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信越化学工業(4063)

信越化学は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は2.6兆円。平均年収は899万円(単体・化学194社の中で13位)。上場会社(証券コード 4063)。 英文社名は「Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.」。

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売上高2.6兆円前期比 +0.5%
営業利益6,352億円前期比 −14.4%
純利益4,745億円前期比 −11.1%
営業利益率24.7%前期 29.0%

2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-19 提出)の数字(EDINET)

証券コード
4063
業種(東証33業種)
化学
決算日
3月31日
本社
東京都千代田区丸の内一丁目4番 東京都の上場企業一覧
従業員
連結 27,342人・単体 4,059人
平均年収
899万円(単体・平均年齢 40.8歳・平均勤続 18.8年)化学の194社の中で13位・業種の中央値 716万円 化学の年収ランキング自分の年収と比べる
主な事業
電子材料事業 36.9%・生活環境基盤材料事業 35.6%・機能材料事業 16.3%・加工・商事・技術サービス事業 11.2%
主な製品・ブランド
半導体材料・石英ガラス・磁性材料・塩化ビニル・苛性ソーダ・塩化ビニルモノマー・酢酸ビニル・ポバール・シリコーン・半導体封止材
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
年度平均年収(単体)従業員(連結)
2022年3月期855万円24,954人
2023年3月期877万円25,717人
2024年3月期887万円26,004人
2025年3月期876万円27,274人
2026年3月期899万円27,342人

事業の分類

事業
電子材料事業電子材料生活環境基盤材料事業基礎化学機能材料事業機能性化学
東証業種
化学

分類の根拠:信越化学工業 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。

事業の中身

半導体のチップを作る土台になるシリコンウエハーと、水道管や窓枠に使う塩化ビニル樹脂の2つが柱で、どちらも世界シェアが最大級だ。塩ビは米国の子会社で作り、北米の住宅向けに売る。

ほかにシリコーン、半導体の回路を写す時に使うフォトレジストなど、機能材料を幅広く持つ。

信越化学工業(4063):事業の中身2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。2026年3月期・セグメント別の売上37%36%16%11%電子材料事業1.0兆円(37%)生活環境基盤材料事業9,856億円(36%)機能材料事業4,526億円(16%)加工・商事・技術サービス事業3,103億円(11%)信越化学工業(4063):事業の中身2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。2026年3月期・セグメント別の売上37%36%16%電子材料事業1.0兆円(37%)生活環境基盤材料事業9,856億円(36%)機能材料事業4,526億円(16%)加工・商事・技術サービ…3,103億円(11%)
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
電子材料事業37%半導体のシリコンウエハー、回路を写す感光剤(フォトレジスト)、光ファイバーの材料。

この事業は半導体材料を製造・販売する。信越半導体や台湾信越半導体などの半導体関連子会社に加え、石英ガラスを手がける信越石英、磁性材料のシンエツマグネティクスなど、幅広い関係会社で構成される。

  • 半導体材料
  • 石英ガラス
  • 磁性材料

主な会社

会社出資
信越半導体㈱100%
シンエツハンドウタイアメリカInc.100%
台湾信越半導体(股)70%
三益半導体工業㈱100%
S.E.H.マレーシア SDN.BHD.100%
シンエツハンドウタイヨーロッパLTD.100%

ほか12社。出資は信越化学が持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益利益
2022年3月期7,161億円2,448億円
2023年3月期8,825億円3,014億円
2024年3月期8,554億円2,722億円
2025年3月期9,392億円3,248億円
2026年3月期10,218億円3,445億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2026年3月期の動き

  • 電子材料事業の売上高はAI関連の半導体需要拡大等で前期比8.7%増の1兆158億円、営業利益は同6.1%増の3,445億円となった。

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

生活環境基盤材料事業36%塩化ビニル樹脂(水道管・窓枠・床材)と苛性ソーダ。米国の子会社で作り北米の住宅向けに売る。

この事業は塩化ビニルや苛性ソーダなどを製造・販売する。米国のシンテックINC.やオランダのシンエツPVC B.V.、ポルトガルのCIRES, Lda.など海外のPVCメーカーを傘下に持ち、鹿島電解や鹿島塩ビモノマーが国内での電解・原料生産を担う。日本酢ビ・ポバールでは酢酸ビニルやポバールも手がける。

  • 塩化ビニル
  • 苛性ソーダ
  • 塩化ビニルモノマー
  • 酢酸ビニル
  • ポバール

主な会社

会社出資
(連結子会社)シンテックINC.100%
シンエツPVC B.V.100%
日本酢ビ・ポバール㈱100%
CIRES, Lda.100%
シンエツ インターナショナル ヨーロッパB.V.100%
K-Bin,Inc.100%

ほか2社。出資は信越化学が持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益利益
2022年3月期8,616億円3,178億円
2023年3月期13,142億円5,413億円
2024年3月期10,153億円3,220億円
2025年3月期10,464億円2,915億円
2026年3月期9,856億円1,649億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2026年3月期の動き

  • 生活環境基盤材料事業は中東での戦争勃発に伴う原料・エネルギー価格の上昇等により、売上高が前期比5.8%減の9,813億円、営業利益は同43.4%減の1,649億円となった。

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

機能材料事業16%シリコーン(化粧品・自動車・建築に使うゴムや油)と、医薬や食品に使うセルロース誘導体。

この事業はシリコーンを中心とした機能材料を製造・販売する。SEタイローズやシンエツシリコーンズタイランド、台湾信越シリコーン、韓国信越シリコーンなど世界各地にシリコーン関連の子会社を持ち、信越シンコーモールドなど半導体封止材関連の会社も含む。

  • シリコーン
  • 半導体封止材

主な会社

会社出資
SE タイローズ GmbH & Co.KG100%
シンエツシリコーンズタイランドLTD.100%
アジアシリコーンズ モノマーLTD.100%
信越有机硅国際貿易(上海)有限公司100%
韓国信越シリコーン㈱100%
(連結子会社) 日信化学工業㈱100%

ほか7社。出資は信越化学が持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益利益
2022年3月期4,100億円948億円
2023年3月期5,229億円1,306億円
2024年3月期4,453億円850億円
2025年3月期4,627億円1,000億円
2026年3月期4,526億円1,010億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2026年3月期の動き

  • 機能材料事業の売上高は前期比1.7%減の4,408億円、営業利益は同0.9%増の1,010億円、加工・商事・技術サービス事業は売上高が同0.5%減の1,360億円、営業利益が同5.0%減の273億円となった。

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加工・商事・技術サービス事業11%樹脂の加工品、プラントの設計、商社機能。

この事業は半導体ウエハー関連容器や自動車用入力デバイスなどの加工品を扱う。信越ポリマーや信越エンジニアリング、信越アステックなどの子会社を通じて、樹脂加工や技術サービスを提供する。

  • 半導体ウエハー関連容器
  • 自動車用入力デバイス
  • 樹脂加工品

主な会社

会社出資
信越ポリマー㈱53.6%
信越エンジニアリング㈱100%
信越アステック㈱99.6%
信越ファインテック㈱100%
シンエツマイクロサイINC.100%
シンエツポリマー (マレーシア) SDN.BHD.100%

ほか3社。出資は信越化学が持つ議決権の割合。

数字の推移

年度収益利益
2022年3月期2,164億円209億円
2023年3月期2,653億円264億円
2024年3月期2,735億円242億円
2025年3月期2,833億円288億円
2026年3月期3,103億円273億円

セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。

2026年3月期の動き

  • 機能材料事業の売上高は前期比1.7%減の4,408億円、営業利益は同0.9%増の1,010億円、加工・商事・技術サービス事業は売上高が同0.5%減の1,360億円、営業利益が同5.0%減の273億円となった。

有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →

誰に売る

客は世界のチップメーカーと、北米の建材メーカーだ。海外の売上が大部分を占める。

信越化学工業(4063):誰に売る信越化学工業(4063):誰に売る主な客世界のチップメーカーシリコンウエハー台湾・韓国・米国北米の建材メーカー塩ビ樹脂住宅の配管・窓枠電子・機能材料の客フォトレジスト・シリコーン幅広い産業信越化学工業(4063):誰に売る信越化学工業(4063):誰に売る主な客世界のチップメーカーシリコンウエハー台湾・韓国・米国北米の建材メーカー塩ビ樹脂住宅の配管・窓枠電子・機能材料の客フォトレジスト・シリコーン幅広い産業

業績5年

2026年3月期の売上高は2.6兆円、営業利益は6,352億円、親会社株主に帰属する当期純利益は4,745億円。

2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は24%増えた。

信越化学工業(4063):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。売上高2022/32.1兆円2023/32.8兆円2024/32.4兆円2025/32.6兆円2026/32.6兆円営業利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/3営業利益6,352億円純利益4,745億円信越化学工業(4063):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。売上高2022/32.1兆円2023/32.8兆円2024/32.4兆円2025/32.6兆円2026/32.6兆円営業利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/3営業利益6,352億円純利益4,745億円
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。

営業利益率の推移

売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が24.7%、2025年3月期が29%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

信越化学工業(4063):営業利益率の推移信越化学工業(4063):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上高24.7%2025年3月期 29.0%−4.3%直近の推移32.6% → 24.7%2022年3月期から2026年3月期の推移信越化学工業(4063):営業利益率の推移信越化学工業(4063):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上高24.7%2025年3月期 29.0%−4.3%直近の推移32.6% → 24.7%2022年3月期から2026年3月期の推移

他の会社と比べると

営業利益率24.7%は、図鑑にある「半導体材料」の会社17社の中で上から4番目。中央値は15.0%で、高い方。

売上の伸び+24%は、上から8番目。中央値は+41%で、真ん中あたり。

従業員1人あたりの売上9,414万円は、上から2番目。中央値は5,388万円で、高い方。

売上の大きさは、17社の中で上から1番目。中央値は1,296億円。

比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。

信越化学工業(4063):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「半導体材料」の会社17社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2026年3月期中央値 15.0%低い高い24.7% 高い方売上の伸び2022年3月期から2026年3月期中央値 +41%低い高い+24% 真ん中あたり1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 5,388万円低い高い9,414万円 高い方売上の大きさ17社の中で中央値 1,296億円低い高い2.6兆円 高い方信越化学工業(4063):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「半導体材料」の会社17社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2026年3月期中央値 15.0%低い高い24.7% 高い方売上の伸び2022年3月期から2026年3月期中央値 +41%低い高い+24% 真ん中あたり1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 5,388万円低い高い9,414万円 高い方売上の大きさ17社の中で中央値 1,296億円低い高い2.6兆円 高い方
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。

100円売ると、どこへ行く

2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に75円が出ていき、営業利益として25円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が18円。

信越化学工業(4063):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先75円6円18円費用(材料・人件費・販売など)75円税金や利子など6円純利益18円信越化学工業(4063):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先75円18円費用(材料・人件費・販売など)75円税金や利子など6円純利益18円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は27,342人。本社は千代田区丸の内一丁目4番。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり9,414万円になる。

信越化学工業(4063):会社の大きさ信越化学工業(4063):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)9,414万円2.6兆円 ÷ 27,342人信越化学工業(4063):会社の大きさ信越化学工業(4063):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)9,414万円2.6兆円 ÷ 27,342人

何に左右される

ウエハーは世界の半導体工場の投資で需要が動き、シリコンサイクルの波を受ける。塩ビは北米の住宅の建設で需要が動くので、米国の住宅ローン金利が効く。

海外の売上が大部分なので為替が効き、塩やエチレンや電気などの原料とエネルギーの値段がコストに直結する。

信越化学工業(4063):何に左右される信越化学工業(4063):何に左右される効くもの半導体工場の投資ウエハーの需要シリコンサイクル北米の住宅着工塩ビの需要金利で動く為替海外の売上が大部分円安で円の売上が増える原料とエネルギー塩・エチレン・電気コストに直結米国の金利住宅ローン金利塩ビの需要に効く信越化学工業(4063):何に左右される信越化学工業(4063):何に左右される効くもの半導体工場の投資ウエハーの需要シリコンサイクル北米の住宅着工塩ビの需要金利で動く為替海外の売上が大部分円安で円の売上が増える原料とエネルギー塩・エチレン・電気コストに直結米国の金利住宅ローン金利塩ビの需要に効く

この会社の技術

純度の高いシリコンを大きな単結晶に育て、薄く均一な円盤に切り出して磨く技術。

この会社を読む言葉

  • シリコンウエハー:チップを作る土台になるシリコンの薄い円盤
  • 塩ビ(塩化ビニル樹脂):水道管・窓枠・床材に使うプラスチック
  • フォトレジスト:光で回路の形を写す時に使う感光剤

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この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

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出典と生成

データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:化学。

数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針

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