会社図鑑
ゆうちょ銀行(7182)
ゆうちょ銀行は、何で稼いでいる? 2026年3月期の経常収益は2.9兆円。
事業の中身
全国の郵便局で個人の貯金を集める国内最大級の銀行だ。企業に直接貸せる範囲が法律で狭く、集めた預金を国債や海外の債券、投資ファンドで運用する利回りが利益の本体になる。
海外の債券は為替の手当てのコストがかかり、その費用が利益を削る。
誰に売る
客は全国の個人だ。運用先は国債の市場と海外の債券と投資ファンドで、窓口は日本郵便に委託する。
業績5年
2026年3月期の経常収益は2.9兆円、経常利益は7,592億円、当期純利益は5,256億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、経常収益は44%増えた。
経常利益率の推移
経常収益に対する経常利益の割合は、2026年3月期が26.6%、2025年3月期が23.2%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
経常利益率26.6%は、図鑑にある「銀行」の会社10社の中で上から5番目。中央値は25.0%で、真ん中あたり。
売上の伸び+44%は、上から9番目。中央値は+113%で、低い方。
従業員1人あたりの売上26,480万円は、上から1番目。中央値は9,608万円で、高い方。
売上の大きさは、10社の中で上から5番目。中央値は2.1兆円。
比べた相手は、三菱UFJ・三井住友FG・みずほFG・三井住友トラスト・りそな・ふくおかFG・横浜FG・千葉銀行・しずおかFG。
銀行・保険・証券は「売上」の定義が違うので、同じ業界の会社同士で比べている。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の経常収益を100円とすると、費用に73円が出ていき、経常利益として27円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当期純利益が18円。
会社の大きさ
連結の従業員数は10,771人。本社は東京都。決算期は3月。経常収益を従業員数で割ると、1人あたり26,480万円になる。
何に左右される
国内の金利が国債の利回りを決め、上がると利益が増える。海外の金利と相場が外債の利回りと評価を動かし、為替の手当てのコストが利益を削る。
預金の量が運用の元で、郵便局に払う窓口の手数料が大きな費用になる。
この会社の技術
何百兆円の資産を、金利と為替の危険を測りながら配分する運用の技術。
この会社を読む言葉
- 運用:預かったお金を債券などで増やすこと
- 外債:海外の国や会社が発行する債券
- 為替ヘッジ:為替の変動で損をしないように先に手当てすること
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:IRBANK の有価証券報告書ベースの表から機械取得(2026-09-13)。 営業利益の欄は経常利益。 セグメント表なし(単一セグメント)。 東証33業種:銀行業。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針