会社図鑑
三越伊勢丹ホールディングス(3099)
三越伊勢丹は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は5,456億円。平均年収は896万円(単体・小売業270社の中で9位)。上場会社(証券コード 3099)。 英文社名は「Isetan Mitsukoshi Holdings Ltd.」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-17 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 3099
- 業種(東証33業種)
- 小売業
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都新宿区新宿五丁目16番1 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 8,670人・単体 386人
- 平均年収
- 896万円(単体・平均年齢 47.4歳・平均勤続 23.6年)小売業の270社の中で9位・業種の中央値 543万円 小売業の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 百貨店業 87.8%・クレジット・金融・友の会業 6.9%・不動産業 5.3%
- 主な製品・ブランド
- 百貨店店舗運営・文化・体験コンテンツ・高付加価値商品・クレジットカード・友の会・金融サービス・割賦販売・不動産賃貸・建装工事・テナント誘致
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 711万円 | 9,691人 |
| 2023年3月期 | 772万円 | 9,745人 |
| 2024年3月期 | 883万円 | 9,467人 |
| 2025年3月期 | 923万円 | 8,921人 |
| 2026年3月期 | 896万円 | 8,670人 |
事業の分類
分類の根拠:三越伊勢丹ホールディングス 有価証券報告書 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
百貨店で国内最大級の会社だ。新宿、銀座、日本橋の都心の店で、富裕層と訪日客に高級品を売る。外商と会員の仕組みで上位の客の売上が大きく、地方の店を閉じて都心に集中した。
株高で富裕層の消費が増えると高額品が売れる。
百貨店業88%三越と伊勢丹の百貨店。最大の柱。
この事業は伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店・三越銀座店などの百貨店を運営する。地域と連携した企画や、アートやアニメ等と組み合わせたコンテンツ、希少性の高い商品の提案を行う。
- 百貨店店舗運営
- 文化・体験コンテンツ
- 高付加価値商品
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| ㈱札幌丸井三越 | 100% |
| ㈱函館丸井今井 | 100% |
| ㈱仙台三越 | 100% |
| ㈱新潟三越伊勢丹 | 100% |
| ㈱静岡伊勢丹 | 100% |
| ㈱名古屋三越 | 100% |
ほか13社。出資は三越伊勢丹が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 3,739億円 | -63億円 |
| 2023年3月期 | 4,160億円 | 204億円 |
| 2024年3月期 | 4,483億円 | 452億円 |
| 2025年3月期 | 4,611億円 | 646億円 |
| 2026年3月期 | 4,497億円 | 655億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 百貨店業は売上高446,776百万円(前連結会計年度比2.5%減)となった
- 連結従業員数は8,670人(臨時従業員6,750人を除く)となり、うち百貨店業は6,149人だった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
クレジット・金融・友の会業7%クレジットカードと積み立て。
この事業は株式会社エムアイカードが担う。百貨店事業と連携したクレジットカードや友の会、金融サービスの提供を行う。
- クレジットカード
- 友の会
- 金融サービス
- 割賦販売
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| ㈱エムアイカード | 100% |
| ㈱エムアイ友の会 | 100% |
出資は三越伊勢丹が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 305億円 | 61億円 |
| 2023年3月期 | 308億円 | 38億円 |
| 2024年3月期 | 328億円 | 41億円 |
| 2025年3月期 | 344億円 | 57億円 |
| 2026年3月期 | 356億円 | 63億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
不動産業5%所有する建物の賃貸と開発。
この事業は新宿エリアなどで保有する不動産の賃貸を行うほか、株式会社三越伊勢丹プロパティ・デザインが建装事業を手がける。ホテル・オフィス・商業施設等からの受注を通じて内装・工事関連の売上を得る。
- 不動産賃貸
- 建装工事
- テナント誘致
- 内装・工事受注
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| ㈱三越伊勢丹プロパティ・デザイン | 100% |
| ㈱伊勢丹会館 | 100% |
| ㈱三越伊勢丹アイムファシリティーズ | 33.4% |
| 新宿サブナード㈱ | 33.3% |
| 野村不動産三越伊勢丹開発合同会社 | 50% |
| One Bangkok Tower 4 Company Limited | 25.1% |
出資は三越伊勢丹が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 181億円 | 56億円 |
| 2023年3月期 | 205億円 | 40億円 |
| 2024年3月期 | 268億円 | 30億円 |
| 2025年3月期 | 295億円 | 36億円 |
| 2026年3月期 | 272億円 | 47億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 不動産業は新宿エリア保有物件の賃料収入増加等で営業利益4,681百万円(前連結会計年度比29.5%増)となったが、売上高は22,199百万円(同8.7%減)となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は富裕層と上位の会員、訪日客、都心の個人、テナントとカードの会員だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は5,456億円、営業利益は800億円、親会社株主に帰属する当期純利益は761億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は30%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が14.7%、2025年3月期が13.7%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率14.7%は、図鑑にある「小売」の会社213社の中で上から6番目。中央値は3.1%で、高い方。
売上の伸び+30%は、上から78番目。中央値は+19%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上6,293万円は、上から131番目。中央値は7,971万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、213社の中で上から30番目。中央値は560億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に85円が出ていき、営業利益として15円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が14円。
会社の大きさ
連結の従業員数は8,670人。本社は新宿区新宿五丁目16番1。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり6,293万円になる。
何に左右される
訪日客の数が免税の売上を決め、株高が富裕層の高額品の消費を押す。地方店の閉鎖で固定費を減らした。
店の人件費が固定費として重い。
この会社の技術
会員のアプリと外商で上位の客の好みを把握し、商品と催しを一人ずつ提案する仕組み。
この会社を読む言葉
- 百貨店:高級品から食品まで幅広く売る大型の店
- 外商:富裕層を担当者が個別に回る販売
- 資産効果:株や不動産の値上がりで消費が増えること
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:小売業。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
この図を使う
この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。
