会社図鑑
富士フイルムホールディングス(4901)
富士フイルムは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は3.4兆円。平均年収は1,086万円(単体・化学194社の中で3位)。上場会社(証券コード 4901)。 英文社名は「FUJIFILM Holdings Corporation」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-24 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 4901
- 業種(東証33業種)
- 化学
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都港区西麻布2丁目26番3 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 73,526人・単体 1,198人
- 平均年収
- 1,086万円(単体・平均年齢 43.3歳・平均勤続 17.2年)化学の194社の中で3位・業種の中央値 716万円 化学の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- ビジネスイノベーション 35%・ヘルスケア 32.7%・イメージング 18.7%・エレクトロニクス 13.6%
- 主な製品・ブランド
- オフィス複合機・プリンター・ソリューションサービス・医薬品・ライフサイエンス・コンシューマーヘルスケア・CRO・デジタルカメラ・インスタントフォトシステム・写真用品
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,017万円 | 75,474人 |
| 2023年3月期 | 1,033万円 | 73,878人 |
| 2024年3月期 | 1,074万円 | 72,254人 |
| 2025年3月期 | 1,124万円 | 72,593人 |
| 2026年3月期 | 1,086万円 | 73,526人 |
事業の分類
分類の根拠:富士フイルムホールディングス 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
写真フィルムの会社が、フィルムで培った化学と精密の技術を土台に、医療機器、バイオ医薬品の受託製造、半導体材料、化粧品へ姿を変えた。利益の柱は医療とヘルスケアで、複合機の事業も大きい。
バイオ医薬品の受託製造には巨額の設備投資をしており、契約と稼働で回収する。
ヘルスケア33%
ライフサイエンス事業・医薬品事業・コンシューマーヘルスケア事業・CRO事業から構成される。富士フイルム株式会社や富士フイルム富山化学、富士フイルムヘルスケアマニュファクチャリング、富士フイルムメディカル、富士フイルム和光純薬などの国内グループ会社と、FUJIFILM Diosynth BiotechnologiesやFUJIFILM SonoSiteなど海外グループ会社を通じて事業を展開する。
- 医薬品
- ライフサイエンス
- コンシューマーヘルスケア
- CRO
2026年3月期の動き
- ヘルスケア部門の営業利益は為替や銀価格高騰による原材料価格影響等により前年度比20.3%減の636億円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
エレクトロニクス14%
半導体材料事業やディスプレイ材料事業を中心に、生成AI向け半導体材料やOLED向け材料などを手がける。富士フイルム株式会社や富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズ、FUJIFILM Electronic Materials U.S.A.などのグループ会社を通じて製造・販売を行う。
- 半導体材料
- ディスプレイ材料
- 生成AI向け材料
- OLED材料
2026年3月期の動き
- エレクトロニクス部門の売上高はAI半導体向け先端レジストやCMPスラリー等の販売が伸長し前年度比11.9%増の4,562億円、営業利益は生成AI向け半導体材料の増収により同34.4%増の1,009億円となった
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ビジネスイノベーション35%
ビジネスイノベーション部門の事業戦略統括及び関連製品・サービスの製造及び販売を担う。富士フイルムビジネスイノベーション株式会社が中心となり、FUJIFILM Business Innovation Asia Pacific Pte. Ltd.がアジア・オセアニア地域の経営管理統括及びオフィス用複合機・プリンター、ソリューション・サービス等の販売を行う。
- オフィス複合機
- プリンター
- ソリューションサービス
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| 富士フイルムビジネスイノベーション㈱ | ビジネスイノベーション部門事業戦略統括及び関連製品・サービスの製造及び販売 | 100% |
| FUJIFILM Business Innovation Asia Pacific Pte. Ltd. | アジア・オセアニア地域におけるビジネスイノベーション部門経営管理統括及びオフィス用複合機・プリンター、ソリューション・サービス等の販売 | 100% |
出資は富士フイルムが持つ議決権の割合。
2024年3月期の動き
- 2024年2月に富士フイルムビジネスイノベーションと株式会社サーバーワークスがクラウドサービスの導入支援・運用保守を行う合弁会社「富士フイルムクラウド株式会社」の設立に合意し、4月より営業を開始した
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イメージング19%
コンシューマーイメージング事業とプロフェッショナルイメージング事業から構成され、インスタントフォトシステムやデジタルカメラなどを手がける。富士フイルム株式会社や富士フイルムイメージングシステムズなどのグループ会社を通じて製造・販売を行う。
- デジタルカメラ
- インスタントフォトシステム
- 写真用品
2026年3月期の動き
- イメージング部門の売上高はインスタントフォトシステム「instax」やデジタルカメラの販売好調により前年度比15.7%増の6,271億円となった
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誰に売る
客は世界の病院、製薬会社、チップ工場、会社とオフィスだ。海外の売上が多い。
業績5年
2026年3月期の売上高は3.4兆円、税引前利益は3,666億円、当社株主に帰属する純利益は2,767億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は33%増えた。
税引前利益率の推移
売上高に対する税引前利益の割合は、2026年3月期が10.9%、2025年3月期が10.7%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
税引前利益率10.9%は、図鑑にある「医療機器」の会社48社の中で上から20番目。中央値は8.0%で、真ん中あたり。
売上の伸び+33%は、上から18番目。中央値は+21%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上4,566万円は、上から16番目。中央値は3,611万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、48社の中で上から1番目。中央値は418億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に89円が出ていき、税引前利益として11円が残る。そこから税金などを払った後の当社株主に帰属する純利益が8円。
会社の大きさ
連結の従業員数は73,526人。本社は港区西麻布2丁目26番3。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり4,566万円になる。
何に左右される
医薬の受託製造は大型の設備投資を契約と稼働で回収する段階にある。半導体の景気が材料の出荷を決め、海外の売上が多いので為替が効く。
病院の投資は各国の制度で動き、複合機の消耗品はオフィスの印刷量とともに長期に減る。
この会社の技術
薄い膜に何十の層を精密に塗るフィルムの技術。感光剤や医薬の製造に転用されている。
この会社を読む言葉
- 受託製造:他社の医薬品を代わりに作ること。CDMO
- バイオ医薬品:細胞で作る薬。製造が難しく高い
- 感光剤:光で回路を写すための材料。半導体に使う
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 営業利益の開示が無い期は税引前利益の値。 セグメント表なし(単一セグメント)。 東証33業種:化学。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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