富士電機のセグメント · 試作 · 2026年3月期
半導体
このセグメントはパワー半導体の製造・販売を担う。電動車(xEV)向けや産業分野向けの製品を扱い、富士電機パワーセミコンダクタや富士電機津軽セミコンダクタなどのグループ会社が生産を担っている。
- パワー半導体
何をしている事業か
主な関係会社と、その会社が何をしているか。出資は富士電機が持つ議決権の割合。
| 会社 | 何をしている会社か | 所在地 | 出資 |
|---|---|---|---|
| 富士電機パワーセミコンダクタ㈱ | 半導体 | 長野県松本市 | 100% |
| 富士電機津軽セミコンダクタ㈱ | 半導体 | 青森県五所川原市 | 100% |
| 富士電機(香港)社 | 半導体 | 香港 | 100% |
| 富士電機(深)社 | 半導体 | 中国 | 100% |
| フィリピン富士電機社 | 半導体 | フィリピン | 100% |
| マレーシア富士電機社 | 半導体 | マレーシア | 100% |
| 聯合富士半導体社 | 半導体 | 中国 | 61% |
印の無い会社は連結子会社。「関連会社」は持分法で利益を取り込む出資先。
数字の推移
2026年3月期の収益は2,374億円で、会社全体の19.7%。利益はセグメントの当期利益。セグメントの区分が変わった年は、前後を同じ物差しで比べられない。この区分で開示された年度だけを並べる。
| 年度 | 収益 | 利益 | 資産 | 従業員 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年3月期 | 1,575億円 | — | — | — |
| 2022年3月期 | 1,788億円 | 271億円 | 2,672億円 | 5,808人 |
| 2023年3月期 | 2,062億円 | 322億円 | 3,147億円 | 5,914人 |
| 2024年3月期 | 2,280億円 | 362億円 | 3,554億円 | 6,032人 |
| 2025年3月期 | 2,368億円 | 371億円 | 4,164億円 | 6,198人 |
| 2026年3月期 | 2,374億円 | 235億円 | 4,124億円 | 5,822人 |
その年の記述(有価証券報告書より)
2026年3月期
- 半導体部門は電装分野の需要減の影響等により営業利益は235億20百万円(前期比135億61百万円減)となった
- 設備投資は半導体の生産能力強化などを中心に総額567億11百万円を実施した
2025年3月期
- 半導体部門は電動車向けパワー半導体の国内需要増や再生可能エネルギー向け需要増により売上高2,367億88百万円(前期比3.8%増)、営業損益370億81百万円(同9億17百万円増)となった
2024年3月期
- 半導体部門は電動車向けパワー半導体の需要拡大により売上高2,280億37百万円(前期比10.6%増)、営業損益361億64百万円(同39億78百万円増)となった
経営成績の分析から
2026年3月期
- ■半導体部門・売上高は、産業分野では、中国向けの需要増加と為替影響により、前期を上回りました。
- 電装分野では、電動車(xEV)向けパワー半導体の需要減少及び前期の価格改定の影響等により、前期を下回りました。
- なお、当連結会計年度の受注高は1,877億円(富士電機㈱の半導体部門単独ベース)となっております。
- ■半導体部門 当連結会計年度末のセグメント資産は4,123億64百万円となり、棚卸資産が増加した一方で、売掛金、電子記録債権及び有形固定資産の減少を主因として、前連結会計年度末に比べ40億57百万円減少しました。
2025年3月期
- ・施設・電源システム分野は、海外における半導体メーカ向け大口案件の減少はあったものの、データセンター向け需要の増加により、売上高、営業損益ともに前期を上回りました。
- ■半導体部門売上高:2,367億88百万円(前期比 3.8%増加) 営業損益:370億81百万円(前期比 9億17百万円増加)・売上高は、電装分野では、電動車(xEV)向けパワー半導体の海外向けの需要は低調であったものの、国内向けの需要増により、前期を上回りました。
- なお、当連結会計年度の受注高は1,957億円(富士電機㈱の半導体部門単独ベース)となっております。
- ■半導体部門 当連結会計年度末のセグメント資産は4,164億21百万円となり、売掛金、棚卸資産、有形固定資産の増加を主因として、前連結会計年度末に比べ610億18百万円増加しました。
2024年3月期
- 2023年度は当社創立100周年の年であり、更なる成長に向けて、パワエレ事業、パワー半導体事業の拡大を中核とする「成長戦略の推進」、グローバルでのものつくり力強化による「収益力の更なる強化」、及び、ESG(環境、社会、ガバナンス)を中心とした「経営基盤の継続的な強化」を引き続き推し進めるとともに、外部環境変化への適応力を一層強化し、売上・利益の拡大を目指しました。
- ・施設・電源システム分野は、データセンター及び半導体メーカ向け案件の増加により、売上高、営業損益ともに 前期を上回りました。
- ・器具分野は、機械セットメーカ及び半導体製造装置関連の需要減少等により、売上高、営業損益ともに前期を下 回りました。
- ■半導体部門 売上高:2,280億37百万円(前期比 10.6%増加) 営業損益:361億64百万円(前期比 39億78百万円増加) ・半導体分野は、第4四半期において部材調達影響による生産減及び売上減があったものの、電動車(xEV)向け パワー半導体の需要拡大により、売上高は前期を上回りました。
2023年3月期
- (1)経営成績 当社は、2022年度を中期経営計画「令和.Prosperity2023」(2023年度売上高1兆円、営業利益率8.0%以上)の達成に向けた重要な1年と位置づけ、パワエレ事業、パワー半導体事業の拡大を中核とする「成長戦略の推進」、グローバルでのものつくり力強化による「収益力の更なる強化」、および、ESG(環境、人財、ガバナンス)を中心とした「経営基盤の継続的な強化」を推し進めました。
- ・施設・電源システム分野は、国内外のデータセンター及び半導体メーカ向け案件の需要が大幅に拡大し、売上高、営業損益ともに前期を上回りました。
- ・器具分野は、工作機械及び半導体製造装置等の国内を中心としたセットメーカの需要が拡大し、売上高、営業損益ともに前期を上回りました。
- ■半導体部門 売上高:2,062億28百万円(前期比15.3%増加) 営業損益:321億86百万円(前期比 50億50百万円増加)・半導体分野は、ディスク媒体事業からの撤退影響があったものの、電動車(xEV)向け及び産業分野向けのパワー半導体の需要拡大及び為替影響により、売上高は前期を上回りました。
2022年3月期
- (1)経営成績 当社は2019年度を起点に、創立100周年を迎える2023年度を最終年度とする5ヵ年中期経営計画「令和.Prosperity2023」をスタートさせ、成長分野であるパワエレ事業、パワー半導体事業へのリソース傾注や海外事業拡大等の成長戦略を推進しています。
- ・施設・電源システム分野は、データセンター及び半導体メーカ向け案件の需要が拡大し、売上高、営業損益ともに前期を上回りました。
- ■半導体部門 売上高:1,788億7百万円(前期比13.5%増加) 営業損益:271億36百万円(前期比 94億84百万円増加)・半導体分野は、ディスク媒体事業からの撤退影響があったものの、電気自動車(xEV)向け及び産業分野向けのパワー半導体の需要拡大に対応した生産能力増強の前倒しにより、売上高は前期を上回りました。
- その結果、パワー半導体の生産能力増強及び研究開発に係る費用は増加したものの、高操業維持による物量の大幅な増加を実現し、営業損益も前期を上回りました。
つながる図鑑
出典と生成
- 有価証券報告書 2026年3月期(S100YEEB)
- 有価証券報告書 2025年3月期(S100W178)
- 有価証券報告書 2024年3月期(S100TQ72)
- 有価証券報告書 2023年3月期(S100R4BH)
- 有価証券報告書 2022年3月期(S100OI7U)
関係会社と取扱商品は直近の有価証券報告書、数字は各年度の有価証券報告書のセグメント情報から機械で読んだ。要約は有価証券報告書の記述だけから書き、数字と評価を含めない。
