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業界ごとの設備投資と装置・工事会社

通信会社が基地局を建てると、誰の売上になる?

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客の投資が、そのまま注文になる

通信会社は回線や基地局を、鉄道会社は線路や駅や車両を、電力会社は送電線や配電の設備を、工場は生産のラインを、物流の会社は倉庫の仕分けや保管の仕組みを持つ。どれも年月がたつと古くなり、新しい技術が出ると作り替える。そのためにお金を使うのが設備投資だ。

設備投資の予算は、装置を作る会社と工事をする会社への注文になる。注文を受けた時に受注として数え、装置を納めたり工事が進んだりするのに合わせて売上になる。客が大きな投資を決めた時期には受注がまとまって入り、投資が一巡すると減る。だから装置・工事会社の売上は、客の業界の設備投資の波に合わせて動く。

どの業界の投資に、どの会社が結び付くか

エクシオグループでは、通信会社が回線や基地局にどれだけ設備投資をするかが、通信キャリアの区分の仕事の量を決める。工事は人が現場で行うので、技能を持つ人と協力会社の数がこなせる量を決める。

東洋電機製造の電機品は車両に載せて使うものなので、鉄道車両がどれだけ新しく作られ、どれだけ更新されるかが交通事業の需要を決める。椿本チエインでは、工場が機械を入れる動きがチェーンと減速機の需要を作り、物流の設備投資がマテハン(物を運び、仕分け、保管する設備)の受注に効く。

決算で出てくる言い方

「受注高」はその期に新しく受けた注文の額、「受注残高」は受けたがまだ売上になっていない注文の額だ。受注残高が多いと、その後の売上の元がすでにあることになる。通信会社や電力会社や鉄道会社は自社の設備投資の計画を公表することが多く、装置・工事会社の説明では「主要顧客の設備投資」という言い方で出てくる。

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出典と生成

出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)

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