仕組み図鑑
クラウドへの移行
システムがクラウドに移ると、IT会社の稼ぎ方はどう変わる?
1枚カード(画像)を開く →買う形から借りる形へ
会社の会計や人事のシステムは、かつては自社にサーバーという機械を置き、ソフトを買って動かす形が中心だった。これをオンプレミスという。クラウドは、ネットの向こうにある大きな計算機を借りて使う形で、機械の手入れは貸す側がする。
ソフトを売る会社にとって、買い切りなら導入した年に大きな代金が入る。クラウドで貸す形なら、代金は月ごとの利用料になる。例えば120万円で売っていたソフトを月10万円で貸すと、1年目の入金は同じでも、使われ続ける限り翌年も入る。移る年は一度に入るお金が減ったように見え、その後は利用料が積み上がる。
どんな会社で効くか
会計ソフトのオービックビジネスコンサルタントや、業務のソフトを作るドリーム・アーツでは、自社にソフトを置く形からクラウドで使う形へ移る度合いで、収入の入り方が変わる。
システムを作る会社では、仕事の中身が変わる。FIXERや日本ビジネスシステムズは、クラウドの設計から運用までを担い、クラウドの権利を仕入れて売るリセールも行う。クラウドを作る会社との関係が、販売の資格と仕入れの条件を形作る。自前のサーバーから移す作業そのものも、一つの仕事になる。
決算で出てくる言い方
クラウドの売上は「ストック」「リカーリング」「サブスクリプション」と呼ばれ、毎月入る利用料を1年分に直した「ARR」で語られることがある。移行が進む時期は、買い切りの売上が減って月額の売上が増える入れ替わりとして説明される。
つながる図鑑
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出典と生成
出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)
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