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工事の採算

工事の利益は、何で決まる?

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先に値段、後から費用

建物や設備の工事は、客と代金を決めてから始まり、完成まで数か月から数年かかる。その間に、鉄骨やセメントや木材といった資材を買い、現場で働く職人に払い、協力会社に工事の一部を頼む。これらを合わせたものが工事の原価だ。

例えば1億円で受けた工事で、費用を9,000万円と見込んでいたとする。途中で資材と人の値段が上がって費用が9,500万円になると、代金は1億円のままなので、利益は1,000万円から500万円に減る。逆に費用が見込みより少なければ、利益は増える。工事の採算は、代金を決めた時の見込みと、実際に払った費用の差で決まる。

どんな会社で効くか

建設会社では、スターツコーポレーションが土地の活用の提案から建設を受け、工事にかかる費用が建設の利益の幅を動かす。ピーエス・コンストラクションはセメントや鋼材などの資材と職人の費用が現場の費用を左右し、テクノ菱和は建物の設備工事を請け負う形なので、受注した後の資材と人の費用が採算に効く。

資材を売る側にもつながる。山大は木材と建材を扱いながら、大型の木造の建物や注文住宅の建設も受け、資材と現場の人にかかる原価が建設の採算を決める。

決算で出てくる言葉

完成工事高は、その期に進んだ工事の分の売上だ。完成工事総利益は、そこから工事の原価を引いた利益で、売上に対する割合を工事の利益率と呼ぶ。

大きな工事で費用が代金を上回りそうだと分かった時は、完成を待たずに損失を先に計上する。これを工事損失引当金という。

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出典と生成

出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)

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