仕組み図鑑
預かり資産と運用報酬
お金を預かる会社は、どう稼ぐ?
1枚カード(画像)を開く →残高に割合をかける
運用会社は、投資家から預かったお金を株や債券や不動産で運用し、預かっている残高に決まった割合をかけた報酬を受け取る。投資信託では信託報酬、ファンドでは管理報酬と呼ぶ。報酬は残高で決まるので、預けられたお金が残るかぎり毎年入る。
残高は3つで動く。新しく預けられるお金、解約で出ていくお金、運用している資産の値段の上下。相場が上がれば、客が何もしなくても残高が増え、報酬も増える。相場が下がれば逆になる。
これに加えて、運用の成績が決めた基準を超えた時や、投資したものを売って利益が出た時に、成功報酬を受け取る形がある。成功報酬は年ごとの振れが大きい。
どんな会社で効くか
スパークス・グループは、預かって運用する資産の残高が報酬の土台で、運用の成績が一定を超えると成功報酬が入る。マーキュリアホールディングスは、新しいファンドを組んで資金を集められるかが管理報酬の土台に効き、投資したものを売って回収できた時に成功報酬が入る。ロードスターキャピタルは、機関投資家から預かる不動産の量が運用の報酬を左右する。
銀行と証券会社にも同じ考え方が入る。秋田銀行や三十三フィナンシャルグループは、窓口で国債や投資信託、保険を売り、その手数料が貸出の利ざやとは別の収入になる。岡三証券グループでは、客が預けている資産の残高に応じた収入が株価とともに動く。
決算で出てくる言葉
運用会社の決算では「AUM(運用資産残高)」「管理報酬」「成功報酬」が並ぶ。証券会社では「預かり資産残高」、銀行では窓口販売の手数料が「役務取引等収益」に入る。売る時に一度だけ入る手数料と、残高に応じて毎年入る報酬を分けて読むと、収入の安定の度合いが分かる。
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)
この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-24。編集方針
