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金利の上下と会社の損益

金利が動くと、会社のもうけはどう変わる?

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収入になる会社と、費用になる会社

金利は、お金を使わせてもらう値段だ。お金を貸す側は金利を受け取り、借りる側は払う。だから金利が上がった時、貸して稼ぐ会社は受け取る利息が増え、借りて商売する会社は払う利息が増える。

銀行は、預金で集めたお金を貸して稼ぐ。例えば1%の金利で預金を集め、2%で貸すなら、差の1%が稼ぎになる。これを利ざやという。金利が上がる時は、貸す金利と預金に払う金利の両方が動くので、稼ぎはその差がどう変わるかで決まる。

リースやカードの会社は、客の代わりに先に代金を払うためにお金を借りる。受け取る料金が先に決まっている契約では、借りる金利が上がると、その差が縮む。不動産の会社は物件を借入で買うので、金利は利払いという費用になる。

どんな会社に効くか

地方銀行は、貸す金利と預金の金利の差が本業の稼ぎで、山口フィナンシャルグループや三十三フィナンシャルグループは金利の水準が最も効くと語っている。SBI新生銀行も、この差を本業の稼ぎとしている。

リコーリースやオリエントコーポレーションは、自社で資金を調達して客に貸したり立て替えたりするので、調達の金利と受け取る分の差が利益に効く。いちごや青山財産ネットワークスは建物を借入で買うため、金利が費用になる。

住宅ローンに関わる会社では、金利が借りやすさを通じて量に効く。全国保証は住宅ローンの保証を引き受けるので、ローンが組まれる量が仕事の量になる。SBIアルヒでは、金利の水準によって全期間固定と変動のどちらの商品が選ばれるかが変わる。

決算で出てくる言葉

銀行の決算では、貸出や有価証券から受け取る利息と、預金に払う利息の差を「資金利益」と呼ぶ。事業会社の決算では、借入に払う利息が「支払利息」として営業利益の下に出てくる。どちらの欄に金利が現れるかで、その会社が貸す側か借りる側かが分かる。

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出典と生成

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