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紙とインキの値段

紙が値上がりすると、印刷会社はどうなる?

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原価に直に乗る

紙はパルプや古紙を原料に、乾かすためにたくさんの燃料を使って作られる。原料や燃料の値段が上がると、製紙会社が紙の値上げを決め、卸や印刷会社はそれを仕入れの値段として受け取る。インキも原料の値段で動く。

例えば、10万円で請け負うチラシの仕事で、紙とインキに4万円かかるとする。紙とインキが1割値上がりすると原価は4千円増え、代金を変えなければ利益はその分減る。値上がりを代金に乗せることを価格転嫁という。

どんな会社で効くか

商業印刷のサンメッセは、企業のカタログやダイレクトメール、折込広告を刷り、主な材料である紙の値段が原価に直に効く。光村印刷は紙とインキの値段が原価を動かし、機械と人の費用は先に決まるので、刷る量が減ると一枚あたりの負担が重くなる。

紙の卸の日本紙パルプ商事は、仕入れと販売の紙の値段の差が利ざやを決め、古紙やパルプの値段が環境原材料の売り買いを左右する。包装資材のシモジマは、紙とポリ袋に使う樹脂の値段が仕入れの値段に映る。

決算で出てくる言葉

洋紙は、本や雑誌、チラシ、コピー用紙など印刷や書くための紙を指す。板紙は、段ボールの原紙や箱に使う厚い紙を指す。紙の会社の決算では、この2つに分けて量と値段を語ることが多い。

「価格改定」「価格転嫁」は、仕入れの値上がりを売値に乗せたことを指す。値上がりから転嫁までに時間の差があると、その間は利益が薄くなる。

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出典と生成

出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)

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