会社図鑑
日本ペイントホールディングス(4612)
日本ペイントは、何で稼いでいる? 2025年12月期の売上収益は1.8兆円。平均年収は1,045万円(単体・化学194社の中で5位)。上場会社(証券コード 4612)。 英文社名は「NIPPON PAINT HOLDINGS CO.,LTD.」。
2025年12月期・有価証券報告書(2026-03-26 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 4612
- 業種(東証33業種)
- 化学
- 決算日
- 12月31日
- 本社
- 大阪府大阪市北区大淀北2-1- 大阪府の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 38,481人・単体 49人
- 平均年収
- 1,045万円(単体・平均年齢 42.6歳・平均勤続 11.3年)化学の194社の中で5位・業種の中央値 716万円 化学の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- NIPSEA 49.8%・DuluxGroup 22.4%・日本 12.5%・AOC 8.7%
- 主な製品・ブランド
- 自動車用塗料・汎用塗料・工業用塗料・ファインケミカル・塗料・スペシャリティ・フォーミュレーション
年収と従業員の推移(2018年12月期〜2025年12月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2018年12月期 | — | 20,244人 |
| 2022年12月期 | 1,072万円 | 33,763人 |
| 2023年12月期 | 977万円 | 34,393人 |
| 2024年12月期 | 1,084万円 | 38,562人 |
| 2025年12月期 | 1,045万円 | 38,481人 |
事業の分類
分類の根拠:日本ペイントホールディングス 有価証券報告書 2025年12月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
建物と車の塗料で、アジアで最大級の塗料会社だ。中国の建物用の塗料が大きく、買収を重ねて東南アジア、豪州、欧州に広げた。シンガポールの会社が筆頭株主で、経営も海外の出身者が担う。
海外の売上が大部分を占める。
日本12%国内の建築と車の塗料。
この事業は日本ペイント・オートモーティブコーティングスや日本ペイント株式会社、日本ペイント・インダストリアルコーティングスなどの子会社を通じて塗料を製造・販売する。国内の輸出入専門商社やグループ会社を支援する会社もこのセグメントに含まれる。
- 塗料
- 自動車用塗料
- 工業用塗料
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 1,889億円 | — |
| 2022年12月期 | 2,036億円 | 53億円 |
| 2023年12月期 | 2,188億円 | 192億円 |
| 2024年12月期 | 2,230億円 | 195億円 |
| 2025年12月期 | 2,264億円 | 281億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2023年12月期の動き
- 日本の連結売上収益は2,014億93百万円(前期比8.3%増)、連結営業利益は191億65百万円(同261.9%増)となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
NIPSEA50%中国と東南アジアの塗料。最大の柱。
この事業は中国・韓国・シンガポール・マレーシア・タイなどの東南アジア諸国のほか、トルコやインドで自動車用塗料や汎用塗料、工業用塗料、ファインケミカルを扱う。塗料・コーティング事業を中心に周辺事業も行う。
- 自動車用塗料
- 汎用塗料
- 工業用塗料
- ファインケミカル
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 5,754億円 | — |
| 2022年12月期 | 7,129億円 | 727億円 |
| 2023年12月期 | 7,771億円 | 1,104億円 |
| 2024年12月期 | 9,231億円 | 1,243億円 |
| 2025年12月期 | 9,030億円 | 1,440億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- NIPSEAの連結売上収益は8,874億62百万円(前期比2.9%減)となったが、原材料費率の改善やコスト削減策の奏功により連結営業利益は1,440億21百万円(同17.3%増)となった
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DuluxGroup22%豪州と欧州の塗料。
この事業は汎用塗料や工業用塗料の製造・販売を行う。DuluxGroup Limitedを統括会社として、傘下の子会社群を通じて塗料・コーティング事業を展開する。
- 汎用塗料
- 工業用塗料
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 1,765億円 | — |
| 2022年12月期 | 3,154億円 | 297億円 |
| 2023年12月期 | 3,609億円 | 346億円 |
| 2024年12月期 | 3,989億円 | 404億円 |
| 2025年12月期 | 4,057億円 | 349億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- DuluxGroupの連結売上収益は4,051億73百万円(前期比1.7%増)となったが、欧州の市況悪化を踏まえCromologyグループについてのれんの減損損失を計上し連結営業利益は349億43百万円(同13.5%減)となった
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AOC9%米国の樹脂の会社。
この事業は米国・欧州を中心に事業を展開するスペシャリティ・フォーミュレーターのAOC, LLCを中心とした企業群からなる。塗料・コーティング事業の周辺分野を手がける。
- スペシャリティ・フォーミュレーション
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2025年12月期 | 1,573億円 | 486億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- 2025年3月に米国・欧州を中心に事業を展開するスペシャリティ・フォーミュレーターのAOC, LLCをはじめとする企業群を傘下とするLSF11 A5 TopCo LLCの全持分を取得し子会社化した
- 連結売上収益はAOCの業績寄与などにより1兆7,742億31百万円(前期比8.3%増)となった
- AOCの連結売上収益は1,572億82百万円、連結営業利益は485億85百万円となった。2025年3月からの損益を連結業績に反映した
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米州7%北米の塗料。
この事業は自動車用塗料や汎用塗料、ファインケミカルの製造・販売を行う。米州地域で塗料・コーティング事業を展開する。
- 自動車用塗料
- 汎用塗料
- ファインケミカル
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 764億円 | — |
| 2022年12月期 | 996億円 | 81億円 |
| 2023年12月期 | 1,092億円 | 72億円 |
| 2024年12月期 | 1,228億円 | 78億円 |
| 2025年12月期 | 1,191億円 | 64億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2024年12月期の動き
- 米州の連結売上収益は1,227億2百万円(前期比12.4%増)、連結営業利益は77億78百万円(同8.8%増)となった。自動車生産台数の回復や製品値上げの浸透が寄与した
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誰に売る
客は中国の個人と建設会社、世界の自動車メーカー、日本の個人と工務店、東南アジアと豪州の個人だ。
業績5年
2025年12月期の売上収益は1.8兆円、営業利益は2,571億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は1,798億円。
2021年12月期から2025年12月期までの5期で、売上収益は78%増えた。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2025年12月期が14.5%、2024年12月期が11.4%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率14.5%は、図鑑にある「化学・素材」の会社249社の中で上から28番目。中央値は6.4%で、高い方。
売上の伸び+78%は、上から5番目。中央値は+17%で、高い方。
従業員1人あたりの売上4,611万円は、上から138番目。中央値は4,888万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、249社の中で上から7番目。中央値は480億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2025年12月期の売上収益を100円とすると、費用に86円が出ていき、営業利益として14円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当期利益:親会社の所有者に帰属が10円。
会社の大きさ
連結の従業員数は38,481人。本社は大阪市北区大淀北2-1-。決算期は12月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり4,611万円になる。
何に左右される
中国の不動産の新築と塗り替えが最大の要因で、車の生産台数が車体の塗料を決める。樹脂と顔料と溶剤の値段がコストに乗る。
海外の売上が大部分なので為替が効き、買収した会社の統合に時間がかかる。
この会社の技術
壁の汚れを落としやすくし、車体を薄い膜で守る塗料の配合の技術。
この会社を読む言葉
- 建築用塗料:建物の壁や屋根に塗る塗料
- 自動車用塗料:車体を守り色を付ける塗料
- 筆頭株主:最も多くの株を持つ株主
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 営業利益の開示が無い期は税引前利益の値。 セグメントは事業別の売上収益、2025年12月期の値。 東証33業種:化学。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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