会社図鑑
日本酸素ホールディングス(4091)
日本酸素は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は1.4兆円。平均年収は1,064万円(単体・化学194社の中で4位)。上場会社(証券コード 4091)。 英文社名は「NIPPON SANSO HOLDINGS CORPORATION」。旧社名は大陽日酸(2020年の有価証券報告書まで)。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-15 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 4091
- 業種(東証33業種)
- 化学
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都品川区小山一丁目3番26 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 20,411人・単体 108人
- 平均年収
- 1,064万円(単体・平均年齢 43歳・平均勤続 16年)化学の194社の中で4位・業種の中央値 716万円 化学の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 日本 30.4%・米国 27.2%・欧州 25%・アジア・オセアニア 15%
- 主な製品・ブランド
- 液化炭酸ガス・ドライアイス・圧縮ガス・液化ガス・家庭用品
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 987万円 | 19,398人 |
| 2023年3月期 | 977万円 | 19,579人 |
| 2024年3月期 | 980万円 | 19,533人 |
| 2025年3月期 | 1,032万円 | 19,754人 |
| 2026年3月期 | 1,064万円 | 20,411人 |
事業の分類
分類の根拠:日本酸素ホールディングス 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
産業ガスで国内最大の会社で、米国と欧州にも大きな事業を持つ。製鉄や化学や半導体の工場にパイプでガスを送り、長期契約で安定して稼ぐ。半導体の工程で使う特殊ガスと医療ガスは利益率が高い。
海外の売上が大部分を占める。
日本30%国内の工業用のガスと機器。最大の柱。
この事業は産業ガスや医療用ガスなどの国内向け製造・販売を担う。大陽日酸(日本酸素)を中核に、日酸TANAKAや日本液炭などの子会社を通じて、液化炭酸ガスやドライアイス、各種圧縮・液化ガスの製造から販売までを手がけている。
- 液化炭酸ガス
- ドライアイス
- 圧縮ガス
- 液化ガス
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 大陽日酸㈱ | 100% |
| 日酸TANAKA㈱ | 79.2% |
| 大陽日酸ガス&ウェルディング㈱ | 100% |
| 日本液炭㈱ | 85.4% |
| 大陽日酸東関東㈱ | 100% |
| 大陽日酸系統科技股有限公司 | 100% |
ほか3社。出資は日本酸素が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 3,830億円 | — |
| 2023年3月期 | 4,342億円 | 317億円 |
| 2024年3月期 | 4,310億円 | 430億円 |
| 2025年3月期 | 4,269億円 | 471億円 |
| 2026年3月期 | 4,266億円 | 542億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
米国27%米国の工業用のガス。
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| Matheson Tri-Gas, Inc. | 100% |
出資は日本酸素が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 2,418億円 | — |
| 2023年3月期 | 3,245億円 | 371億円 |
| 2024年3月期 | 3,713億円 | 500億円 |
| 2025年3月期 | 3,856億円 | 598億円 |
| 2026年3月期 | 3,820億円 | 529億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 米国セグメントはセグメント利益が前期比11.5%減の529億14百万円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
欧州25%欧州の工業用のガス。
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| Nippon Gases Euro-Holding S.L.U. | 100% |
| Nippon Sanso Homecare Espaa, S.L.U. | 100% |
| Nippon Sanso Deutschland Holding GmbH | 100% |
| Nippon Gases Belgium NV | 100% |
| Nippon Gases Italia S.r.l. | 100% |
| Nippon Gases Industrial S.r.l. | 100% |
出資は日本酸素が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 2,099億円 | — |
| 2023年3月期 | 2,731億円 | 349億円 |
| 2024年3月期 | 3,029億円 | 533億円 |
| 2025年3月期 | 3,290億円 | 624億円 |
| 2026年3月期 | 3,515億円 | 704億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 欧州セグメントの売上収益は前期比6.8%増の3,509億78百万円、セグメント利益は前期比12.8%増の704億26百万円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
サーモス2%魔法びんの子会社。
この事業は家庭用品の製造・販売を担う。サーモス㈱を中心に、中国の膳魔師(中国)家庭制品有限公司を通じて製造・販売を行っている。
- 家庭用品
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| サーモス㈱ | 100% |
| 膳魔師(中国)家庭制品有限公司 | 40% |
出資は日本酸素が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 269億円 | — |
| 2023年3月期 | 302億円 | 60億円 |
| 2024年3月期 | 308億円 | 56億円 |
| 2025年3月期 | 326億円 | 63億円 |
| 2026年3月期 | 333億円 | 65億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
アジア・オセアニア15%アジアと豪州のガス。
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| Nippon Sanso Holdings Singapore Pte. Ltd. | 100% |
| Leeden National Oxygen Ltd. | 100% |
| Nippon Sanso Vietnam Joint Stock Company | 95.4% |
| Nippon Sanso (Thailand) Co., Ltd. | 96.8% |
| NSC (Australia) Pty Ltd | 99.4% |
| Coregas Pty Ltd | 100% |
ほか6社。出資は日本酸素が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,269億円 | — |
| 2023年3月期 | 1,633億円 | 155億円 |
| 2024年3月期 | 1,633億円 | 160億円 |
| 2025年3月期 | 1,798億円 | 151億円 |
| 2026年3月期 | 2,113億円 | 198億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- アジア・オセアニアセグメントの売上収益は前期比18.1%増の2,084億52百万円、セグメント利益は前期比31.2%増の197億46百万円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は日本と米国と欧州の製鉄と化学と半導体の工場、病院だ。
業績5年
2026年3月期の売上収益は1.4兆円、営業利益は1,979億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は1,239億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は42%増えた。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が14.6%、2025年3月期が12.7%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率14.6%は、図鑑にある「化学・素材」の会社249社の中で上から27番目。中央値は6.4%で、高い方。
売上の伸び+42%は、上から17番目。中央値は+17%で、高い方。
従業員1人あたりの売上6,661万円は、上から57番目。中央値は4,888万円で、高い方。
売上の大きさは、249社の中で上から9番目。中央値は480億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上収益を100円とすると、費用に85円が出ていき、営業利益として15円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当期利益:親会社の所有者に帰属が9円。
会社の大きさ
連結の従業員数は20,411人。本社は品川区小山一丁目3番26。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり6,661万円になる。
何に左右される
工場の稼働がガスの需要を決め、電気代は長期契約で客に転嫁しやすい。海外の売上が大部分なので為替が効く。
半導体の先端工場の投資が特殊ガスの需要を押し、長期契約が収入を安定させる。
この会社の技術
工場の隣にガスの製造装置を置き、パイプで途切れず送る供給の仕組み。
この会社を読む言葉
- 産業ガス:工場で使う酸素や窒素などのガス
- オンサイト:客の工場の隣に装置を置いてパイプで送る方式
- 特殊ガス:半導体の工程で使う高純度のガス
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上収益、2026年3月期の値。 東証33業種:化学。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
この図を使う
この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。
