図解経済経済の How it works を、図で。
会社図鑑丸紅(8002)
図解経済会社図鑑 › 丸紅(8002)

会社図鑑

丸紅(8002)

丸紅は、何で稼いでいる? 2026年3月期の収益は8.3兆円。

事業の中身

世界中で物を売買し、事業に出資して育てる総合商社だ。食料では米国の穀物集荷と畜産、電力では海外の発電所と売電、金属では鉄鉱石と銅の権益と鉄鋼製品の流通が大きい。航空機のリースや自動車の販売金融、化学品や紙パルプもある。

商社の利益は、売買の手数料より、出資した事業の配当と持分の利益で決まる部分が大きい。

丸紅(8002):事業の中身2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。2026年3月期・セグメント別の売上45%6%11%8%17%8%食料・アグリ3.7兆円(45%)電力・インフラサービス4,853億円(6%)金融・リース・不動産246億円(0%)金属9,189億円(11%)次世代事業開発1,824億円(2%)次世代コーポレートディベロップメント379億円(0%)情報ソリューション2,029億円(2%)ライフスタイル6,441億円(8%)エネルギー・化学品1.4兆円(17%)エアロスペース・モビリティ6,913億円(8%)
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
食料・アグリ45%

穀物の集荷と販売、飼料、農業資材の販売。米国の穀物会社が大きい。

電力・インフラサービス6%

海外の発電所への投資と運営、水と交通のインフラ。

金融・リース・不動産0%

航空機のリースと不動産の開発。

金属11%

鉄鉱石と石炭の権益、鉄鋼製品と非鉄金属の販売。

次世代事業開発2%

新しい分野への投資と事業の育成。

次世代コーポレートディベロップメント0%

社内の新規事業とデジタルの取り組み。

情報ソリューション2%

ITシステムと通信の販売と構築。

ライフスタイル8%

紙とパルプ、繊維、タイヤの販売、住宅資材。

エネルギー・化学品17%

石油とガスの権益と販売、化学品と肥料の取引。

エアロスペース・モビリティ8%

航空機の販売とリース、自動車の販売金融、建設機械。

誰に売る

客は食品メーカーと畜産業者、電力会社と自治体、鉄鋼や化学の製造業、航空会社と自動車の販売店だ。海外の売上と利益が多い。

丸紅(8002):誰に売る丸紅(8002):誰に売る主な客食品メーカー・畜産穀物と飼料米国の穀物集荷電力会社・自治体発電所の運営と売電海外が多い製造業鉄鋼製品・化学品・機械国内外航空・自動車機体リース・販売金融海外

業績5年

2026年3月期の収益は8.3兆円、営業利益は2,691億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は5,439億円。

2022年3月期から2026年3月期までの5期で、収益は3%減った。

丸紅(8002):業績5年2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。収益2022/38.5兆円2023/39.2兆円2024/37.3兆円2025/37.8兆円2026/38.3兆円営業利益・純利益2022/32023/32024/32025/32026/3営業利益2,691億円純利益5,439億円
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益。

営業利益率の推移

収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が3.3%、2025年3月期が3.6%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

丸紅(8002):営業利益率の推移丸紅(8002):営業利益率の推移営業利益 ÷ 収益3.3%2025年3月期 3.6%−0.3%直近の推移3.4% → 3.3%2022年3月期から2026年3月期の推移

他の会社と比べると

営業利益率3.3%は、図鑑にある「総合商社」の会社9社の中で上から6番目。中央値は4.6%で、真ん中あたり。

売上の伸び−3%は、上から9番目。中央値は+23%で、低い方。

従業員1人あたりの売上15,697万円は、上から4番目。中央値は15,431万円で、真ん中あたり。

売上の大きさは、9社の中で上から5番目。中央値は8.3兆円。

比べた相手は、三菱商事・伊藤忠・三井物産・豊田通商・住友商事・双日・阪和興業・兼松。

利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。

比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。

丸紅(8002):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「総合商社」の会社9社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2026年3月期中央値 4.6%低い高い3.3% 真ん中あたり売上の伸び2022年3月期から2026年3月期中央値 +23%低い高い−3% 低い方1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 15,431万円低い高い15,697万円 真ん中あたり売上の大きさ9社の中で中央値 8.3兆円低い高い8.3兆円 真ん中あたり
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。

100円売ると、どこへ行く

2026年3月期の収益を100円とすると、費用に97円が出ていき、営業利益として3円が残る。この期は本業の外の利益(出資先の利益や為替差益など)が加わり、税金を払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益は7円と、営業利益を上回った。

丸紅(8002):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2026年3月期・100円の行き先・行き先93円7円費用(材料・人件費・販売など)93円純利益7円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は52,658人。本社は東京都。決算期は3月。収益を従業員数で割ると、1人あたり15,697万円になる。

丸紅(8002):会社の大きさ丸紅(8002):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)15,697万円8.3兆円 ÷ 52,658人

何に左右される

穀物や金属の値段が仕入れと持分の利益を動かし、為替が海外の利益を円に直す時に効く。出資先の景気で配当が変わる。

借入で投資するので金利が利払いに効き、発電所は長期契約が稼働を支える。

丸紅(8002):何に左右される丸紅(8002):何に左右される効くもの穀物・資源の値段仕入れと持分の利益上下で振れる為替海外の利益が多い円安で円の利益が増える出資先の業績配当と持分法の利益景気の影響金利借入で投資する利払いと調達電力の需要発電所の稼働長期契約が支える

この会社の技術

穀物を集めて運ぶ物流網と、発電所を作って動かす運営の力。技術より、世界の現場と長い契約が資産だ。

この会社を読む言葉

  • 総合商社:物の売買と事業への出資を、あらゆる分野で行う会社
  • 持分法の利益:出資先の利益を、持ち分の割合だけ自社の利益に取り込むこと
  • 権益:鉱山や油田の一部を持つ権利。産出物の値段で利益が動く

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

ここへつながる図鑑

出典と生成

データの注記:IRBANK の有価証券報告書ベースの表から機械取得(2026-09-13)。 セグメントは事業別の収益、2026年3月期の値。 東証33業種:卸売業。

数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針