会社図鑑
クラレ(3405)
クラレは、何で稼いでいる? 2025年12月期の売上高は8,084億円。平均年収は809万円(単体・化学194社の中で43位)。上場会社(証券コード 3405)。 英文社名は「KURARAY CO.,LTD.」。
2025年12月期・有価証券報告書(2026-03-25 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 3405
- 業種(東証33業種)
- 化学
- 決算日
- 12月31日
- 本社
- 岡山県倉敷市酒津1621番地 岡山県の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 12,117人・単体 4,715人
- 平均年収
- 809万円(単体・平均年齢 42.2歳・平均勤続 17.8年)化学の194社の中で43位・業種の中央値 716万円 化学の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- ビニルアセテート 49.2%・機能材料 25.2%・イソプレン 9.8%・トレーディング 8.4%
- 主な製品・ブランド
- ポバール樹脂・ポバールフィルム・EVOH樹脂・エバールフィルム・メタクリル樹脂・樹脂加工品・活性炭・水処理膜・イソプレン系化学品・ファインケミカル
年収と従業員の推移(2021年12月期〜2025年12月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | — | 11,330人 |
| 2022年12月期 | 727万円 | 11,703人 |
| 2023年12月期 | 784万円 | 11,906人 |
| 2024年12月期 | 802万円 | 11,941人 |
| 2025年12月期 | 809万円 | 12,117人 |
事業の分類
- 事業
- ビニルアセテート事業機能性化学イソプレン事業機能性化学機能材料事業(樹脂・活性炭)機能性化学歯科材料事業医療消耗品水処理事業水処理繊維事業繊維・ゴムトレーディング事業(ポリエステル等の販売)素材卸
- 東証業種
- 化学
分類の根拠:クラレ 有価証券報告書 2025年12月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
特殊な樹脂で世界シェアの高い製品を持つ化学会社だ。車の合わせガラスの中間膜、食品の包装で酸素を通さない樹脂、人工皮革、活性炭、歯科の材料などを作る。
一つ一つの市場は大きくないが、シェアが高く利益率が高い。
ビニルアセテート49%ポバールなどの化学品と光学のフィルム。最大の柱。
ポバール樹脂・フィルムや、EVOH樹脂〈エバール〉・フィルムの製造・販売を行う事業である。
- ポバール樹脂
- ポバールフィルム
- EVOH樹脂
- エバールフィルム
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 3,047億円 | — |
| 2022年12月期 | 3,854億円 | 776億円 |
| 2023年12月期 | 4,068億円 | 863億円 |
| 2024年12月期 | 4,149億円 | 876億円 |
| 2025年12月期 | 4,045億円 | 626億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- ビニルアセテートの売上高は404,495百万円(前期比2.5%減)、営業利益は62,545百万円(同28.6%減)となった。米国工場では外部購入ユーティリティの供給停止や製造設備の不具合により製造を一時停止した
- 設備投資は106,829百万円を実施した。セグメント別ではビニルアセテート62,699百万円、機能材料27,118百万円などとなった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
イソプレン10%合成ゴムと耐熱の樹脂。
イソプレン系化学品・ファインケミカル、耐熱性ポリアミド樹脂〈ジェネスタ〉、熱可塑性エラストマー〈セプトン〉等の製造・販売を行う。Kuraray Advanced Chemicals (Thailand) Co., Ltd.がイソプレン系化学品の製造・販売を担う。
- イソプレン系化学品
- ファインケミカル
- ポリアミド樹脂
- 熱可塑性エラストマー
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 619億円 | — |
| 2022年12月期 | 656億円 | 43億円 |
| 2023年12月期 | 657億円 | -109億円 |
| 2024年12月期 | 764億円 | -95億円 |
| 2025年12月期 | 804億円 | -49億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- 連結売上高は808,447百万円(前期比2.2%減)、営業利益は58,882百万円(同30.8%減)、経常利益は51,515百万円(同36.8%減)となった。イソプレンケミカル事業関連資産等の減損損失29,626百万円を特別損失に計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は7,468百万円(同76.5%減)となった
- イソプレンの売上高は80,378百万円(前期比5.3%増)、営業損失は4,864百万円(前期は9,498百万円の損失)となった。タイ拠点の稼働が安定し、同拠点を活用した拡販を進めた
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機能材料25%活性炭と樹脂と歯科の材料。
メタクリル樹脂及び樹脂加工品、活性炭、中空糸水処理膜等の製造・販売を行う事業である。
- メタクリル樹脂
- 樹脂加工品
- 活性炭
- 水処理膜
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 1,424億円 | — |
| 2022年12月期 | 1,741億円 | 86億円 |
| 2023年12月期 | 1,898億円 | 103億円 |
| 2024年12月期 | 2,080億円 | 130億円 |
| 2025年12月期 | 2,069億円 | 108億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- 機能材料の売上高は206,939百万円(前期比0.5%減)、営業利益は10,826百万円(同16.4%減)となった。2025年7月からメタクリル酸メチル等の生産能力を縮小し、2024年12月には珪藻土・パーライト事業を譲渡した
- 設備投資は106,829百万円を実施した。セグメント別ではビニルアセテート62,699百万円、機能材料27,118百万円などとなった
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繊維7%人工皮革と衣料用の繊維。
ビニロンや人工皮革〈クラリーノ〉の製造・販売を行う。繊維資材事業と繊維関連事業からなり、産業資材からスポーツ・アウトドア衣料まで扱う。
- ビニロン
- 人工皮革
- 繊維資材
- スポーツ衣料
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| クラレトレーディング㈱ | 繊維製品、樹脂、化学品の輸出入及び販売 | 100% |
| クラレ西条㈱ | 合成繊維、樹脂の製造 | 100% |
| クラレ玉島㈱ | 合成繊維の製造 | 100% |
| クラレ岡山スピニング㈱ | 合成繊維紡績糸の製造及び加工等 | 100% |
| Kuraray America, Inc. | 繊維製品、樹脂、化学品、歯科材料の輸出入・販売及びポバール樹脂、PVB樹脂・フィルム、EVOH樹脂、熱可塑性エラストマーの製造・販売 | 100% |
| Kuraray Europe GmbH | 繊維製品、樹脂、化学品、歯科材料の輸出入・販売及びポバール樹脂、PVB樹脂・フィルムの製造・販売 | 100% |
出資はクラレが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 611億円 | — |
| 2022年12月期 | 669億円 | 67億円 |
| 2023年12月期 | 619億円 | 18億円 |
| 2024年12月期 | 627億円 | 12億円 |
| 2025年12月期 | 608億円 | 26億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- 繊維の売上高は60,749百万円(前期比3.1%減)、営業利益は2,633百万円(同118.1%増)となった。トレーディングの売上高は68,766百万円(同1.7%増)、営業利益は6,039百万円(同2.1%増)となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
トレーディング8%繊維と樹脂の販売。
クラレトレーディング㈱が、クラレ西条㈱の製造するポリエステル等グループ製品のほか、他社品や加工品の販売を担う商社機能である。
- ポリエステル
- グループ製品
- 他社品
- 加工品
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 1,440億円 | — |
| 2022年12月期 | 588億円 | 51億円 |
| 2023年12月期 | 616億円 | 52億円 |
| 2024年12月期 | 676億円 | 59億円 |
| 2025年12月期 | 688億円 | 60億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年12月期の動き
- 繊維の売上高は60,749百万円(前期比3.1%減)、営業利益は2,633百万円(同118.1%増)となった。トレーディングの売上高は68,766百万円(同1.7%増)、営業利益は6,039百万円(同2.1%増)となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は世界の自動車とガラスのメーカー、食品の包装メーカー、欧州の靴と鞄のメーカー、水処理と歯科の分野だ。海外の売上が多い。
業績5年
2025年12月期の売上高は8,084億円、営業利益は589億円、親会社株主に帰属する当期純利益は75億円。
2021年12月期から2025年12月期までの5期で、売上高は28%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2025年12月期が7.3%、2024年12月期が10.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率7.3%は、図鑑にある「化学・素材」の会社249社の中で上から108番目。中央値は6.4%で、真ん中あたり。
売上の伸び+28%は、上から47番目。中央値は+17%で、高い方。
従業員1人あたりの売上6,672万円は、上から56番目。中央値は4,888万円で、高い方。
売上の大きさは、249社の中で上から22番目。中央値は480億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2025年12月期の売上高を100円とすると、費用に93円が出ていき、営業利益として7円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が1円。
会社の大きさ
連結の従業員数は12,117人。本社は倉敷市酒津1621番地。決算期は12月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり6,672万円になる。
何に左右される
車の生産台数が中間膜の出荷を決め、食品の包装の需要は安定している。海外の売上が多いので為替が効き、酢酸などの原料の値段がコストに乗る。
米国の工場の事故と修繕が一時的な費用になった。
この会社の技術
酸素をほとんど通さない樹脂の分子の設計と、ガラスの間で衝撃を受け止める膜。
この会社を読む言葉
- 中間膜:合わせガラスの間に挟む膜。割れても飛び散らない
- ガスバリア:酸素や水を通さない性質。食品の保存に使う
- 人工皮革:繊維と樹脂で作る革のような素材
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 営業利益の開示が無い期は経常利益の値。 セグメントは事業別の売上高、2025年12月期の値。 東証33業種:化学。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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