会社図鑑
富士フイルムホールディングス(4901)
富士フイルムは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高 (米国基準)は3.4兆円。
事業の中身
写真フィルムの会社が、フィルムで培った化学と精密の技術を土台に、医療機器、バイオ医薬品の受託製造、半導体材料、化粧品へ姿を変えた。利益の柱は医療とヘルスケアで、複合機の事業も大きい。
バイオ医薬品の受託製造には巨額の設備投資をしており、契約と稼働で回収する。
誰に売る
客は世界の病院、製薬会社、チップ工場、会社とオフィスだ。海外の売上が多い。
業績5年
2026年3月期の売上高 (米国基準)は3.4兆円、営業利益 (米国基準)は3,502億円、当社株主に帰属する当期純利益 (米国基準)は2,767億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高 (米国基準)は33%増えた。
営業利益 (米国率の推移
売上高 (米国基準)に対する営業利益 (米国基準)の割合は、2026年3月期が10.4%、2025年3月期が10.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益 (米国率10.4%は、図鑑にある「医療機器」の会社7社の中で上から4番目。中央値は10.4%で、真ん中あたり。
売上の伸び+33%は、上から5番目。中央値は+37%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上4,566万円は、上から2番目。中央値は3,630万円で、高い方。
売上の大きさは、7社の中で上から1番目。中央値は9,958億円。
比べた相手は、テルモ・オリンパス・HOYA・シスメックス・日本光電・朝日インテック。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高 (米国基準)を100円とすると、費用に90円が出ていき、営業利益 (米国基準)として10円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当社株主に帰属する当期純利益 (米国基準)が8円。
会社の大きさ
連結の従業員数は73,526人。本社は東京都。決算期は3月。売上高 (米国基準)を従業員数で割ると、1人あたり4,566万円になる。
何に左右される
医薬の受託製造は大型の設備投資を契約と稼働で回収する段階にある。半導体の景気が材料の出荷を決め、海外の売上が多いので為替が効く。
病院の投資は各国の制度で動き、複合機の消耗品はオフィスの印刷量とともに長期に減る。
この会社の技術
薄い膜に何十の層を精密に塗るフィルムの技術。感光剤や医薬の製造に転用されている。
この会社を読む言葉
- 受託製造:他社の医薬品を代わりに作ること。CDMO
- バイオ医薬品:細胞で作る薬。製造が難しく高い
- 感光剤:光で回路を写すための材料。半導体に使う
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:IRBANK の有価証券報告書ベースの表から機械取得(2026-09-13)。 営業利益の欄は営業利益(売上総利益と販管費から算出)。 セグメント表なし(単一セグメント)。 東証33業種:化学。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針