会社図鑑
三井金属(5706)
三井金属は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は7,585億円。平均年収は896万円(単体・非鉄金属30社の中で3位)。上場会社(証券コード 5706)。 英文社名は「Mitsui Kinzoku Company, Limited」。旧社名は三井金属鉱業(2025年の有価証券報告書まで)。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-24 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 5706
- 業種(東証33業種)
- 非鉄金属
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都品川区大崎一丁目11番1 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 8,188人・単体 2,587人
- 平均年収
- 896万円(単体・平均年齢 42.88歳・平均勤続 13.9年)非鉄金属の30社の中で3位・業種の中央値 739万円 非鉄金属の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 金属 42.2%・機能材料 36.8%・その他の事業 15.3%・自動車部品 5.7%
- 主な製品・ブランド
- 亜鉛・鉛・銅・金・銀・銅箔・排ガス浄化触媒・機能粉・電池材料・レアマテリアル
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 751万円 | 11,881人 |
| 2023年3月期 | 779万円 | 12,115人 |
| 2024年3月期 | 747万円 | 12,285人 |
| 2025年3月期 | 827万円 | 12,097人 |
| 2026年3月期 | 896万円 | 8,188人 |
事業の分類
分類の根拠:三井金属 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
半導体のパッケージ基板に使う極めて薄い銅箔で世界シェアが高い金属の会社だ。亜鉛の製錬、車の排気を浄化する触媒、ドアロックなどの部品も作る。
AI向けの高性能な基板の需要で銅箔が伸びた。
機能材料37%半導体の基板の銅箔と電池の材料。最大の柱。
銅箔(キャリア付極薄銅箔、プリント配線板用電解銅箔等)や排ガス浄化触媒、機能粉(電子材料用金属粉等)、電池材料(水素吸蔵合金等)、レアマテリアル(高純度酸化タンタル等)、セラミックス製品、スパッタリングターゲット(ITO等)の製造・販売を担う事業。
- 銅箔
- 排ガス浄化触媒
- 機能粉
- 電池材料
- レアマテリアル
- スパッタリングターゲット
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 台湾銅箔股有限公司 | 95% |
| Mitsui Copper Foil (Malaysia)Sdn.Bhd. | 100% |
| Mitsui Kinzoku Components India Private Limited | 100% |
| 台湾特格股有限公司 | 100% |
出資は三井金属が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 2,535億円 |
| 2023年3月期 | 1,125億円 |
| 2024年3月期 | 1,241億円 |
| 2025年3月期 | 1,535億円 |
| 2026年3月期 | 3,285億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 機能材料セグメントの売上高は3,284億円(前期比33.4%増)、経常利益は665億円(同65.0%増)となった。銅箔の販売量増加や販売価格改定が寄与した。金属セグメントの売上高は3,766億円(同15.9%増)、経常利益は750億円(同68.7%増)となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
金属42%亜鉛と銅と金の製錬と販売。
亜鉛、鉛、銅、金、銀の製造・販売と資源リサイクル事業を担う事業。神岡鉱業や彦島製錬、三池製錬、八戸製錬、パンパシフィック・カッパーなどの製錬・鉱山会社を通じて手がける。
- 亜鉛
- 鉛
- 銅
- 金
- 銀
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 神岡鉱業㈱ | 100% |
| 八戸製錬㈱ | 96% |
| 彦島製錬㈱ | 100% |
| 日比共同製錬㈱ | 63.5% |
| 奥会津地熱㈱ | 100% |
| パンパシフィック・ カッパー㈱ 関連会社 | 32.2% |
出資は三井金属が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 2,330億円 |
| 2023年3月期 | 2,564億円 |
| 2024年3月期 | 2,468億円 |
| 2025年3月期 | 2,948億円 |
| 2026年3月期 | 3,767億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 2025年11月4日、自動車用ドアロックの製造・販売会社である連結子会社の三井金属アクト株式会社の全株式を譲渡し、関係会社株式売却損190億円を特別損失に計上した
- 機能材料セグメントの売上高は3,284億円(前期比33.4%増)、経常利益は665億円(同65.0%増)となった。銅箔の販売量増加や販売価格改定が寄与した。金属セグメントの売上高は3,766億円(同15.9%増)、経常利益は750億円(同68.7%増)となった
- 自動車部品セグメントは三井金属アクトの株式譲渡に伴い2025年4月から9月までの6カ月実績の計上となり、売上高は512億円(前期比46.6%減)、経常損益は8億円の損失(前期は7億円の利益)となった
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自動車部品6%車のドアの鍵と触媒。
自動車用ドアロックの製造・販売を担う事業。三井金属アクトなどの子会社を通じて手がける。
- 自動車用ドアロック
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2021年3月期 | 811億円 |
| 2022年3月期 | 788億円 |
| 2025年3月期 | 958億円 |
| 2026年3月期 | 512億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 自動車部品セグメントは三井金属アクトの株式譲渡に伴い2025年4月から9月までの6カ月実績の計上となり、売上高は512億円(前期比46.6%減)、経常損益は8億円の損失(前期は7億円の利益)となった
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その他の事業15%その他の事業。
各種産業プラントエンジニアリングや伸銅品、パーライト製品、ダイカスト製品、粉末冶金製品の製造・販売を担う事業。
- 産業プラントエンジニアリング
- 伸銅品
- パーライト製品
- ダイカスト製品
- 粉末冶金製品
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 三井金属エンジニアリング㈱ | 100% |
| 三井金属商事㈱ | 100% |
| 三井住友金属鉱山伸銅㈱ 関連会社 | 50% |
出資は三井金属が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 |
|---|---|
| 2022年3月期 | 1,187億円 |
| 2023年3月期 | 1,281億円 |
| 2024年3月期 | 1,134億円 |
| 2025年3月期 | 1,231億円 |
| 2026年3月期 | 1,365億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年3月期の動き
- モビリティ部門は急速な事業環境の悪化やシナジー効果が一部にとどまったため事業本部の解消を決定した。2025年4月1日付で触媒事業を機能材料部門へ、それ以外の事業をその他の事業部門へ移管した
- モビリティセグメントの売上高は2,049億円(前期比6.2%減)となったが、経常利益は在庫要因の改善等により146億円(同30.3%増)となった。その他の事業セグメントの売上高は1,230億円(同8.7%増)、経常利益は28億円(同9.2%減)となった
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誰に売る
客はパッケージ基板のメーカー、製鉄とめっきの会社、自動車メーカー、電子部品メーカーだ。
業績5年
2026年3月期の売上高は7,585億円、営業利益は1,309億円、親会社株主に帰属する当期純利益は913億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は20%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が17.3%、2025年3月期が10.5%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率17.3%は、図鑑にある「鉄鋼・素材」の会社75社の中で上から2番目。中央値は4.6%で、高い方。
売上の伸び+20%は、上から26番目。中央値は+14%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上9,264万円は、上から25番目。中央値は7,366万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、75社の中で上から8番目。中央値は773億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に83円が出ていき、営業利益として17円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が12円。
会社の大きさ
連結の従業員数は8,188人。本社は品川区大崎一丁目11番1。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり9,264万円になる。
何に左右される
半導体の景気とAIの基板の需要が銅箔の出荷を決め、亜鉛の値段が製錬の利益を動かす。車の生産台数が触媒と部品を左右する。
金属はドル建てで為替が効き、製錬の電気代がコストに乗る。
この会社の技術
髪の毛の何十分の一の厚さで、穴も切れ目もない銅箔を巻き取る技術。
この会社を読む言葉
- 極薄銅箔:基板の細い配線を作るための極めて薄い銅の箔
- 製錬:鉱石から金属を取り出すこと
- 触媒:排気の有害な成分を無害に変える材料
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この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:非鉄金属。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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