会社図鑑
SUMCO(3436)
SUMCOは、何で稼いでいる? 2025年12月期の売上高は4,097億円。
事業の中身
半導体のチップを作る土台になる、シリコンウエハーを作る。純度の高いシリコンを1本の結晶に育て、薄く切って磨く。世界で二番手の供給者で、メモリ向けの比率が高い。
客と数年単位の長期契約を結び、新工場の投資を回収する形をとる。
台湾37%
先端チップの受託工場向けのウエハー。最大の仕向け先。
日本19%
国内のメモリ・パワー半導体の工場向け。
中国13%
中国のチップ工場向け。輸出規制の影響を受ける地域。
欧州・その他12%
欧州の車載・産業向け半導体の工場など。
韓国10%
韓国のメモリメーカー向け。
米国9%
米国の先端ロジックとメモリの工場向け。
誰に売る
客は世界のメモリメーカー、ロジックの受託工場、パワー半導体や車載半導体のメーカーだ。海外の売上が多い。
業績5年
2025年12月期の売上高は4,097億円、営業利益は13億円、親会社株主に帰属する当期純利益は−118億円。
2021年12月期から2025年12月期までの5期で、売上高は22%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2025年12月期が0.3%、2024年12月期が9.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率0.3%は、図鑑にある「半導体材料」の会社5社の中で上から5番目。中央値は14.9%で、低い方。
売上の5年の伸び+22%は、上から3番目。中央値は+22%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上4,218万円は、上から4番目。中央値は6,258万円で、低い方。
売上の大きさは、5社の中で上から4番目。中央値は4,162億円。
比べた相手は、信越化学・レゾナック・イビデン・TOK。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2025年12月期の売上高を100円とすると、費用に100円が出ていき、営業利益として0円が残る。親会社株主に帰属する当期純利益はこの期はマイナスで、理由は頁末の注記にある。
会社の大きさ
連結の従業員数は9,714人。本社は東京都。設立は1999年。決算期は12月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり4,218万円になる。
何に左右される
チップ工場の稼働率がウエハーの消費量を決める。メモリの波を受けやすく、客がウエハーの在庫を積んだり減らしたりする数四半期の波もある。
海外の売上が多いので為替が効く。結晶を育てる工程は電力と原料の多結晶シリコンを大量に使い、コストに直結する。
この会社の技術
原子の並びが揃った巨大な単結晶を育て、原子1層の平らさで磨く技術。
この会社を読む言葉
- シリコンウエハー:チップを作る土台の円盤。主流は大皿ほどの直径
- 長期契約:数年分の数量と値段を客とあらかじめ決める契約
- 多結晶シリコン:ウエハーの原料。高純度に精製したシリコン
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 技術図鑑シリコンウエハーは、どうやって作る?シリコンウエハー
- 業界図鑑半導体材料の会社は、何で稼いでいる?半導体材料
- 会社図鑑キオクシアホールディングス(285A)ウエハーを使うキオクシアは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑信越化学工業(4063)同じウエハーの信越化学は、何で稼いでいる?
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:2025年12月期の当期純利益はIR BANK初回取得値(△117,510百万円)が一桁誤っていたため、日経電子版の決算短信ベース数値(親会社株主に帰属する当期純利益 △11,751百万円=△118億円、前年比▲159.1%で14年ぶり最終赤字)で確認・修正済み。売上高・営業利益・経常利益はIR BANKと日経電子版で一致(2021〜2025年12月期の5期分)。営業利益は微益(13億円)だが、為替差損等により経常損失(△39億円)となり、減損等でさらに純損失(△118億円)に拡大。地域別売上高はthe-shashi.com記載の6区分(台湾・日本・中国・欧州その他・韓国・米国、合計は売上高とほぼ一致)を採用(一次資料の有価証券報告書PDFは今回未読)。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針