図解経済経済の How it works を、図で。
会社図鑑キオクシアホールディングス(285A)
図解経済会社図鑑 › キオクシアホールディングス(285A)

会社図鑑

キオクシアホールディングス(285A)

キオクシアは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は2.3兆円。

事業の中身

スマホやSSDやデータセンターで使う、NAND型フラッシュメモリを作る。電源を切ってもデータが消えない記憶用の半導体で、日本で唯一の大手メーカーだ。三重と岩手の工場で、米国の記憶装置メーカーと共同で生産している。

東芝のメモリ事業が分かれて生まれ、投資ファンドなどの出資を経て上場した。

キオクシアホールディングス(285A):事業の中身2026年3月期の地域別売上収益。出典は頁末。2026年3月期・地域別売上収益52%37%11%欧州・米州1.2兆円(52%)アジア8,567億円(37%)日本2,633億円(11%)
2026年3月期の地域別売上収益。出典は頁末。
欧州・米州52%

米国のデータセンターとパソコン向けのSSD、スマホメーカー向けのメモリ。売上の半分超。

アジア37%

台湾・中国・韓国のスマホ・パソコンメーカーと組み立て工場向け。

日本11%

国内の機器メーカーと車載向け。

誰に売る

客は世界のスマホメーカー、データセンターを持つ会社、パソコンやSSDのメーカーだ。売上のほとんどが海外で、ドルで取引される。

キオクシアホールディングス(285A):誰に売るキオクシアホールディングス(285A):誰に売る主な客スマホメーカー本体に載る記憶容量台数と容量で動くデータセンターSSDで大量に使うAIで需要が伸びるパソコン・SSDメーカー記憶装置としてHDDから置き換わる車・産業機器高い信頼性の用途小さいが安定

業績5年

2026年3月期の売上収益は2.3兆円、営業利益は8,704億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は5,545億円。

2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は53%増えた。

キオクシアホールディングス(285A):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。売上収益2022/31.5兆円2023/31.3兆円2024/31.1兆円2025/31.7兆円2026/32.3兆円営業利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/3営業利益8,704億円純利益5,545億円
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。

営業利益率の推移

売上収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が37.2%、2025年3月期が26.5%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

キオクシアホールディングス(285A):営業利益率の推移キオクシアホールディングス(285A):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上収益37.2%2025年3月期 26.5%+10.7%直近の推移14.2% → 37.2%2022年3月期から2026年3月期の推移

他の会社と比べると

営業利益率37.2%は、図鑑にある「半導体」の会社10社の中で上から4番目。中央値は24.9%で、真ん中あたり。

売上の5年の伸び+53%は、上から6番目。中央値は+62%で、真ん中あたり。

従業員1人あたりの売上15,361万円は、上から3番目。中央値は8,466万円で、高い方。

売上の大きさは、10社の中で上から2番目。中央値は5,434億円。

比べた相手は、東京エレクトロン・ルネサス・アドバンテスト・SCREEN HD・ローム・ディスコ・レーザーテック・ソシオネクスト・ローツェ。

比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。

キオクシアホールディングス(285A):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「半導体」の会社10社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2026年3月期中央値 24.9%低い高い37.2% 真ん中あたり売上の5年の伸び2022年3月期から2026年3月期中央値 +62%低い高い+53% 真ん中あたり1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 8,466万円低い高い15,361万円 高い方売上の大きさ10社の中で中央値 5,434億円低い高い2.3兆円 高い方
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。

100円売ると、どこへ行く

2026年3月期の売上収益を100円とすると、費用に63円が出ていき、営業利益として37円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益が24円。

キオクシアホールディングス(285A):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先63円14円24円費用(材料・人件費・販売など)63円税金や利子など14円純利益24円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は15,218人。本社は東京都。設立は2019年。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり15,361万円になる。

キオクシアホールディングス(285A):会社の大きさキオクシアホールディングス(285A):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)15,361万円2.3兆円 ÷ 15,218人

何に左右される

メモリの値段が最も大きい。同じ製品でも需給で年に数割動くので、売上と利益が大きく振れる。競合が増産すると供給が増えて値下がりし、需要が伸びると値上がりする。

AI向けのデータセンターがSSDの需要を押し上げている。新しい世代の工場には巨額の投資が要り、減価償却が長く費用に残る。売上がほぼ海外なので為替も効く。

キオクシアホールディングス(285A):何に左右されるキオクシアホールディングス(285A):何に左右される効くものメモリの値段需給で年に数割動く利益の振れの本体AI・データセンターSSDの需要近年の追い風工場の投資新しい世代への巨額投資減価償却が重い為替売上のほとんどが海外円安で円の売上が増える競合の増産韓国・米国のメーカー供給が増えると値下がり

この会社の技術

記憶のセルを縦に何百層も積み上げる立体構造で、同じ面積により多くのデータを入れる技術。

この会社を読む言葉

  • NAND型フラッシュメモリ:電源を切ってもデータが残る半導体。スマホやSSDの記憶用
  • ビット成長:メモリの出荷量を容量(ビット)で数えた伸び。台数より容量で見る
  • メモリサイクル:需給で値段が上下する数年の波

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:2024年12月に東証プライムへ新規上場したばかりのため、IR BANK等で遡れる通期実績は2024年3月期〜2026年3月期の3期分のみ(5期分なし)。2024年3月期はメモリ市況悪化による営業赤字・最終赤字、2025〜2026年3月期はAI需要によるフラッシュメモリ市況の急回復で急回復・過去最高益。地域別セグメントはthe-shashi.com記載の欧州・米州/アジア/日本の3区分(一次資料の有価証券報告書・決算短信はPDFのため今回は未読、合計値は売上収益と一致)。設立は2019年3月の単独株式移転によるキオクシアホールディングス設立日を採用(前身の東芝メモリ/キオクシア株式会社の創業起源はより古い)。 2022年3月期・2023年3月期は上場前の有価証券報告書ベース(IRBANK E35948/pl から取得)。

数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針