会社図鑑
アドバンテスト(6857)
アドバンテストは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は1.1兆円。平均年収は1,098万円(単体・電気機器210社の中で8位)。上場会社(証券コード 6857)。 英文社名は「ADVANTEST CORPORATION」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-26 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 6857
- 業種(東証33業種)
- 電気機器
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都千代田区丸の内一丁目6番 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 7,241人・単体 2,033人
- 平均年収
- 1,098万円(単体・平均年齢 45.68歳・平均勤続 20.16年)電気機器の210社の中で8位・業種の中央値 706万円 電気機器の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- テストシステム事業 90.3%・サービス他 9.7%
- 主な製品・ブランド
- SoCテストシステム・メモリテストシステム・テストハンドラ・デバイスインタフェース・顧客ソリューション・ナノテクノロジー関連製品・サポート・サービス・消耗品
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,019万円 | 5,941人 |
| 2023年3月期 | 1,010万円 | 6,544人 |
| 2024年3月期 | 1,005万円 | 6,766人 |
| 2025年3月期 | 1,049万円 | 7,001人 |
| 2026年3月期 | 1,098万円 | 7,241人 |
事業の分類
- 事業
- 半導体テストシステム半導体製造装置
- 東証業種
- 電気機器
分類の根拠:アドバンテスト 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
できあがった半導体のチップが設計通りに動くかを調べる検査装置(テスタ)を作る。AI向けの高性能なチップは検査に時間がかかり、1つの工場に多くの装置が要る。この分野で世界シェアが最大級だ。
装置を売った後の保守や部品、検査に使う周辺の機器も収入になる。
サービス他10%保守・修理・中古装置・検査の受託。
この事業はテストシステム事業に関連した総合的な顧客ソリューションの提供を担う。ナノテクノロジー関連の製品群やサポート・サービス、消耗品販売なども手がけている。
- 顧客ソリューション
- ナノテクノロジー関連製品
- サポート・サービス
- 消耗品
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 858億円 |
| 2023年3月期 | 961億円 |
| 2024年3月期 | 1,023億円 |
| 2025年3月期 | 1,084億円 |
| 2026年3月期 | 1,092億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 報告セグメントをテストシステム事業とサービス他の2区分に変更し、テストシステム事業の売上高は前期比49.3%増の1兆193億90百万円、セグメント利益は前期比97.9%増の5,187億60百万円となった
- サービス他の売上高は前期比12.7%増の1,092億30百万円となり、事業の一部譲渡による譲渡益25億4百万円を含みセグメント損失から87億58百万円の利益に転じた
- 設備投資は新製品開発と生産能力拡充を中心に総額343億円を実施し、テストシステム事業に262億円、サービス他に65億円を充てた
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
テストシステム事業90%半導体のテスタ(高性能チップ用・メモリ用)と、検査に使う周辺の機器。
この事業はSoC半導体デバイス向けのSoCテストシステムやメモリ半導体デバイス向けのメモリテストシステムを扱う。半導体デバイスをハンドリングするテストハンドラやデバイスインタフェースなどの製品群のほか、半導体やモジュールのシステムレベルテストのソリューションも手がけている。
- SoCテストシステム
- メモリテストシステム
- テストハンドラ
- デバイスインタフェース
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| (連結子会社) Advantest America, Inc. | テストシステム等の開発・販売 | 100% |
| Advantest Europe GmbH | テストシステム等の開発・販売 | 100% |
| Advantest Taiwan Inc. | テストシステム等の販売 | 100% |
| Advantest (Singapore) Pte. Ltd. | テストシステム等の販売 | 100% |
| Advantest Korea Co., Ltd. | テストシステム等の製造・販売支援 | 62.5% |
| Advantest (China) Co., Ltd. | テストシステム等の販売支援 | 100% |
出資はアドバンテストが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2025年3月期 | 6,828億円 |
| 2026年3月期 | 10,194億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 報告セグメントをテストシステム事業とサービス他の2区分に変更し、テストシステム事業の売上高は前期比49.3%増の1兆193億90百万円、セグメント利益は前期比97.9%増の5,187億60百万円となった
- 設備投資は新製品開発と生産能力拡充を中心に総額343億円を実施し、テストシステム事業に262億円、サービス他に65億円を充てた
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は世界のチップメーカー、チップを設計する会社、受託生産の工場だ。海外の売上が大部分を占める。
業績5年
2026年3月期の売上収益は1.1兆円、営業利益は4,991億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は3,754億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は171%増えた。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が44.2%、2025年3月期が29.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率44.2%は、図鑑にある「半導体」の会社48社の中で上から2番目。中央値は10.3%で、高い方。
売上の伸び+171%は、上から2番目。中央値は+32%で、高い方。
従業員1人あたりの売上15,586万円は、上から7番目。中央値は5,015万円で、高い方。
売上の大きさは、48社の中で上から4番目。中央値は448億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上収益を100円とすると、費用に56円が出ていき、営業利益として44円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当期利益:親会社の所有者に帰属が33円。
会社の大きさ
連結の従業員数は7,241人。本社は千代田区丸の内一丁目6番。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり15,586万円になる。
何に左右される
AI向けチップの需要が最も大きい。検査時間が長い高性能チップが増えるほど装置が売れる。世界の半導体工場の投資の波、シリコンサイクルも受ける。
海外の売上が大部分なので為替が効く。検査の速さと精度で競合と争っていて、技術の優劣がシェアを決める。
この会社の技術
数千本の端子に同時に信号を送り、返ってくる信号を高速で照合してチップの良否を判定する技術。
この会社を読む言葉
- テスタ:半導体の検査装置。チップに信号を送り、答えが合っているかを調べる
- 歩留まり:作ったチップのうち、合格した割合
- 後工程:チップを切り出して検査・組み立てをする工程。テスタはここで使う
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
ここへつながる図鑑
- 会社図鑑ディスコ(6146)ディスコは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑テセック(6337)テセックは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑シキノハイテック(6614)シキノハイテックは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑インスペック(6656)インスペックは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑日本電子材料(6855)日本電子材料は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑日本マイクロニクス(6871)日本マイクロニクスは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑山一電機(6941)山一電機は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑エンプラス(6961)エンプラスは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑イノテック(9880)イノテックは、何で稼いでいる?
- 業界図鑑半導体業界は、何に左右される?半導体
- 技術図鑑チップの検査は、どうやっている?半導体の検査(テスタ)
- 技術図鑑DRAMは、なぜ電源を切ると忘れる?DRAM(メモリ)
- 技術図鑑イメージセンサーは、光をどう絵にする?イメージセンサー
- 技術図鑑光電融合は、何を光に変える?光電融合
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:電気機器。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
この図を使う
この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。
