会社図鑑
太平洋セメント(5233)
太平洋セメントは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は8,984億円。平均年収は846万円(単体・ガラス・土石製品47社の中で6位)。上場会社(証券コード 5233)。 英文社名は「TAIHEIYO CEMENT CORPORATION」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-25 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 5233
- 業種(東証33業種)
- ガラス・土石製品
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都文京区小石川一丁目1番1 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 12,626人・単体 1,783人
- 平均年収
- 846万円(単体・平均年齢 39.6歳・平均勤続 16.8年)ガラス・土石製品の47社の中で6位・業種の中央値 690万円 ガラス・土石製品の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- セメント 75.6%・資源 10.3%・環境事業 9.3%・建材・建築土木 4.9%
- 主な製品・ブランド
- セメント・骨材・鉱産品・石炭灰処理・廃棄物処理・燃料販売・石膏販売・タンカル販売・ALC(軽量気泡コンクリート)・建築・土木材料
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 730万円 | 12,542人 |
| 2023年3月期 | 730万円 | 12,720人 |
| 2024年3月期 | 722万円 | 12,540人 |
| 2025年3月期 | 764万円 | 12,586人 |
| 2026年3月期 | 846万円 | 12,626人 |
事業の分類
分類の根拠:太平洋セメント 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
セメントで国内最大の会社で、米国の西海岸でも作って売る。石灰石を高温で焼いて作るので、石炭と電気の値段がコストに直結する。廃棄物を原料や燃料として受け入れ、処理の収入も得る。
国内の需要は長期に減り、値上げで利益率を保つ形になっている。
セメント76%国内と米国のセメントの製造と販売。最大の柱。
国内外でセメントの製造・販売を行う事業。国内販売に加え、米国西海岸やベトナムでもセメント事業を展開する。
- セメント
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| エヌエムセメント㈱ | 70% |
| ㈱デイ・シイ | 100% |
| 明星セメント㈱ | 100% |
| 太平洋プレコン工業㈱ | 100% |
| 敦賀セメント㈱ | 100% |
| エバタ㈱ | 100% |
ほか34社。出資は太平洋セメントが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 4,632億円 | 242億円 |
| 2023年3月期 | 5,530億円 | -149億円 |
| 2024年3月期 | 6,299億円 | 328億円 |
| 2025年3月期 | 6,434億円 | 532億円 |
| 2026年3月期 | 6,679億円 | 493億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- セメント事業はフィリピンの子会社で固定資産の減損損失を計上し、売上高は6,679億10百万円(前期比2億44百万円減)、営業利益は493億32百万円(前期比50億94百万円減)となった
- 設備投資はセメント事業810億86百万円を含む総額1,105億8百万円を実施した
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
資源10%石灰石と骨材の採掘と販売。
骨材事業や鉱産品事業を担う事業。骨材事業は関東・東北や北海道・関西など全国各地で展開する。
- 骨材
- 鉱産品
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 秩父太平洋セメント㈱ | 100% |
| 有恒鉱業㈱ | 99.9% |
| 安倍川開発㈱ | 100% |
| 関西太平洋鉱産㈱ | 100% |
| 武甲鉱業㈱ | 70% |
| 岩手開発鉄道㈱ | 94.1% |
ほか8社。出資は太平洋セメントが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 772億円 | 60億円 |
| 2023年3月期 | 827億円 | 56億円 |
| 2024年3月期 | 877億円 | 85億円 |
| 2025年3月期 | 883億円 | 96億円 |
| 2026年3月期 | 909億円 | 101億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
環境事業9%廃棄物のセメントでの処理と資源化。
石炭灰処理や廃棄物処理、燃料・石膏・タンカルの販売など、リサイクルと環境関連サービスを担う事業。石炭の埠頭中継業務や汚泥処理、バイオマス燃料の販売も手がける。
- 石炭灰処理
- 廃棄物処理
- 燃料販売
- 石膏販売
- タンカル販売
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 三井埠頭㈱ | 100% |
| 東京たまエコセメント㈱ | 100% |
| ㈱ナコード | 100% |
出資は太平洋セメントが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 723億円 | 67億円 |
| 2023年3月期 | 779億円 | 59億円 |
| 2024年3月期 | 683億円 | 61億円 |
| 2025年3月期 | 682億円 | 69億円 |
| 2026年3月期 | 818億円 | 93億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
建材・建築土木5%建材の製造と工事。
ALC(軽量気泡コンクリート)や建築・土木材料の製造・販売を担う事業。地盤改良工事やシールドトンネル工事関連の事業も手がける。
- ALC(軽量気泡コンクリート)
- 建築・土木材料
- 地盤改良工事
- シールドトンネル工事
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| クリオン㈱ | 99.2% |
| 太平洋マテリアル㈱ | 100% |
| 秩父コンクリート工業㈱ | 99.8% |
| 太平洋パーライト㈱ | 100% |
| 太平洋テクノ㈱ | 100% |
| ㈱エーアンドエーマテリアル 関連会社 | 20.6% |
出資は太平洋セメントが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 651億円 | 35億円 |
| 2023年3月期 | 683億円 | 24億円 |
| 2024年3月期 | 735億円 | 42億円 |
| 2025年3月期 | 717億円 | 36億円 |
| 2026年3月期 | 434億円 | 19億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は国内の生コンの会社と建設会社、米国の建設、自治体と工場だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は8,984億円、営業利益は746億円、親会社株主に帰属する当期純利益は254億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は27%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が8.3%、2025年3月期が8.7%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率8.3%は、図鑑にある「鉄鋼・素材」の会社75社の中で上から15番目。中央値は4.6%で、高い方。
売上の伸び+27%は、上から17番目。中央値は+14%で、高い方。
従業員1人あたりの売上7,115万円は、上から43番目。中央値は7,366万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、75社の中で上から7番目。中央値は773億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に92円が出ていき、営業利益として8円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が3円。
会社の大きさ
連結の従業員数は12,626人。本社は文京区小石川一丁目1番1。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり7,115万円になる。
何に左右される
公共と民間の建設の量がセメントの需要を決め、石炭と電気の値段が最大の費用になる。値上げの浸透が利益率を左右する。
米国の景気が海外の柱を動かし、人手不足で建設の工期が遅れると需要がずれる。
この会社の技術
石灰石と粘土を千度以上で焼いて固まる粉にし、廃棄物を燃料と原料に混ぜて減らす技術。
この会社を読む言葉
- セメント:石灰石を焼いて作る粉。水と砂利と混ぜてコンクリートになる
- 生コン:工場で練ったコンクリート
- 廃棄物処理:ごみを原料や燃料として受け入れること
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
ここへつながる図鑑
- 会社図鑑UBE(4208)UBEは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑住友大阪セメント(5232)住友大阪セメントは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑富士ピー・エス(1848)富士ピー・エスは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑ニチレキグループ(5011)ニチレキグループは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑日本コンクリート工業(5269)日本コンクリート工業は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑ヤマックス(5285)ヤマックスは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑美濃窯業(5356)美濃窯業は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑クニミネ工業(5388)クニミネ工業は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑エーアンドエーマテリアル(5391)エーアンドエーマテリアルは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑秩父鉄道(9012)秩父鉄道は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑琉球セメント(非上場)琉球セメントは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑武井工業所(非上場)武井工業所は、何で稼いでいる?
- 技術図鑑コンクリートは、なぜ固まる?コンクリート
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:ガラス・土石製品。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
この図を使う
この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。
