事業の中身
半導体の検査と設計、それに組み込みの機器を扱う会社だ。区分は三つに分かれる。テストソリューションでは、自社で作る半導体のテストシステムを、メモリーを扱う客を中心に売る。台湾の子会社は、信頼性を調べる装置とプローブカードを作って売る。
半導体設計関連では、米国の会社が作る半導体の設計用のソフトを売り、保守も担う。子会社はLSIの設計や開発を請け負い、設計を支える技術者を送る。ソフトの開発や、電子デバイスの動きを写す模型作り、高速のアナログICの設計と販売を手がける子会社もある。システム・サービスでは、組み込みに使うCPUの基板や箱型の計算機を作って売り、開発の支援や雑音の解析を行う。子会社は、現金を使わない決済の機器とサービス、組み込みのソフト、画像処理の仕組みとAIのカメラ、自動車の制御のソフトを検証する道具を扱う。
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
テストソリューション事業39%
自社で作る半導体のテストシステムを売り、台湾の子会社が信頼性を調べる装置とプローブカードを作って売る区分。
半導体設計関連事業29%
米国の会社が作る半導体の設計用のソフトを売って保守し、LSIやソフトの設計を請け負う区分。
システム・サービス事業31%
組み込みに使うCPUの基板や箱型の計算機、決済の機器、画像処理の仕組み、自動車の制御のソフトを検証する道具を扱う区分。
誰に売る
客は、半導体を作って検査するメーカー、半導体やLSIを設計する会社、組み込みの機器を作るメーカー、それに自動車や農業機械などのソフトを必要とする会社だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は467億円、営業利益は31億円、親会社株主に帰属する当期純利益は41億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は26%増えた。
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が6.6%、2025年3月期が4.5%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率6.6%は、図鑑にある「半導体」の会社40社の中で上から27番目。中央値は12.1%で、真ん中あたり。
売上の伸び+26%は、上から23番目。中央値は+30%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上2,883万円は、上から27番目。中央値は3,584万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、40社の中で上から19番目。中央値は400億円。
比べた相手は、東京エレクトロン・キオクシア・ルネサス・アドバンテスト・SCREEN・ローム・ディスコ・アルバック・KOKUSAI ELECTRIC・レーザーテック・ソシオネクスト・東京精密・ローツェ・芝浦メカトロニクス・サンケン電気・日本マイクロニクス・TOWA・ブイ・テクノロジー・テラプローブ・アオイ電子・メガチップス・タツモ・日本電子材料・トレックス・AIメカテック・アクセル・アドテック・サムコ・マルマエ・シキノハイテック・テセック・ザイン・ディジタルメディアプロフェッショナル・インスペック・ジーダット・QDレーザ・キャストリコ・テクノマセマティカル・ウインテスト。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に93円が出ていき、営業利益として7円が残る。この期は本業の外の利益(出資先の利益や為替差益など)が加わり、税金を払った後の親会社株主に帰属する当期純利益は9円と、営業利益を上回った。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は1,620人。本社は横浜市港北区新横浜三丁目。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり2,883万円になる。
何に左右される
テストソリューションは、半導体のメモリーなどの検査にどれだけ装置が要るかで動く。プローブカードは、台湾の子会社が作って売る。
半導体設計関連は、設計用のソフトの販売と保守、それに受託の設計と技術者の派遣で動く。システム・サービスは、組み込みの基板、決済の機器、画像処理の仕組み、自動車の制御のソフトを検証する道具の需要で動く。
この会社の技術
半導体のテストシステムは、作った半導体に信号を送り、返ってくる答えを正しい答えと突き合わせて良し悪しを分ける装置だ。プローブカードは、その検査でチップの端子に針を当てる部品にあたる。設計用のソフトは、回路を画面の上で組み、作る前に動きを確かめるために使う。
この会社を読む言葉
- プローブカード:半導体の端子に針を当て、電気を流して検査する部品
- EDA:半導体の回路を画面の上で設計し、動きを確かめるソフト
- 組み込み:機器の中に入れて、その機器を動かすための計算機とソフト
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-20)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:電気機器。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-20。編集方針