仕組み図鑑
店の固定費
客が少ない日も、店にかかるお金は?
1枚カード(画像)を開く →動かない費用と、分かれ目
例えば、ある店の1か月の家賃が50万円、人件費が150万円なら、客が何人来ても200万円は出ていく。料理の材料費が売上の3割なら、売上1万円のうち7千円が、この200万円の穴埋めに回る。
この例では、売上が約286万円に届くと費用と釣り合う。この点を損益分岐点という。これより少ないと赤字、超えた分の売上は7割が利益として残る。客の数が少し変わるだけで利益が大きく動くのは、費用の多くが動かないからだ。
どんな会社で効くか
外食では、店で働く人の人件費と店の家賃が動かない費用になる。串カツのユニシアホールディングスは接客を重んじるので人件費が大きい。焼肉の安楽亭は郊外に、魚を売りにしたチムニーは駅前などに店を構え、その家賃が乗る。
スーパーのヤマナカは、人手と売場と設備の保守を含む店を開けておく費用が利益に効く。小さな運動の店を営むLOIVEは、店の賃借料とインストラクターの人件費がほとんど固定で、会員が増えるにつれて利益が残りやすくなる。駐車場のパラカは、オーナーに払う月額の賃借料が決まってかかる。
決算で出てくる言葉
店の家賃と人件費は、決算書では多くが「販売費及び一般管理費(販管費)」に入る。売上に対する販管費の割合を見ると、固定費の重さが分かる。
1年以上開いている店だけの売上を比べた「既存店売上」は、同じ固定費の店に客がどれだけ来たかを示す。利益の出ない店を閉じることを「不採算店の閉店」と呼び、固定費を減らす手の1つになる。
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 会社図鑑ユニシアホールディングス(3547)ユニシアホールディングスは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑LOIVE(352A)LOIVEは、店の数と会員でどう稼ぐ?
- 会社図鑑安楽亭(7562)安楽亭は、何で稼いでいる?
- 仕組み図鑑既存店売上って、何を見ている?既存店売上
- 仕組み図鑑稼働率と固定費は、どうつながる?稼働率と固定費
ここへつながる図鑑
出典と生成
出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)
この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-24。編集方針
