会社図鑑
かんぽ生命保険(7181)
かんぽ生命は、何で稼いでいる? 2026年3月期の経常収益は5.6兆円。
事業の中身
郵便局の窓口で売る生命保険だ。保険料を預かって主に国債で運用し、保険金と費用を払った残りが利益になる。契約は古いものが多く満期で減っていくので、新しい契約を郵便局で増やすことが課題だ。
過去の不適切な販売の反省から、営業の形を変えてきた。
誰に売る
客は全国の個人と既存の契約者だ。販売は日本郵便に委託する。
業績5年
2026年3月期の経常収益は5.6兆円、経常利益は2,719億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,688億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、経常収益は13%減った。
経常利益率の推移
経常収益に対する経常利益の割合は、2026年3月期が4.8%、2025年3月期が2.8%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
経常利益率4.8%は、図鑑にある「保険」の会社7社の中で上から7番目。中央値は9.4%で、低い方。
売上の伸び−13%は、上から7番目。中央値は+33%で、低い方。
従業員1人あたりの売上30,431万円は、上から1番目。中央値は13,736万円で、高い方。
売上の大きさは、7社の中で上から5番目。中央値は6.4兆円。
比べた相手は、日本郵政・第一生命・東京海上・MS&AD・SOMPO・T&D。
銀行・保険・証券は「売上」の定義が違うので、同じ業界の会社同士で比べている。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の経常収益を100円とすると、費用に95円が出ていき、経常利益として5円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益が3円。
会社の大きさ
連結の従業員数は18,487人。本社は東京都。決算期は3月。経常収益を従業員数で割ると、1人あたり30,431万円になる。
何に左右される
金利が運用の利回りを決め、上がると利益が増える。古い契約の満期で資産が減るので、新契約で補えるかが土台になる。
郵便局の営業の力が新契約の数を決め、株と外債の相場と、死亡と入院の率が振れを作る。
この会社の技術
全国の郵便局で同じ手順で契約を受け、預かった資産を国債中心で長く運用する仕組み。
この会社を読む言葉
- 満期:契約の期間が終わって保険金や返戻金が払われること
- 新契約:新しく結ばれた保険の契約
- 運用利回り:預かった資産が一年に生む利益の割合
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:IRBANK の有価証券報告書ベースの表から機械取得(2026-09-13)。 営業利益の欄は経常利益。 セグメント表なし(単一セグメント)。 東証33業種:保険業。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針