会社図鑑
AGC(5201)
AGCは、何で稼いでいる? 2025年12月期の売上収益は2.1兆円。平均年収は905万円(単体・ガラス・土石製品47社の中で3位)。上場会社(証券コード 5201)。 英文社名は「AGC Inc.」。
2025年12月期・有価証券報告書(2026-03-24 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 5201
- 有価証券報告書を出している子会社
- 北海道曹達
- 業種(東証33業種)
- ガラス・土石製品
- 決算日
- 12月31日
- 本社
- 東京都千代田区丸の内一丁目5番 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 52,896人・単体 8,122人
- 平均年収
- 905万円(単体・平均年齢 43.4歳・平均勤続 17年)ガラス・土石製品の47社の中で3位・業種の中央値 690万円 ガラス・土石製品の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 化学品 27.9%・オートモーティブ 24.9%・建築ガラス 21.1%・電子 17%
- 主な製品・ブランド
- 苛性ソーダ・塩化ビニル樹脂・ウレタン原料・フッ素製品・ヨウ素製品・自動車用ガラス・建築ガラス・液晶ディスプレイ用ガラス基板・有機ELディスプレイ用ガラス基板・ディスプレイ用特殊ガラス
年収と従業員の推移(2021年12月期〜2025年12月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | — | 55,999人 |
| 2022年12月期 | 826万円 | 57,609人 |
| 2023年12月期 | 864万円 | 56,724人 |
| 2024年12月期 | 888万円 | 53,687人 |
| 2025年12月期 | 905万円 | 52,896人 |
事業の分類
- 事業
- 建築ガラス事業ガラス・セラミックスオートモーティブ事業ガラス・セラミックス電子・ディスプレイ事業ガラス・セラミックス化学品事業基礎化学/機能性化学ライフサイエンス事業研究・開発受託
- 関連する産業
- 建築/自動車
- 東証業種
- ガラス・土石製品
分類の根拠:AGC 有価証券報告書 2025年12月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
建物と車のガラスで世界有数の会社だ。東南アジアの塩ビとフッ素の化学品、半導体とディスプレイの電子材料、医薬の受託製造も持つ。ガラスは市況で振れ、化学と医薬の受託が利益を支える形になっている。
欧州のガラスの不振で減損を出したことがある。
建築ガラス21%建物の窓ガラス。
住宅やビルなど建築物向けのガラスを製造・販売する事業。欧州や日本など地域ごとの需要や為替の影響を受けながら、建築ガラス製品の出荷・販売を行う。
- 建築ガラス
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年12月期 | 4,837億円 | — |
| 2023年12月期 | 4,763億円 | 328億円 |
| 2024年12月期 | 4,380億円 | 164億円 |
| 2025年12月期 | 4,411億円 | 173億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- 売上高はオートモーティブ及び建築ガラスの増収に対し電子・化学品・ライフサイエンスの減収により前連結会計年度比88億円(0.4%)減の20,588億円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
オートモーティブ25%車の窓ガラス。
自動車用ガラスの製造・販売を担う事業。日本や欧州の自動車生産動向や品種構成、価格政策の影響を受けながら、自動車向けガラス製品を扱う。
- 自動車用ガラス
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年12月期 | 4,178億円 | — |
| 2023年12月期 | 4,997億円 | 218億円 |
| 2024年12月期 | 4,988億円 | 139億円 |
| 2025年12月期 | 5,206億円 | 293億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- 売上高はオートモーティブ及び建築ガラスの増収に対し電子・化学品・ライフサイエンスの減収により前連結会計年度比88億円(0.4%)減の20,588億円となった
- オートモーティブは品種構成改善や価格政策効果、円安による増収影響等により売上高が前連結会計年度比218億円(4.4%)増の5,206億円、営業利益は同153億円(110.2%)増の293億円となった
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電子17%液晶と半導体のガラスと材料。
この事業はディスプレイ用のガラスと電子部材を扱う。液晶や有機ELのディスプレイ用ガラス基板、ディスプレイ用の特殊ガラスを手がける。電子部材では半導体関連部材や光学関連部材を扱う。
- 液晶ディスプレイ用ガラス基板
- 有機ELディスプレイ用ガラス基板
- ディスプレイ用特殊ガラス
- 半導体関連部材
- 光学関連部材
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年12月期 | 3,072億円 | — |
| 2023年12月期 | 3,132億円 | 184億円 |
| 2024年12月期 | 3,646億円 | 545億円 |
| 2025年12月期 | 3,551億円 | 475億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- 売上高はオートモーティブ及び建築ガラスの増収に対し電子・化学品・ライフサイエンスの減収により前連結会計年度比88億円(0.4%)減の20,588億円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
化学品28%塩ビと苛性ソーダとフッ素の化学品。最大の柱。
この事業はエッセンシャルケミカルズとパフォーマンスケミカルズの二つの領域で化学品を扱う。エッセンシャルケミカルズでは苛性ソーダや塩化ビニル樹脂、ウレタン原料を扱う。パフォーマンスケミカルズではフッ素の樹脂・ガス・溶剤とヨウ素製品を扱う。
- 苛性ソーダ
- 塩化ビニル樹脂
- ウレタン原料
- フッ素製品
- ヨウ素製品
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年12月期 | 6,604億円 | — |
| 2023年12月期 | 5,741億円 | 648億円 |
| 2024年12月期 | 5,936億円 | 568億円 |
| 2025年12月期 | 5,842億円 | 530億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- 売上高はオートモーティブ及び建築ガラスの増収に対し電子・化学品・ライフサイエンスの減収により前連結会計年度比88億円(0.4%)減の20,588億円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
ライフサイエンス6%薬の原料の受託製造。
バイオ医薬品原薬や遺伝子・細胞治療医薬品の開発製造受託(CDMO)を担う事業。AGC Biologicsなどを通じて、合成医薬品・農薬及びバイオ医薬品の受託製造を行う。
- バイオ医薬品CDMO
- バイオ医薬品原薬
- 遺伝子・細胞治療医薬品
- 合成医薬品・農薬
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年12月期 | 1,418億円 | — |
| 2023年12月期 | 1,268億円 | -124億円 |
| 2024年12月期 | 1,412億円 | -212億円 |
| 2025年12月期 | 1,331億円 | -223億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- 売上高はオートモーティブ及び建築ガラスの増収に対し電子・化学品・ライフサイエンスの減収により前連結会計年度比88億円(0.4%)減の20,588億円となった
- 税引前利益は前連結会計年度に発生したロシア事業譲渡に伴う関係会社株式売却損及びライフサイエンスの減損損失の剥落により前連結会計年度比1,748億円増の1,248億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益は同1,632億円増の692億円となった
- ライフサイエンスはバイオ医薬品CDMO事業の一時収入剥落や米国コロラド拠点の閉鎖等により売上高が前連結会計年度比81億円(5.8%)減の1,331億円、営業利益は223億円の損失となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
セラミックス・その他3%セラミックスなど。
この区分はセラミックス製品を扱う。あわせて物流や金融などのサービスも手がけている。
- セラミックス製品
- 物流サービス
- 金融サービス
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年12月期 | 866億円 | — |
| 2023年12月期 | 834億円 | 34億円 |
| 2024年12月期 | 791億円 | 51億円 |
| 2025年12月期 | 599億円 | 26億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は世界の建設会社と窓のメーカー、自動車メーカー、東南アジアの化学と建材の客、製薬会社と半導体工場だ。海外の売上が多い。
業績5年
2025年12月期の売上収益は2.1兆円、営業利益は1,275億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は692億円。
2021年12月期から2025年12月期までの5期で、売上収益は21%増えた。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2025年12月期が6.2%、2024年12月期が6.1%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率6.2%は、図鑑にある「化学・素材」の会社249社の中で上から130番目。中央値は6.4%で、真ん中あたり。
売上の伸び+21%は、上から92番目。中央値は+17%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上3,892万円は、上から179番目。中央値は4,888万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、249社の中で上から5番目。中央値は480億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2025年12月期の売上収益を100円とすると、費用に94円が出ていき、営業利益として6円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当期利益:親会社の所有者に帰属が3円。
会社の大きさ
連結の従業員数は52,896人。本社は千代田区丸の内一丁目5番。決算期は12月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり3,892万円になる。
何に左右される
建設と車の需要がガラスの出荷を決め、原油とガスの値段が溶かす燃料と原料のコストに乗る。海外の売上が多いので為替が効く。
医薬の受託の稼働が投資の回収を左右し、中国の増産がガラスの値段を下げる。
この会社の技術
溶けたガラスを溶けた金属の上に流して平らにする製法と、薄く強いガラスを作る技術。
この会社を読む言葉
- フロート法:溶けたガラスを溶けた錫の上に浮かべて平らにする製法
- 受託製造:他社の医薬品を代わりに作ること
- フッ素化学:フッ素を使った樹脂や薬品
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 営業利益の開示が無い期は税引前利益の値。 セグメントは事業別の売上高、2025年12月期の値。 東証33業種:ガラス・土石製品。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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