事業の分類
- 事業
- メディカル事業(脂肪組織由来再生細胞治療の医療機器)医療機器
- 関連する産業
- 医療施設運営・支援
- 東証業種
- 情報・通信業
分類の根拠:ADRバイオメディカルホールディングス 有価証券報告書 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
メディカル事業に経営の資源を集めている会社だ。子会社が、医療機器として認可を受けた遠心分離器と、高度管理医療機器として認可を受けたセルセラピーキットを国内の医療機関に売る。この仕組みを使うと、大人の患者自身の皮下の脂肪組織から、脂肪組織由来の再生(幹)細胞を短い時間で取り出せる。自分の細胞を使うため移植のときに起きうる拒絶の問題を避けられ、細胞を培養する処理も要らず、脂肪に自然にある幹細胞を含む再生細胞を人工の操作を加えずに新しいまま分け、その日のうちに治療に使えるという特許の技術を持つ。
キットは、男性の腹圧性尿失禁の治療のための医療機器として国内の製造販売の承認を得ており、保険を使う診療でも提供できるよう、保険の適用に向けた手続きを進めている。ほかの子会社は保険を使わない自由診療の分野、動物の治療、医療機器の新しい製品の開発を担う。従来はリアルアセット事業も営んでいたが、最後に持っていた不動産を譲渡してメディカル事業に集中する形になった。
誰に売る
客は、この機器とキットを買う国内の医療機関だ。子会社を通じて、自由診療を受ける人や、動物の治療の場にもサービスを届ける。
業績5年
2026年3月期の売上高は1億円、営業利益は−9億円、親会社株主に帰属する当期純利益は−4億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は92%減った。
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が-900%、2025年3月期が-800%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率-900.0%は、図鑑にある「医療機器」の会社9社の中で上から9番目。中央値は10.4%で、低い方。
売上の伸び−92%は、上から9番目。中央値は+37%で、低い方。
従業員1人あたりの売上769万円は、上から9番目。中央値は3,592万円で、低い方。
売上の大きさは、9社の中で上から9番目。中央値は5,000億円。
比べた相手は、富士フイルム・テルモ・オリンパス・HOYA・シスメックス・日本光電・朝日インテック・サスメド。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期は費用が売上高を上回り、営業利益がマイナスだった。100円売って1000円の費用が出た計算になる。理由は頁末の注記と決算資料にある。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は13人。本社は千代田区麹町2丁目3番3。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり769万円になる。
何に左右される
機器とキットを医療機関にどれだけ納めるかが売上の土台になる。使い道ごとの国の承認と、保険を使う診療で認められるかどうかが広がり方を決める。
この治療を扱う医療機関の数が使われる量を決め、自由診療の利用は別の収入として動く。医療機器の新しい製品の開発には費用がかかる。
この会社の技術
患者自身の皮下の脂肪組織を遠心分離器にかけ、脂肪に含まれる再生細胞を分ける仕組み。培養しないので、採ったその日のうちに使える。
この会社を読む言葉
- 幹細胞:いろいろな細胞に変わることができる、もとになる細胞
- 高度管理医療機器:不具合が起きたときの影響が大きいとされ、厳しく管理される医療機器
- 自由診療:公的な保険を使わず、費用を全部自分で払う診療
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメント表なし(単一セグメント)。 東証33業種:情報・通信業。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-15。編集方針