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作品のヒットとIP・制作

アニメや本が当たると、会社はどう稼ぐ?

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先に払い、当たりで取り戻す

映画もアニメもゲームも本も、作る費用は公開や発売の前に出る。売れるかどうかは出してみるまで分からないので、当たった作品が、外れた作品の費用も取り戻す形になる。作品を出した期に売上が立つので、どの期に何を出すかで利益が振れる。

当たった作品は、小説からマンガへ、マンガからアニメへ、アニメからゲームやグッズや催しへと形を変える。そのたびに新しい人が作品を知り、元の本もまた売れる。一つの作品の権利(IP)が何度も収入を生む。他社に作品やキャラクターを使わせれば、その許諾料も入る。

アニメや映画では、何社かでお金を出し合う製作委員会の形がよく使われる。出したお金の割合に応じて、費用と、配信や商品や海外から得た収入の分け前を分ける。一社で外れを抱えずに済む代わりに、当たった時の取り分も割合に応じる。

どんな会社で効くか

KADOKAWAは一つの作品を本から映像やゲーム、グッズへ広げるので、同じ作品の収入が複数の区分に重なって出る。映像とゲームは企画から製作までの費用が先に出て、作品が出た期に売上が立つ。アルファポリスは投稿サイトで読者から評価された作品を選んで本にするので、刊行した本が制作の費用を回収できない度合いを抑えられる。

松竹は、公開した映画とかけた公演にどれだけ人が入るかで、配給と劇場の収入が動く。過去に作った映像を貸し出す版権の収入は、作品が積み上がるほど貸し出せる中身が増える。日本テレビホールディングスは、作った番組の権利が配信や商品や海外でどれだけ使われるかが、放送の外の収入を決める。

決算で出てくる言葉

IPは知的財産のことで、ここでは作品やキャラクターの権利を指す。版権やライツは、その権利を他社に使わせる仕事。製作委員会に出したお金は、出した時に全部を費用にせず、いったん資産に載せて、作品が稼ぐ期間に合わせて少しずつ費用にすることが多い。

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出典と生成

出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)

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