会社図鑑
UBE(4208)
UBEは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は4,623億円。平均年収は775万円(単体・化学194社の中で61位)。上場会社(証券コード 4208)。 英文社名は「UBE Corporation」。旧社名は宇部興産(2021年の有価証券報告書まで)。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-18 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 4208
- 業種(東証33業種)
- 化学
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 山口県宇部市大字小串1978番 山口県の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 7,968人・単体 2,778人
- 平均年収
- 775万円(単体・平均年齢 43.4歳・平均勤続 15.3年)化学の194社の中で61位・業種の中央値 716万円 化学の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 樹脂・化成品 55.9%・機械 15.2%・機能品 13.8%・高機能ウレタン 10.4%
- 主な製品・ブランド
- コンポジット・ナイロンポリマー・カプロラクタム・硫安・合成ゴム・成形機・産業機械・橋梁・鉄構・舶用機械・ポリイミド
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 700万円 | 9,849人 |
| 2023年3月期 | 745万円 | 8,028人 |
| 2024年3月期 | 756万円 | 7,882人 |
| 2025年3月期 | 774万円 | 7,563人 |
| 2026年3月期 | 775万円 | 7,968人 |
事業の分類
分類の根拠:UBE 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
ナイロンの原料、電池の電解液とセパレーター、耐熱の樹脂などの化学が本業で、成形機などの機械の事業も持つ。セメントの事業を分離して化学に集中した。
ナイロンの原料はアジアの市況で利ざやが動く。
機能品14%ナイロンの原料と電子材料。
この事業はポリイミドや分離膜、セラミックスなどの製造・販売を担う。子会社の宇部エクシモが電子・情報通信関連製品を、宇部マクセルがリチウムイオン電池材料のセパレータを手がけている。
- ポリイミド
- 分離膜
- セラミックス
- 電池セパレータ
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 宇部エクシモ㈱ | 100% |
| 宇部マクセル㈱ | 66.01% |
出資はUBEが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 608億円 | — |
| 2023年3月期 | 622億円 | 105億円 |
| 2024年3月期 | 638億円 | 121億円 |
| 2025年3月期 | 662億円 | 117億円 |
| 2026年3月期 | 619億円 | 98億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年3月期の動き
- 機能品セグメントはセラミックス事業やセパレータ事業の販売が増加した一方、ポリイミド事業や分離膜事業の販売が減少し、増収減益となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
高機能ウレタン10%ウレタンの原料。
この事業は高機能コーティング製品やウレタン樹脂中間体の製造・販売を担う。イタリアや中国、英国、米国、中南米の現地法人がウレタン樹脂中間体を、タイのUBE Fine Chemicals(Asia)が高機能コーティング製品を手がけている。
- 高機能コーティング製品
- ウレタン樹脂中間体
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| UBE URETHANES ITALY S.R.L | 100% |
| UBE Fine Chemicals (Asia) Co., Ltd. | 100% |
| UBE China Holding Company Limited | 100% |
| UBE Urethanes Nantong Co., Ltd. | 100% |
| UBE URETHANES UK LTD. | 100% |
| UBE URETHANES USA LLC | 100% |
ほか1社。出資はUBEが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 156億円 | — |
| 2026年3月期 | 466億円 | -6億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
医薬5%薬の原料。
この事業は創薬や医薬品原体・中間体の受託製造・販売を担う。
- 医薬品原体
- 医薬品中間体
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 315億円 | — |
| 2026年3月期 | 210億円 | -13億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 機械セグメントは前期の製鋼事業の経営権譲渡の影響等により減収減益となり、医薬セグメントは受託品事業の販売数量減少により減収減益となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
樹脂・化成品56%ナイロン樹脂と化学品。最大の柱。
この事業はコンポジットやナイロンポリマー、カプロラクタム、硫安、工業薬品の製造・販売を担う。子会社の宇部フィルムがポリエチレン製品を、UBEエラストマーが合成ゴムを手がけ、スペインの現地法人も同様の製品を製造・販売している。
- コンポジット
- ナイロンポリマー
- カプロラクタム
- 硫安
- 合成ゴム
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 宇部フィルム㈱ | 100% |
| UBEエラストマー㈱ | 100% |
| THAI SYNTHETIC RUBBERS COMPANY LIMITED | 74% |
| UBE Chemicals (Asia) Public Company Limited | 73.81% |
| UBE America Inc. | 100% |
| UBE C1 CHEMICALS AMERICA, INC. | 100% |
ほか1社。出資はUBEが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 2,600億円 | — |
| 2023年3月期 | 2,934億円 | 24億円 |
| 2024年3月期 | 2,572億円 | 24億円 |
| 2025年3月期 | 2,872億円 | 19億円 |
| 2026年3月期 | 2,512億円 | 82億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 樹脂・化成品セグメントはコンポジット事業で自動車向け国内需要の回復により増収となったが、ナイロンポリマーやカプロラクタムの販売数量・価格が下落し、減価償却費の減少等もあって減収増益となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
機械15%射出成形機と産業機械。
この事業は成形機や産業機械、橋梁・鉄構などの製造・販売を担う。子会社のUBEマシナリーが機械事業を統括し、㈱福島製作所が舶用機械及び産業機械を手がけている。
- 成形機
- 産業機械
- 橋梁・鉄構
- 舶用機械
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| UBEマシナリー㈱、3 | 100% |
| ㈱福島製作所 | 100% |
| UBE MACHINERY INC. | 100% |
出資はUBEが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 970億円 | 51億円 |
| 2023年3月期 | 969億円 | 52億円 |
| 2024年3月期 | 969億円 | 72億円 |
| 2025年3月期 | 869億円 | 79億円 |
| 2026年3月期 | 684億円 | 62億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 機械セグメントは前期の製鋼事業の経営権譲渡の影響等により減収減益となり、医薬セグメントは受託品事業の販売数量減少により減収減益となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客はアジアの繊維と樹脂のメーカー、電池メーカー、自動車と電子機器のメーカー、工場だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は4,623億円、営業利益は189億円、親会社株主に帰属する当期純利益は239億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は29%減った。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が4.1%、2025年3月期が3.7%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率4.1%は、図鑑にある「化学・素材」の会社249社の中で上から180番目。中央値は6.4%で、真ん中あたり。
売上の伸び−29%は、上から242番目。中央値は+17%で、低い方。
従業員1人あたりの売上5,802万円は、上から84番目。中央値は4,888万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、249社の中で上から26番目。中央値は480億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に96円が出ていき、営業利益として4円が残る。この期は本業の外の利益(出資先の利益や為替差益など)が加わり、税金を払った後の親会社株主に帰属する当期純利益は5円と、営業利益を上回った。
会社の大きさ
連結の従業員数は7,968人。本社は宇部市大字小串1978番。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり5,802万円になる。
何に左右される
原油の値段が化学品の原料に乗り、電動化の速さが電池の材料の出荷を決める。ナイロン原料はアジアの需給で利ざやが動く。
海外の売上には為替が効き、車の生産が樹脂と機械の需要を左右する。
この会社の技術
電池の中でイオンを運ぶ電解液の配合と、高温でも変形しない樹脂の合成。
この会社を読む言葉
- 電解液:電池の中でイオンが動く液体
- カプロラクタム:ナイロンの原料
- 耐熱樹脂:高温でも形を保つ樹脂
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:化学。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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