀行のため売上高の代替指標19%18%18%15%14%16%グローバルコマーシャルバンキング事業本部1.1兆円(19%)市場事業本部1.1兆円(18%)リテール・デジタル事業本部1.1兆円(18%)グローバルCIB事業本部9,042億円(15%)法人・ウェルスマネジメント事業本部8,669億円(14%)その他(受託財産事業本部・差異調整含む)9,481億円(16%)
2026年3月期の事業本部別 粗利益=業務粗利益相当。銀行のため売上高の代替指標。出典は頁末。
グローバルコマーシャルバンキング事業本部19%

米国・タイ・インドネシアなど、出資先の海外の商業銀行。

市場事業本部18%

国債・為替・金利の取引と運用。

リテール・デジタル事業本部18%

個人向けの預金・住宅ローン・カード・スマホのアプリ。

グローバルCIB事業本部15%

海外の大企業向けの融資と投資銀行業務。

法人・ウェルスマネジメント事業本部14%

国内の会社向けの融資・決済と、富裕層の資産運用。

その他(受託財産事業本部・差異調整含む)16%

年金や投資信託の運用・管理(受託財産)と調整。

誰に売る

客は日本の個人と会社、そして海外の会社と金融機関だ。日本では最大級の預金量を持つ。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):誰に売る三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):誰に売る主な客日本の個人預金・住宅ローン投資信託・保険日本の会社融資・決済大企業から中小まで海外の会社・銀行米国・アジアの貸し出し出資先の銀行市場の相手国債・為替の取引運用

業績5年

2026年3月期の経常収益は15兆円、経常利益は3.4兆円、親会社株主に帰属する当期純利益は2.4兆円。

2022年3月期から2026年3月期までの5期で、経常収益は141%増えた。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。経常収益2022/36.1兆円2023/39.3兆円2024/312兆円2025/314兆円2026/315兆円経常利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/3経常利益3.4兆円純利益2.4兆円
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。

経常利益率の推移

経常収益に対する経常利益の割合は、2026年3月期が23.3%、2025年3月期が19.6%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):経常利益率の推移三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):経常利益率の推移経常利益 ÷ 経常収益23.3%2025年3月期 19.6%+3.7%直近の推移25.3% → 23.3%2022年3月期から2026年3月期の推移

他の会社と比べると

経常利益率23.3%は、図鑑にある「銀行」の会社3社の中で上から1番目。中央値は21.3%で、高い方。

売上の5年の伸び+141%は、上から2番目。中央値は+141%で、真ん中あたり。

従業員1人あたりの売上9,049万円は、上から2番目。中央値は9,049万円で、真ん中あたり。

売上の大きさは、3社の中で上から1番目。中央値は11兆円。

比べた相手は、三井住友FG・みずほFG。

銀行・保険・証券は「売上」の定義が違うので、同じ業界の会社同士で比べている。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「銀行」の会社3社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社経常利益率2026年3月期中央値 21.3%低い高い23.3% 高い方売上の5年の伸び2022年3月期から2026年3月期中央値 +141%低い高い+141% 真ん中あたり1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 9,049万円低い高い9,049万円 真ん中あたり売上の大きさ3社の中で中央値 11兆円低い高い15兆円 高い方
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。

100円売ると、どこへ行く

2026年3月期の経常収益を100円とすると、費用に77円が出ていき、経常利益として23円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が17円。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先77円7円17円費用(利払い・人件費など)77円税金や利子など7円純利益17円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は161,576人。本社は東京都。設立は2001年。決算期は3月。経常収益を従業員数で割ると、1人あたり9,049万円になる。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):会社の大きさ三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)9,049万円15兆円 ÷ 161,576人

何に左右される

金利の水準が最も大きい。日本の金利が上がると貸す金利が先に上がり、利ざやが広がりやすい。海外の金利と為替も、海外の利益に効く。

景気が悪くなると貸したお金が返ってこない件数が増え、備えのお金を積む分が損になる。国債を大量に持つので、長期金利が上がると持っている国債の値段が下がる面もある。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):何に左右される三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):何に左右される効くもの日本の金利上がると利ざやが広がる本業に直結海外の金利・為替海外の利益に効く米国・アジア景気返ってこない貸出が増える備えのお金が損になる長期金利持っている国債の値段上がると下がる手数料の需要投資信託・決済金利に左右されにくい

この会社の技術

振込や決済を処理する巨大なシステムと、それをスマホのアプリにつなぐ仕組み。

この会社を読む言葉

  • 利ざや:貸す金利と預金の金利の差。銀行の本業の稼ぎ
  • 経常収益:銀行の売上にあたる数字。利子や手数料の合計
  • 与信費用:貸したお金が返ってこない場合に備えて積むお金

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:5期分すべて決算短信〔日本基準〕から直接抽出、隣接年重複により数値一致確認済み。銀行のため経常収益/経常利益を売上高/営業利益の代替とした。セグメントは6事業本部+差異調整のうち、上限6区分に収めるため最小区分(受託財産事業本部)と「その他・差異調整」を統合。従業員数161,576人は有価証券報告書ベース(海外現地採用者含む、嘱託等除く)。設立は持株会社としての設立日(2001年4月)。

数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針