会社図鑑
三井物産(8031)
三井物産は、何で稼いでいる? 2026年3月期の収益は14兆円。
事業の中身
鉄鉱石、原油、天然ガスなどの権益を世界に持ち、その産出物の利益が最大の柱だ。豪州の鉄鉱石、中東やアジアの天然ガスが大きい。機械やインフラ、化学品、食料の売買と、アジアの病院運営や物流の事業にも広げている。
資源の利益は値段で大きく動くので、資源以外の事業を育てて安定させる方向にある。
鉄鋼製品4%
鉄鋼製品の販売と加工。
金属資源14%
鉄鉱石と石炭と銅の権益。豪州の鉄鉱石が大きい。
生活産業24%
食料と飲料、医療と病院、衣料とサービスの投資。
次世代・機能推進2%
金融と物流、新しい分野の投資。
機械・インフラ11%
発電と船と鉄道とプラント、自動車の販売と金融。
化学品21%
基礎化学品と機能材料、肥料の取引。
エネルギー23%
石油とガスと LNG の権益と販売。
その他0%
地域と共通の事業。
誰に売る
客は製鉄会社、電力とガスの会社、製造業と農業、病院と物流の利用者だ。利益の多くは海外で生まれ、ドルで数えられる。
業績5年
2026年3月期の収益は14兆円、営業利益は4,260億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は8,340億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、収益は19%増えた。
営業利益率の推移
収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が3%、2025年3月期が2.7%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率3.0%は、図鑑にある「総合商社」の会社9社の中で上から7番目。中央値は4.6%で、低い方。
売上の伸び+19%は、上から7番目。中央値は+23%で、低い方。
従業員1人あたりの売上25,233万円は、上から3番目。中央値は15,431万円で、高い方。
売上の大きさは、9社の中で上から3番目。中央値は8.3兆円。
比べた相手は、三菱商事・伊藤忠・豊田通商・丸紅・住友商事・双日・阪和興業・兼松。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の収益を100円とすると、費用に97円が出ていき、営業利益として3円が残る。この期は本業の外の利益(出資先の利益や為替差益など)が加わり、税金を払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益は6円と、営業利益を上回った。
会社の大きさ
連結の従業員数は55,463人。本社は東京都。決算期は3月。収益を従業員数で割ると、1人あたり25,233万円になる。
何に左右される
鉄鉱石と原油とガスの値段が利益の本体を動かす。中国の鉄の需要と、世界のエネルギーの需給が背景にある。為替は利益を円に直す時に効く。
出資先の配当と持分の利益は分野が広く、景気の影響を受ける。借入で投資するので金利も効く。
この会社の技術
鉱山や油田を見つけて権益を取り、長期の契約で売る目利きと交渉の力。
この会社を読む言葉
- 権益:鉱山や油田の一部を持つ権利
- 持分法の利益:出資先の利益を持ち分だけ取り込む会計
- 長期契約:天然ガスなどを何十年も決まった条件で売る契約
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:IRBANK の有価証券報告書ベースの表から機械取得(2026-09-13)。 セグメントは事業別の収益、2026年3月期の値。 東証33業種:卸売業。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針