会社図鑑
レゾナック・ホールディングス(4004)
レゾナックは、何で稼いでいる? 2025年12月期の売上収益は1.3兆円。平均年収は1,132万円(単体・化学194社の中で2位)。上場会社(証券コード 4004)。 英文社名は「Resonac Holdings Corporation」。旧社名は昭和電工(2022年の有価証券報告書まで)。
2025年12月期・有価証券報告書(2026-03-25 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 4004
- 業種(東証33業種)
- 化学
- 決算日
- 12月31日
- 本社
- 東京都港区東新橋一丁目9番1号 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 21,525人・単体 346人
- 平均年収
- 1,132万円(単体・平均年齢 46.3歳・平均勤続 16.2年)化学の194社の中で2位・業種の中央値 716万円 化学の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 半導体・電子材料 39.8%・クラサスケミカル 23.7%・ケミカル 14.4%・モビリティ 14%
- 主な製品・ブランド
- 半導体前工程材料・半導体後工程材料・化学品・炭酸ガス・自動車部品・モビリティ部材・半導体材料
年収と従業員の推移(2021年12月期〜2025年12月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | — | 26,054人 |
| 2022年12月期 | 789万円 | 25,803人 |
| 2023年12月期 | 1,026万円 | 23,840人 |
| 2024年12月期 | 1,026万円 | 23,936人 |
| 2025年12月期 | 1,132万円 | 21,525人 |
事業の分類
- 事業
- 半導体・電子材料電子材料モビリティ部材自動車専用部品・システム化学品基礎化学
- 東証業種
- 化学
分類の根拠:レゾナック・ホールディングス 有価証券報告書 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
半導体の材料が柱だ。回路を作る途中で表面を平らに磨く研磨剤、チップを封じる樹脂、配線の基板の材料、高純度のガス。旧昭和電工と旧日立化成が合わさり、半導体材料に集中する形に組み替えた。
石油化学や黒鉛電極など、素材の事業も持つ。
半導体・電子材料40%チップを磨く研磨剤、封じる樹脂、配線の基板の材料、高純度のガス、HDDの記録層。
この事業は半導体の前工程材料や後工程材料など、半導体の製造に用いる材料を扱う。半導体市場の需給動向の影響を受けながら、これらの材料を製造・販売している。
- 半導体前工程材料
- 半導体後工程材料
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 4,268億円 | — |
| 2022年12月期 | 4,325億円 | 442億円 |
| 2023年12月期 | 3,415億円 | -94億円 |
| 2024年12月期 | 4,501億円 | 737億円 |
| 2025年12月期 | 5,113億円 | 1,084億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- 売上収益は半導体・電子材料セグメントの増収があったものの他4セグメントは減収となり、前期比3.2%減の1兆3,471億25百万円となった
- コア営業利益は半導体・電子材料セグメントの増益により前期比18.4%増の1,091億45百万円となったが、営業利益はFiamm Energy Technology S.p.A.など複数事業の譲渡決定に伴う減損損失の計上等により前期比47.6%減の466億76百万円となった
- 半導体・電子材料セグメントはAI等の先端半導体向けの販売数量増加により売上収益が前期比13.7%増の506,336百万円、コア営業利益は前期比47.0%増の108,365百万円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
モビリティ14%自動車向けの樹脂部品とアルミ部品。
この事業は自動車向けの部品やモビリティ部材を扱う。中国・アセアン・北中米・欧州の子会社を通じて、半導体材料やモビリティ部材の販売とグループ会社の統括支援を行う。
- 自動車部品
- モビリティ部材
- 半導体材料
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| 力森諾科(中国)投資有限公司 | 中国における投資及びグループ会社の統括、管理支援、事業拡大支援並びに半導体材料、モビリティ部材等の販売 | 100% |
| Resonac Asia Pacific Pte. Ltd. | アセアン及びインドのグループ会社の統括及び管理支援、並びに半導体材料・モビリティ部材等の販売 | 100% |
| Resonac America, Inc. | 北中米グループ会社の統括及び管理支援、並びに半導体材料・モビリティ部材等の販売 | 100% |
| Resonac Europe GmbH | 欧州グループ会社の統括及び管理支援、並びに半導体材料・モビリティ部材等の販売 | 100% |
出資はレゾナックが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 1,739億円 | — |
| 2022年12月期 | 1,808億円 | -15億円 |
| 2023年12月期 | 1,842億円 | 19億円 |
| 2024年12月期 | 2,175億円 | 67億円 |
| 2025年12月期 | 1,793億円 | 44億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2024年12月期の動き
- モビリティセグメントはタイの情勢等を背景とした需要の低迷により売上収益が前期比1.6%減の215,528百万円となった
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イノベーション材料8%リチウムイオン電池の材料や、次の柱になる新しい材料。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 1,560億円 | — |
| 2022年12月期 | 1,475億円 | 98億円 |
| 2023年12月期 | 1,432億円 | 113億円 |
| 2024年12月期 | 1,098億円 | 113億円 |
| 2025年12月期 | 1,050億円 | 104億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2024年12月期の動き
- 売上収益は半導体・電子材料とイノベーション材料の増収により前期比7.4%増の1兆3,914億80百万円となった
- イノベーション材料セグメントは原材料価格上昇の販売価格転嫁と販売数量増により売上収益が前期比4.3%増の97,001百万円、コア営業利益は前期比29.3%増の11,267百万円となった
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ケミカル14%工業用のガス、機能性の化学品、セラミック。
この事業は化学品を製造・販売する。炭酸ガスなど産業用ガスを中心に、需要動向に応じた価格対応を行いながら事業を運営している。
- 化学品
- 炭酸ガス
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 4,452億円 | — |
| 2022年12月期 | 5,421億円 | 249億円 |
| 2023年12月期 | 5,291億円 | 77億円 |
| 2024年12月期 | 5,303億円 | 101億円 |
| 2025年12月期 | 1,854億円 | -55億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- ケミカルセグメントは黒鉛電極の市況低迷等により売上収益が前期比14.0%減の174,358百万円となり、コア営業利益は54億84百万円の損失となった
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クラサスケミカル24%石油化学。ナフサから作るエチレンなどの基礎化学品と樹脂。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2024年12月期 | 3,317億円 | — |
| 2025年12月期 | 3,042億円 | 47億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
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誰に売る
客は世界のチップ工場と後工程の工場、国内の石油化学の客、電炉の製鉄会社だ。半導体材料は海外の売上が多い。
業績5年
2025年12月期の売上収益は1.3兆円、営業利益は467億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は290億円。
2021年12月期から2025年12月期までの5期で、売上収益は5%減った。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2025年12月期が3.5%、2024年12月期が6.4%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率3.5%は、図鑑にある「半導体材料」の会社17社の中で上から16番目。中央値は15.0%で、低い方。
売上の伸び−5%は、上から12番目。中央値は+41%で、低い方。
従業員1人あたりの売上6,258万円は、上から8番目。中央値は5,388万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、17社の中で上から2番目。中央値は1,296億円。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2025年12月期の売上収益を100円とすると、費用に97円が出ていき、営業利益として3円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当期利益:親会社の所有者に帰属が2円。
会社の大きさ
連結の従業員数は21,525人。本社は港区東新橋一丁目9番1号。決算期は12月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり6,258万円になる。
何に左右される
半導体材料は消耗品なのでチップの生産量で売れ、AI向けの後工程の高性能品が追い風になる。海外の売上には為替が効く。
石油化学は原油とナフサの値段がコストに直結し、黒鉛電極は電炉の稼働で市況が振れる。
この会社の技術
ナノメートルの平らさに磨く研磨剤の粒の設計と、熱と湿気からチップを守る樹脂の配合。
この会社を読む言葉
- CMP:化学と研磨で表面を平らにする工程。研磨剤(スラリー)を使う
- 封止材:チップを樹脂で包んで守る材料
- 黒鉛電極:電炉で鉄くずを溶かす時に電気を流す炭素の棒
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 技術図鑑チップの表面は、なぜ磨く?CMP(表面を平らに磨く)
- 業界図鑑半導体材料の会社は、何で稼いでいる?半導体材料
- 技術図鑑チップは、どうやって基板につながる?パッケージ基板
- 技術図鑑電炉って、何?製鉄(高炉と電炉)
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 売上は期により売上収益・売上高。 純利益は期により当期利益:親会社の所有者に帰属・親会社株主に帰属する当期純利益。 営業利益の開示が無い期は税引前利益の値。 セグメントは事業別の売上収益、2025年12月期の値。 東証33業種:化学。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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